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【製作国 : 香港 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. プロジェクトBB 《ネタバレ》 いつものコメディアクションに加え、後半からはヒューマンドラマの要素も強くなる盛り沢山な内容。なかなかの長尺。ですが軽快なテンポとノリで、あまり長くは感じません。 ジャッキーとルイス・クーが、それぞれサンダル、フリーパスというダメ人間を演じます。そのダメ人間っぷりが結構ひどくて、前半はとても二人に肩入れできません。楽しそうなコメディアクション見せられても、二人が好きになれないので全然楽しめません。 面白くなるのは中盤くらいから。二人が赤ん坊を一生懸命世話しだすあたりから、だんだん二人を応援したくなります。 ヒロイン役のメロディやパッイン、幼馴染の警部や借金取りなど、脇を固める面子も良い味出しています。特にメロディは抑え気味な演技、演出ながら、抜群に良い存在感。この人の存在がサンダルを少しずつ正しい道へと導いていくストーリーは心地良い。容姿もすごく可愛い。性格も落ち着いていて良い。 それに対し苦手だったのは大家とその妻。結構イライラさせられましたね。ダジャレ連発な吹替えが寒いうえにうっとうしいです。 いつものドタバタコメディと、アクション、それにヒューマンドラマが意外と良いバランスでまとまっているので、エンターテイメント作品として良質です。[DVD(吹替)] 7点(2017-10-09 14:19:54)《改行有》 2. WHO AM I? 《ネタバレ》 前半、アフリカ部族とのからみ、結構な尺をとっているため、いきなり少々だれます。 しかも言葉がわからないからイライラします。 あとはいつもどおりのジャッキー映画で、良くも悪くもお決まりのエンターテイメントを約束してくれます。ジャッキーらしいアクション、コメディがいっぱいです。 今作では魅力的な女性キャラが二人出てくるんですが、一人はただ巻き込まれただけで、ラストステージの直前で離脱。もう一人の白人のおねーさんも、正体がばれてからは傍観者に徹しちゃうので、ラストはほとんど出てきません。ラストのラストでちょっとだけアクションしてくれるんですけど、本当にちょっとしかしてくれません。 なんかこの女性キャラ二人の使い方が中途半端でもったいない感じがしました。それくらい良いキャラしてたってことなんですが。 中盤のカーチェイス、車を使ったアクションシーンはなかなか独特で奇抜。ラスト直前の、二人の手練れとのタイマンアクションも、ジャッキー映画ならではで凄く良い。この二箇所が、個人的に本作の見所ポイントです。 最後がいくらなんでもの大所帯だったので減点。と、頻繁に出てくるスローモーションでの再現があまり好きではないので、そこも減点です。でも多分誰が観ても楽しめる良作ですね。 [DVD(吹替)] 6点(2015-11-19 04:14:10)《改行有》 3. 風雲 ストームライダーズ 《ネタバレ》 ジャンプのバトル系が好きな自分にとって、手軽に楽しめるエンタメ作品。 CGの質なんてそこそこで良いし、ストーリーなんて最初から気にしていません。 と思っていたら、ストーリーもちゃんとあって、CGもなかなか楽しませてくれるレベルに達していて、素直に面白いと言えるレベルに仕上がってるじゃないですか。 登場人物がとにかくいっぱい出てきますが、キャラ設定が非常にわかりやすいのが良いですね。例えば『風(フォン)』⇒足技の達人、『霜(ション)』⇒冷気の技の達人、のように、とてもわかりやすいわけです。それに技でキャラ分けしてくれるのは嬉しいですね。 もう一人の主人公『雲(ワン)』は、明(ミン)の父を殺したり(しかも不意打ち)、孔慈を結婚式から奪ったり、あろうことか妊婦に攻撃かまして千年氷を力づくで奪ったりとやりたい放題。自分の事しか考えていないアンチヒーローです。そして思わせぶりな登場をして思わせぶりなままで終わる大使様。最高ですね。 『動く漫画の世界』を見たいときにアニメを見るのだとすれば、この作品はアニメと同じ価値があるかもしれません。