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【製作国 : 香港 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  レッド・ドラゴン(1976) 《ネタバレ》 当時ブルース・リーのフォロワーとして担ぎ出されたジャッキー・チェンが主演した『ドラゴン怒りの鉄拳』のほぼ正統的な続編ですが、流石にスケールダウンは否めない粗い作りです。特に主人公のキャラクターが弱く(ブルース・リーと比べることは酷でしょうが)、当時のジャッキーの境遇よろしくブルース・リーの真似事を無理矢理させられた不運な青年といった印象にしか映えません。中盤まで一貫して腕っぷしの弱いケチな盗人として描かれているにも拘らず、日本軍の悪行を目にして「俺は精武館に入門して日本人と戦うぞ!」と声高に宣言するような勇敢な主人公に何故か変貌しているのも違和感アリアリ。物語は台湾に逃れてきた精武館メンバーの後日談を描いているので興味はそそられますが、大筋は前作と殆ど同じ。精武館メンバーが虐殺されるオチも前作を踏襲したのでしょうけど、前作にあった余韻も感慨も無い、ただ陰惨さと後味の悪さを残して唐突に“劇終”される幕切れで不愉快でした。ただ殺陣はそこそこ良く出来ているのとジャッキーが主演したブルース・リー映画の続編ということでファンならば一見の価値はあるかもしれません。 [ビデオ(字幕)] 5点(2011-06-11 16:17:01)(良:1票) 《改行有》

42.  ドラゴン酔太極拳 《ネタバレ》 ドニー・イェン銀幕デビュー作。ドニー若ッ!!!しかもまだ方針が定まっていないせいなのか、彼のキャラクターは同監督の『蛇拳』『酔拳』におけるジャッキーと殆ど同じノリです。古川登志夫氏のおちゃらけた吹き替えがしっくりくるような役柄は今の彼を知っている者から見るとかなり新鮮はないでしょうか。とまあ、そんな彼の初々しさを堪能できる作品ではありますけれど、映画のノリに合わせたようなおちゃらけたカンフーが延々と続く粗筋自体はハッキリ言って退屈で、本格的なアクションは終盤の修行シーンまでお預けというのはやや辛いものがありました。何より聾唖ゆえに殺し屋にならざるを得なかった敵役の役柄が勿体無い。息子の前では良き父の顔も見せる単純な悪人とは言い切れない役柄なのに…誘拐された彼の息子がドニーに助けられるという下りを描いているのにも拘らず、普通に彼をやっつけて彼の息子を養うことに…という展開は如何なものなのでしょうか?私はてっきりこの息子が仲裁に入って、勝負を止んでくれるようなベタなお涙頂戴を期待したんだけどなァ。それとこの時期のウーピン作品ではほぼ皆勤主演であったサイモン・ユエン・ジュニアが、本作では火達磨にされてあっさり途中退場してしまうのは何か悲しいものがありました。[インターネット(字幕)] 5点(2009-12-26 23:47:51)

43.  妖怪道士 今や世界に名を轟かせるアクション監督となったユエン・ウーピン苦労時代の作品。よほどの低予算で作られているのか、スタッフ・キャストの殆どは彼の兄弟たち。まあそんなわけでアクションに関しては安心して見れるレベルではありますが…正直彼の親族ばかりが顔をそろえる映画ってのも辛い。だって皆老け顔なんだもの…。思うに袁家班が古装功夫片で成功できなかったのは、ショウブラザースのようなビックバジェットが無かったことと、劉家班におけるリュー・チャーフィーのようなスターがいなかったところなんじゃないかなぁ。実は根底に常に武道の精髄を据えていた劉家班の作品と比べると、行き当たりばったりの展開の安易さから来るお手軽な作りはあまり楽しめるレベルではありません。火を噴く一つ目巨人のカラクリだとか魔王の手先の妖怪ガマ(人が入っているのがバレバレ)だとか様々なアイディアを出して面白くしようという努力はそれなりに垣間見れますけれど、それらが面白さに繋がっているかと思うと残念ながらそうでもないし。結局のところ、本作に見出せるのは巨匠の下積み時代としての資料的価値ぐらいでしょうかね。[ビデオ(字幕)] 5点(2009-12-26 23:47:13)

44.  ギャンブリング・ゴースト どうもサモ・ハンがゴールデン・ハーベストを離脱した後の作品はイマイチ感がぬぐいきれない。この作品もギャンブルブームに便乗してみたり、更に一人三役と頑張っている感はあるけど、全盛期の忙しく楽しい作品群を知っている者としてはどうも物足りなさを感じてしまう。御馴染みの面々も登場してくるけど、どなたも出番は比較的短めでなんだか“昔のコネで出演してあげている感”が漂っている感じ。とは云えアクションコメディとしては及第点。暇つぶし程度にはなる。[ビデオ(字幕)] 5点(2009-11-08 22:37:04)

