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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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1. ラヴソング
《ネタバレ》 よくある恋愛ものかと思ったが、ありきたりではないラブストーリーが面白かった。
婚約者がいるのに香港で出会った女とセフレのような関係になる男は、純愛ものの主人公らしくはない。
そこに、綺麗ごとに収まらない人間臭さが感じられた。
婚約者にとっては、とんでもない不埒な男だろうけど。
婚約者に嫌な面が描かれていれば男への同情もできたのかもしれないが、あれでは男に同情の余地はない。
ただ、それが嫌悪感にはつながらなかったのが救い。
大陸から出てきて香港ドリームを抱いた二人の日々が貧しくも眩しい。
マギー・チャンは綺麗とは思わなかったが、表情が良い。
その演技力に魅せられる。
大晦日に初めてキスした時や、再会して別れ際に自分の気持ちが抑えきれなくなった時など、素晴らしかった。
エリック・ツァンは腹黒いヤクザ役かと思ったが、悪ぶって別れてあげようとする男気にシビレた。
その男気のせいで、逆にレイキウは別れを告げられなくなってしまったが。
シウクワンとレイキウは、惹かれあっていながらもフラフラとスレ違いの繰り返し。
じれったくてフラストレーションが募る。
それが、ラストにニューヨークの街角でバッタリ再会するなんて、どれだけ天文学的確率なんだか。
でも、そこに目をつぶってファンタジーとして楽しむのも悪くはない。
見つめ合う二人の笑顔に拍手。
外国が舞台なのに、昭和の臭いがする映画。
テレサ・テンの歌が効いているせいもあるのだろうか。[DVD(字幕)] 8点(2014-10-13 22:34:56)(良:2票) 《改行有》
2. ラスト、コーション
主人公のタン・ウェイが魅力的。
ベッドシーンもエロい。
ただの学生が貴婦人になりすますという設定に、どうしても無理を感じるが、それを補うだけの面白さはあった。[DVD(吹替)] 8点(2012-12-05 15:08:07)《改行有》
3. ラ・ラ・ランド
《ネタバレ》 ミュージカルは苦手だし、この映画も印象に残らないありきたりなラブストーリーだなと思っていたところ、最後の冬の章で5年後の二人から一気に引き寄せられた。
この結末はとてもリアルで切ない。女は案外割り切りが早そうだけど、男の方が引きずっていた感じ。
ラストの二人の微笑みが、いろんな思いを語っている。[DVD(吹替)] 7点(2017-11-30 22:15:32)《改行有》
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