こーゆー映画、私にとっては心のご飯。最初のバトルは『風の父VSホンパ』だったかな?『いくぞ』って言ったあと、二人が当たり前のように空飛んだのがすごい面白かった。そっから先はみんな当たり前のように空飛びますからね。愉快な作品です。 [DVD(吹替)] 7点(2014-12-28 12:58:25)《改行有》 4. ブラック・マスク 《ネタバレ》 チョイ役のジェット・リーのアクションは、いつもながらの切れ味で、純粋にアクションだけでもかなり楽しめる本作。更には、相棒役のシェク刑事(ラウ・チンワン)も武術に精通しているのが嬉しい。 さて、ストーリーにつきましては、元最強兵士部隊の教官VS隊長+その他大勢という極めてわかりやすいストーリーなのが個人的には良かったです。そこに多少の人間ドラマが絡んではきますが、アクセントになっているかどうかもわからないくらいの付け足しなので、ドラマ性は薄いですね。むしろせっかくのスピード感やテンポの良さを損なっている可能性があるかもしれません。だから必要以上の女の子とのからみとかは要らなかったです。 その分アクション部門は完璧なくらいの品揃え。電撃、ガンアクション、爆弾、毒ガス、CD、レーザー、と、できることは全部やりましたくらいの勢いで、短時間でこれだけ畳み掛けてくれるとさすがに見応えがあるもんです。 ただ脚本及び各演出におけるデティールの粗さのせいか、ものすごく面白いかと問われると、いや~、それほどでもない・・・。かといってつまらない作品ではないですし。言ってしまえばまさにそこそこの娯楽映画という感じです。[DVD(字幕)] 6点(2014-04-25 03:53:04)《改行有》 5. ファイナル・プロジェクト 《ネタバレ》 ジャッキー映画ですから、コメディ、カンフーが備え付けてあれば文句はありません。というスタンスだったのですが、この作品は今いちでしたね。 カンフーアクションが一番堪能できる中盤のシーンが、被害者一派との誤解バトルだったのが何とも残念。悪者をジャッキーがカンフーでなぎ倒す。この爽快感を求めてジャッキー映画を見ているんです。求めているのはわりと単純な渇望なんですよ。現実世界では悪い人間、悪い組織がのさばり弱い者を虐げることも多い昨今、映画の中でスカッと正義の味方が一生懸命活躍する姿を見たいわけです。そんな時にジャッキー映画って手軽なんですよね。その手軽さが良かったのに。 別に無理して新しいことしなくても良いからさ、わかりやすいストーリーでわかりやすくピンチに陥って、わかりやすく逆転するよーな、そんなカンフーアクションのほーが好きです。 なんかでかくて強そうな二人組からはひたすら逃げまくって、戦えそうな相手だったら戦うって・・・コメディ通り越してがっかりしちゃうんですけど・・[DVD(字幕)] 5点(2014-04-19 04:01:28)(良:1票) 《改行有》 6. フィスト・オブ・レジェンド/怒りの鉄拳 《ネタバレ》 カンフーアクションは凄いの一言。それさえ見られれば、ストーリーやドラマなんて何でもいいと思ってしまうほどのカンフー。やはりジェット・リーは素晴らしいです。 多対一のアクションも良いのですが、個人的に一対一のアクションが好きでして、そういった意味ではフィストオブレジェンドは好きなシチュエーションで構成されていて良かったです。戦う相手の強さのグレードが少しずつ高くなっていくのも、格ゲーや少年漫画みたいで良いじゃないですか。これぐらいわかりやすくてシンプルなストーリーのほうが、カンフーアクションも盛り上がるってものです。 ただ、やたら耳に入ってくる変なイントネーションの日本語が気になって集中できなかったことが残念。それに加えて、中山忍さんもセリフの読み方が棒読みみたいなんですよね。 なんかその辺だけがいちいちいちいち気になっちゃいました。[DVD(字幕)] 6点(2013-12-08 22:33:07)《改行有》 7. プロジェクトA2/史上最大の標的 《ネタバレ》 ジャッキーはもう少し強くても良いのではないかなー。序盤で、「プロジェクトAを成功に導いた男、ドラゴンです。」