45.  傷だらけのメロディー 《ネタバレ》 密入国者ジョイ・ウォン演じるコンサンと彼女を密入国者であると知らずに匿うユンファ演じるチンボン刑事の交流を描くアクション?ラブストーリー?はたまたバイオレンス?そんな感じの作品。中盤までは二人の交流が微笑ましく進むけど、終盤は素性のバレたコンサンがチンボンに拒絶され、更にかつて通じていた性悪男にコンサンが強姦された上に刺青をされてしまうという香港映画らしいえげつないエピソードが待ち受けている。その後チンボンが男に鉄槌を下す…というお決まりの展開にはならず、駆けつけたチンボンはあっさり負傷し戦闘不能。代わりに「私をこんな目に遭わせやがって…許さんっ!!」と言わんばかりにコンサンが拳銃片手に男を執念深く追い回した挙句、射殺してしまうという期待外れも良い展開で終幕。ユンファはやたら目立ちたがり屋でプレイボーイの軽い刑事を演じてるけど、コンサンに示す態度はやたら男らしいものばかりだったりとキャラクターの性格付けもいい加減。全体的には如何にも垢抜けないB級映画といった感じ。[ビデオ(字幕)] 5点(2009-11-03 23:55:08)

46.  サイキックSFX/魔界戦士 超能力に目覚めた選ばれし者が悪魔に戦いを挑むというのが大筋。だけど、詳細の説明そっちのけで主人公と巫女のロマンスを尺の三分の二も割いて描いているかえあ、アクションや特撮を期待すると拍子抜けする。とは云え、そのロマンス部分が香港映画にしては垢抜けていて良い感じの仕上がり、ワイヤーバカのチン・シウトンがまさかこんなおしゃれな映像とれるとは思ってもいなかった。アクション指導賞を受賞したらしいけど、アクション面に関して言えば特に際立って素晴らしいものでもなかったかな。[ビデオ(字幕)] 5点(2009-11-03 23:53:00)

47.  少林寺破戒大師伝説 戦時中を舞台に中国本土の日本軍分布図を届けるべく旅をする大師を描いたロードムービーのティストも匂わせるカンフー映画。冒頭はなかなかハードな出だしでシリアス路線かと思いきや、分布図を宝の地図と思い込んで大師を付回す二人組が登場する辺りから、いつもの香港カンフーコメディにシフト。その後はキョンシーが登場したり、禁欲の大師を誘惑する売春婦が登場してドタバタしたりと香港映画らしいごった煮ティストで話は進むけど、それらの要素が有機的に結びついているとは言いがたく、アクション面も劉兄弟の作品にしては間延びしている印象…と思ったら、どうやら長兄は不参加らしい。どうも次兄の演出は長兄に比べてワンテンポ遅れている感じがして好きになれないな。[ビデオ(字幕)] 5点(2009-11-03 23:52:18)

48.  GO・KI・GE・N 白バイ野郎ヒゲ&デブ 警察映画専門俳優ダニー・リーが香港式コメディをどのように調理したのか興味を持って観たのですが…出来栄えは到ってフツーでした。警察モノの割には派手なドンパチも無いので取り立てて褒めるところもないんですが、このテの映画が好きな人には暇つぶしにはなると思います。しかし邦題が酷過ぎる。多分『ジョン&バンチ』に引っ掛けたんだろうけど…。[DVD(字幕)] 5点(2009-11-03 23:51:27)

49.  ドラゴンファイト 中国武術団のメンバーのリンチェイが麻薬密輸組織の一員となってしまった先輩に濡れ衣を着せられたために悪を追う…というのが大本のストーリー。演出に不自然な点がやたら多くて映画自体は散漫な印象。リンチェイのファンだというシンチーが実は昔からの顔馴染みだったり、ヒロインの存在意義が希薄だったりとおかしな粗がチラホラ。特に事の発端となった先輩は武術団のメンバーとして甘んじている自分に将来の不安を感じて麻薬組織のメンバーになるんだけど、彼をそこまで駆り立てた要因が全く持って不明なので、クライマックスの悲劇的な展開も消化不良。素直にリンチェイとシンチーという今となっては貴重な顔合わせを楽しめばいいかもしれない。[ビデオ(字幕)] 5点(2006-07-19 11:35:42)

50.  サンダードラゴン 実際の主役は香港版山田邦子といった風貌のサンドラ・ンで殺された父親の復讐を誓う血気盛んな女刑事という専らコミカルな役どころが多い彼女が珍しくシリアスな演技に挑戦しているのが見所。シンチーは後半のみの登場で、流石にコミカルな演技こそ披露しないものの、コメディ演技に開花する前に売りとしていた“弟分的”な魅了を存分に発揮。全体的に陰惨な映画の明るい照明としての役割を担っています。アクションシーンに限って言えば、前半はフォンの部下役のリン・シャオロウが流麗ななクンフーアクションを披露してくれるのはまあいいとして、後半の銃撃戦をメインに据えたアクションは終始スローを多用しすぎて面白みも緊迫感も殆ど無いのが難点。[DVD(字幕)] 5点(2006-07-19 10:58:32)

