|
プロフィール |
コメント数 |
1648 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。 |
|
21. ボーダーライン(2015)
《ネタバレ》 中盤までは、意図的な演出だが状況がよく分からないまま進み、実話ベースの衝撃的な描写のいくつかが映画のテンションを保っている(が、やや退屈)。しかし終盤、それまでを更に上回るショッキングな展開と、繰り出されるデルトロの鬼気迫る演技に圧倒される。エミリー・ブラントの疲れ果てた様も中々良いが、これは完全にデルトロの映画である。近年稀に見る傑作アクション。[DVD(字幕)] 8点(2020-01-17 01:01:33)
22. ドラゴンxマッハ!
《ネタバレ》 シリアス&ハードなカンフー・アクション。そもそも幾分シリアス過ぎるシナリオはカンフーとの相性があまり良くないように思える点と、色々と業を背負った連中がワンサカ登場する本編もちょっと盛沢山過ぎる内容で、詰め込み過ぎで少し分かりにくい。展開運びもやや稚拙で、分かりにくさに拍車がかかっている。
ただ、ようやく色々繋がってくる終盤は話自体がかなり面白いのと、カンフーも質は抜群なので(鬼の様に強いマックス・チャンがビシッと決まったスーツスタイルもありメチャ格好良い)ラスト30分は素直に面白い。暇潰しには十二分な出来。[インターネット(字幕)] 6点(2019-11-23 02:24:32)《改行有》
23. ブレードランナー
《ネタバレ》 純然たるSFであり、世界観を語ることで勝負している映画である。なので、ハリソン・フォード主演の大作SFだからと単純明快で派手な(アクション)作品を期待すると肩透かしを食らうだろう。その上で、その勝負所な世界観にどうも使い古された感がある現在では(実は本作の方が「先」なのだろうが)やや既視感のある作品になってしまっている。
また、ほぼCGを使わない点も(良いことなのかも知れないが)現代に至るとイマイチ見慣れたSF感というものが無く、替りの特撮はこれも現代では非常にチャチで、全体としてもやはり、やや陳腐化してしまった映画と言えるかも知れない。ただ、混沌と荒廃を包含した悲観的近未来感と、ゆったりしたテンポから醸される文芸映画の如きハイソな趣は中々に面白い。レイチェルの無機質な美しさも作品に華を添えている。[DVD(字幕)] 6点(2019-11-17 00:22:32)《改行有》
|