と熱い紹介をしたぶんハードルが上がっているのに、肝心のドラゴンが正直あまりぱっとしなかったのが残念。 複数の勢力(警察、チン署長、革命軍、革命軍をつかまえようとする国の人達、海賊など)が入り乱れている分、ストーリー自体はもう少し勧善懲悪でわかりやすくしてもらったほうが良かったです。 ほかのジャッキー映画と比べ、伏線と勢力を多くしストーリーに起伏をもたせたことで、アクションの爽快感が少し犠牲になった印象です。 チンがわかりやすいクズ野郎だったことと、海賊の立ち位置はわかりやすくて良かったと思います。あと、ホーはもっと活躍させてあげて。てっきりサモハンたちの代わりにジャッキーをサポートする役割かと思いきや、家でのドタバタコメディからはほとんど出てこなくて残念です。[DVD(字幕)] 6点(2013-03-14 12:39:41)(良:1票) 《改行有》 8. プロジェクトA 《ネタバレ》 カンフーアクションだけでなく、コメディの水準がものすごく高いと思います。 1つの映画に、出し惜しみなくこれだけ沢山の笑いの要素を詰め込んでくれているのがたまらないです。(アクションだけでもすごいのに・・・) アクションでスカッとし、自転車のシーンで大笑いし、合言葉のシーンで笑いがとまらなくなりました。 楽しいシーンの連続。この映画は見所ではないところを探すほうが大変です☆ (・・・しいて言うなら、「いや、銃殺だ。」のシーンはちょっと引いたかな。)[DVD(字幕)] 8点(2012-11-16 00:38:15)(良:1票) 《改行有》 9. プロジェクト・イーグル ジャッキー映画のアクションは、たとえ序盤であっても、ひとつひとつのシーンに全力を投じて出し惜しみしない姿勢が好きです。 こちらも前半のカーチェイスからかなりのクオリティのアクションを楽しめます。 そのアクションのレベルの高さにおごることなく、ストーリや音楽、演出は軽めのコメディタッチなので、気楽に、楽しく鑑賞できるのがまた良いですね。 登場シーンではそれぞれ個性のあった女性3人組みが、ストーリーが進むに連れてだんだん個性がなくなっていったのはちょっと残念。みんな似たりよったりになっちゃいましたね。エイダとエルザはもうちょっとしっかり者キャラでいっても良かったんじゃないかな。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-18 12:05:17)(良:1票) 《改行有》 10. ファースト・ミッション 《ネタバレ》 ヒューマンドラマとしてもアクション映画としても悪くはないのですが、なぜかどちらも中途半端な印象を受けます。なんとなく消化不良気味です。特に次から次に子供たちから利用されてしまう兄シュンタクには終始イライラさせられます。 ですが好きなシーンも多いです。特に家庭教師に弟シュンヤンがきれるシーンはかなり良い。それから最後にシュンヤン達が捕まってからの8分間。最初は彼女が兄の面倒を見てあげて、そしてシュンヤンより先に仲間たちが一人、また一人と釈放されるので、順番に兄の面倒を見ていく。そして最後にシュンヤンが兄と手をつないでいる。最後のシーンだけでも良かったと思うくらい、好きなシーンです。[DVD(字幕)] 5点(2011-12-18 13:44:27)《改行有》 11. ブレードランナー 伝えたいメッセージはわかります。確かに、これでは人間とレプリカントのどちらが間違っているのかわかりません。いえ、きっと間違っているのは人間のほうなのでしょう。作り上げられたモラルやルールもすべて一部の人間を中心にしてきたものだという指摘なのかもしれません。 ですが、そのメッセージ性以前に、映画としての面白さがありません。伝えたいメッセージや表現したい思想のために映画を媒体として使うのならば、それなりの工夫は必要だと思います。「ブレードランナー」、ベテラン、腕利き・・・どこが?リアリティを追求しすぎて期待はずれもいいとこです。[DVD(字幕)] 3点(2011-11-18 02:28:09)《改行有》
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