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プロフィール |
コメント数 |
3276 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
監督別鑑賞作品数
成瀨巳喜男 69 溝口健二 34 川島雄三 41 小津安二郎 37 石井輝男 24 豊田四郎 19 石井岳龍 18 矢崎仁司 12 西川美和 8 山下敦弘 15 今泉力哉 22 フェデリコ・フェリーニ 24 ミケランジェロ・アントニオーニ 14 ピエル・パオロ・パゾリーニ 16 ルキノ・ヴィスコンティ 17 ジャン=リュック・ゴダール 36 フランソワ・トリュフォー 24 ルイ・マル 17 ジャン・ルノワール 15 ジャック・ベッケル 13 ジャン=ピエール・メルヴィル 11 ロベール・ブレッソン 12 イングマール・ベルイマン 27 アルフレッド・ヒッチコック 53 ジム・ジャームッシュ 15 ホウ・シャオシェン 19 ウォン・カーウァイ 14 ジャ・ジャンクー 9 |
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1. 天使の眼、野獣の街
《ネタバレ》 冒頭のセリフの無い緊迫したシーンと大げさなBGM。
またこのパターンか、と思った。
そして、香港を舞台にした犯罪モノ。
またこのパターンか、と思った。
こうして斜に構えて観ていたら、いつの間にか引き込まれていく。
理由は、単なる香港クライムサスペンスではなく、そこに人情劇が絡んでいたからだ。
“犬頭(サイモン・ヤム)”と“子豚(ケイト・ツイ)”の子弟関係。
これがとても人情味豊かに描かれている。
特に後半が素晴らしい。
子豚の勝手な行動が原因で、犬頭が頸動脈を刺され、瀕死の重傷を負ってしまう。
子豚を守ったが故の負傷。
それを心配して泣く子豚。
子弟関係の絆がとても良く描かれているが秀逸。
最後の悪役ボス(レオン・カーフェイ)の死に方も粋。
近年の香港映画は信じられないくらいに進化し、洗練された。
古臭いカンフー映画の時代も、それはそれで良かったが、現代の香港映画も、映像・音楽・ストーリーの点で格段に洗練され、独特の魅力を感じる。
余談だが、いくら子弟愛とはいえ、犬頭が子豚の顔や体にやたらにボディタッチする。
スキンシップで励ます。
これは立派なセクハラだ!(笑)
それはそうと、レオン・カーフェイは、マジでかっこいい!!
男の色気漂うダンディズム。
香港ならではの素晴らしくカッコイイ俳優だ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-14 23:35:45)《改行有》
2. 天使の涙
同じような方向性のカーウァイ作品として『恋する惑星』がありますが、こちらはそれに比べると少し落ちますね。
『恋する惑星』は、自身の好きな作品TOP5に入る、宝物の様な作品なので、それと比較すれば、という意味ではありますが。
本作もそれほど悪くはないんですが、キャストの演技に『恋する惑星』ほどの魅力を感じませんでした。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-13 15:14:14)《改行有》
3. てなもんやコネクション
山本政志監督らしい作品。
だけど、他の山本作品に比べると、明らかに失敗作。
ごった煮はいいけれど、支離滅裂で、ただ長いだけ。
風変りな人は相変わらず沢山出てくるが、どれも生理的に受け付けなかった・・・
釜ヶ崎の突入ロケだけが見物。
これだけは素晴らしい![DVD(邦画)] 3点(2016-08-24 02:19:52)★《更新》★《改行有》
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