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【製作国 : 香港 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  ラスト、コーション 《ネタバレ》 「ブロークバック」と骨格は似ているのかもしれない。「禁断の愛」「許されざる愛」「叶わぬ愛」を今回も描いている。日本人にとってはゲイの二人より、女スパイと狙われる男のシチュエーションの方がより共感できるような気がする。 男(イー)と女(ワン)の見事な「愛・欲情」が描かれている。二人が「欲情」に嵌まり込んで、溺れていく様が実に見事である。 男の視線から語らせてもらうが、ラストでは、イーの「純粋な愛」にワンが屈服してしまったのではないかと思う。宝石は、肉体的な愛ではない「純粋な愛」の象徴だろう。 何もかも信じられないと呟いたイーが、唯一信じることができた女性へ贈った「愛の象徴」に、ワンが最後に負けてしまったのではないか。 唯一信じることができた女が、スパイだったというのは皮肉的であり、悲劇だ。 ワンがイーの「純粋な愛」の魅力に徐々に惹かれていく様も上手く描かれている。「純粋な愛」の象徴である宝石を目にしたときに、「スパイ」としての自分よりも、「女」としての自分でいたかったのかもしれない。好きだったスパイ仲間の男性にキスをされた後に「もう遅い・・・」と呟くワンの姿が印象的だ。 自分自身すでにイーの愛情・欲情に溺れていることを自覚していることがよく分かるシーンだ。スパイの仲間の男が、もしワンに「愛」を与えていれば、間違いなく滞りなく任務を遂行しただろう。仲間を失い、自分自身が死ぬとしても、「純粋な愛」を優先させた女の生き様が見事だ。彼女は愛に生き、愛に死んだのかもしれない。 ワンが自殺をためらった理由としては、イーにけじめをつけさせるためだったのかもしれない。ワンは最後の最後の瞬間までスパイとして活動していた。やはり、イーを裏切っていたことには変わりはない。ワンが自分の信念に従って、仕事をしていたのだから、イーにも自分の信念に従い、自分の仕事を全うさせようとしたのではないか。「裏切り」に対する代償をワンの手によって、払わせたかったのかもしれない。他のスパイとは異なり、拷問をせず、綺麗な形で終わらせたのが、ワンなりの「愛」の証だったようだ。 アン・リー監督はさすがに凄いと感じさせた。この微妙な空気感を演出することができる監督はなかなかいない。激しいベッドシーンも見事である。上手く表現はできないが、男と女の聞こえない会話が聞こえてくるようだ。二人の感情がぶつかり合っている。[映画館(字幕)] 8点(2008-02-11 01:53:08)《改行有》

2.  LOVERS 《ネタバレ》 「hero」好きだから結構期待してたけど、多少だが期待ハズレだった気もする。 恋愛をテーマにしているから「hero」ほどの衝撃やスケールの大きさはやはり無理かもしれない、恋愛モノでしかも一人の女性に対して二人の男が争うという展開から、この映画は男性よりも女性受けする映画かもしれない。 恋愛モノは別に嫌いではないけど、イーモウの描くラブストーリーはかなり青臭くて、しかも気持ちの悪くなるラブシーンには抵抗がある。 はっきり言って、オープニングの「踊り」のシーンとラストの決闘シーン以外に気に入ったシーンはなかったけど、ラストシーンには男の情念が溢れていた。 好きな人の気持ちを奪われた男と好きな人の命を奪われそうになった男のまさに死闘と言っても過言ではない戦いに二人の小妹に対するそれぞれの想いが伝わるし、何よりもボロボロになった刀と肉体が物語っていた。 ラウの最期の賭けにも、あきらめきれない男の気持ちが良く伝わってくる。自分の命を賭けてもその男が本当に好きなのかどうかという無言の問いかけと小妹が出したその答え。 あの答えを出されてはもう何も争う理由なんてない。惨めで肉体的にも精神的にもずたぼろになって歩いていくラウの姿にはいい意味で男を感じる。 金城は違和感は感じたが、そこそこには頑張っていたとは思う。 冒頭のちょっと嫌みのある余裕のある男から、徐々に本気になっていく真剣な表情への変化、結婚とか言われた時の照れくさそうな表情や、小妹と交わした笑顔とかいい表情もあったけど出来れば別の役者が良かったかな。 アクションは「hero」にはその必要性や色々な想い、意味が隠れていたが、今回は逃げ回るだけのアクションなのでちょっと飽きる上にそれほど目を奪われるほどのものでもなかった。 ストーリーとしてもちょっと弱いとは思う。小妹が風のような自由できままな生き方に憧れるという流れならば自分らしく生きれない束縛された人生を金城に語って欲しかった。 お互いがお互いをかばい合い、惹かれていき、必要としていくことを描いていかなければ感情移入は出来にくい。7点(2004-08-29 23:32:10)(良:2票) 《改行有》

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