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プロフィール |
コメント数 |
3929 |
性別 |
男性 |
年齢 |
53歳 |
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1. ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌
いったいこのドンパチだらけの作品の、どこが「ハード・ボイルド」なのかねえ、と思うけれど、ふむ、確かに、ややもするとエモーショナルになびきそうな流れを敢えて断ち切り、ひたすらおバカなドンパチに突き進んでいく点は、広義の「ハード・ボイルド」と言えるかも知れぬ。言える訳ないっての。でも、よくぞここまでやったね、と感心します(あるいは「なるほどそういうハメの外し方があったか」という感心かも知れないけど)。一緒に観てたウチの子供たちはア然としてたけどね。ごめんよ、また変な映画見せちゃって。修羅場に次ぐ修羅場、まさに修羅場のオンパレード。「こういう無茶苦茶な映画を作っちゃった」という恐怖を含めて、これはホラー映画ですね。[CS・衛星(字幕)] 9点(2013-01-04 22:49:21)
2. バトルクリーク・ブロー
うちの子供たちはジャッキーのファンらしい(よくわからんが)ので、本作ですらも熱心に観てます。傍で見てて、さすが、と感心するけど、何に感心しているのかは自分でもよくわからない・・・。あるいはむしろ、この映画のヌルさが、子供にとってはコワ過ぎず、ちょうどよく楽しめるのかも。でも私も別に、そんなヒドい作品とは思ってなくて(ヒドくない訳じゃないけど)、実は『燃えよドラゴン』よりもマシな映画なのでは、とも思います(あちらは神サマが出演している殿堂入りクラスの作品なので、比較自体が無意味ですが)。そして、ジャッキーが目指しているのは“新ブルース・リー”ではなくて、あくまでサイレント映画のスラップスティックであることが、この映画を見てもよくわかります。だから、子供でも楽しめる。これホント。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-02 08:28:11)(良:1票)
3. ハイリスク
コレはなかなか拾い物の一本。アクションが派手で、特にクライマックスはかなり興奮します。テロリストが爆弾をしかけたマイクロバスにはリンチェイの妻子が。救出に失敗し、妻子を失ったリンチェイ、警察をやめて、スタントマンの道へ。自分でスタントをこなすのを売りにしている(はずの)アクションスター、ジャッキー・チュンの吹替えを秘かにやっているという・・・チュンですよチュン。チェンじゃないですよ。あ、この役、ジャッキー・チェンがやってたら意味深で面白かったかもね?(ウソですゴメン)。っちゅうわけで、彼の狂言回しで笑いにも事欠きません。それでいて、アクションの方は再びテロリストとの戦いを壮絶に描き、そう、確かに基本は『ダイ・ハード』、そこに『スピード』っぽい部分も加わって、かなりサービス精神が行き届いております。強いて言えば、それら米映画をちょっと意識しすぎですかね、「香港映画だってココまでできる!」という作品よりも、「香港映画だからこそココまでできる!」という作品を期待しておりまする。7点(2003-11-22 07:21:16)
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