51.  鬼喰う鬼 ゴミンナサイ…。 このテの映画を続けて観たのが悪かったのかもしれませんが、私にはイマイチでした。 Monochrome Setさんが言われるように霊が出たり入ったりというシーンは確かに前作よりは工夫を施していますけど、なんだか前二作と似たような感じで面白みに欠けるし、ストーリーにしてもとりたて特筆すべき所は無いように感じました。 ゴキブリゾンビとの絡みとクライマックスのクンフーアクションは面白かったですけど、私的にはやはり緊張感が作中に一貫している『鬼打鬼』がベストですかね。(『霊幻道士』を除けば)[ビデオ(字幕)] 5点(2006-02-06 14:32:14)《改行有》

52.  ドラゴン・イン 新龍門客棧 《ネタバレ》 名作武侠映画のリメイクは何故かハチャメチャなものが多い気がしますが、やはり本作も例外ではなかったですね。 主要人物の四人はオリジナルのイメージをそのまま受け継いだ感じで良かったですが、龍門宿の駆け引きの面子が善悪ハッキリするような風貌のお方ばかりで緊迫感に欠けル気がします。 せっかくラウ・シュンやローレンス・ウンという性格俳優がいるのだから、一見敵か味方か分からないようにしても良かったのでは? 何よりマギー・チャン演じる宿主の“実は反乱分子の一人”というオリジナルの設定を、せっかく仲裁的立場の盗賊に変更したのに、ただただ画面を右往左往するばかりであまり生かせていないのが残念。 彼女の使い方次第で幾らでも話に深みを持たせる事は出来ただろうし、駆け引きも中途半端なところで終わってアクションに移ってしまうので、もう少し盛り上げてもらいたかったです。 アクションの方もチン・シウトンらしく豪快なのはいいけど、気迫溢れる戦いというより舞踊みたいでイマイチ血湧き肉踊らないしなぁ…。 悪役のドニーは三人を相手取って苦戦に追いやるからには相当強いのかと思いきや、地味~な顔の料理人にあっさりやられているし、ヤウ・モーインの強い側近二人も兵にやられていつの間にか退場していたり、強さの度合いもなんかチグハグ。 厳しい事を言ってしまいましたが、オリジナルよりも傑作に成り得る可能性を持った作品なだけに残念。[ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-31 22:18:34)《改行有》

53.  ファイナル・ファイター/鉄拳英雄 《ネタバレ》 リー・リンチェイの初にして唯一の監督作品。 「戦争が終わったのは広島に原爆を落としたアメリカのおかげだ!」と言い張り、傍若無人な振る舞いを続けるアメリカ海軍兵に青年ジェットが立ち向かう!、となんだか後のワンチャイシリーズを髣髴とさせるストーリーですが…。 アメ公のやる事といったら「中国人の悪口を言う」「乱暴運転する」「中国女といちゃつく」ぐらいというみみっちさ。 それにブチ切れた、明らかに器の小さすぎるジェットがアメ公どもを叩きのめしたことで、主人公とその周辺の人物に執拗に嫌がらせをするように。 本当に「アメリカの海軍ってそんなの暇なの?」ってぐらい絡んでくる絡んでくる。 サイドストーリーとして、主人公の兄貴分とその娘のわだかまりが打ち解けるというくだりが描かれ、「なんだ、リンチェイ。意外とやるじゃん。」とホロッとしていた矢先、またもや馬鹿アメ公が絡んできてヒロインと兄貴分を転落死させてしまうという展開によって感動の余韻が全てパーに。 アメリカ人というだけの理由で殺人の罪は問われないという理不尽さに怒り狂った主人公が敵討ちをしてもモヤモヤ感が残るのは、主人公を敵討ちへと突き動かす内的衝動が”中国人としてのアイデンティティ”というよりもただひたすら”アメリカ人への憎しみ”に傾向しているからでしょうか? アクションは「流石、中国の至宝!」と唸らせてくれる出来栄えなんですけど、敵役が白人ばっかりでリンチェイのスピードに着いていけず、全体として緩慢になってしまっているので少々辛い。 けしてつまらなくはないんだけど、やっぱり演出の不自然さが目立ってしまってイマイチ感はぬぐえない残念な作品です。[DVD(字幕)] 5点(2005-12-16 17:06:13)《改行有》

54.  ツイ・ハークの 霊戦英雄伝 一時期、日本で一大ムーブメントを巻き起こしたキョンシー映画久々の新作…ということで、いやがおうにも期待が高まりましたが、残念ながらイマイチでしたね。 キョンシーを新趣向で現代に復活させようとした目の付け所は素晴らしいとは思うけれど、作りようによっては面白くなったであろうプロットやアイディアがあまり良く練られていない。 特にお札もピョンピョン飛び跳ねるキョンシーも登場しないというのは寂しい。 結果としては時代錯誤なキョンシー映画の要素がただ単にアク抜きが成されただけの中途半端なものになってしまっているように感じてしまいました。 寧ろ、この映画で一番楽しんだのは、出演者たちの顔触れかもしれない。 チェン・カンタイや『少林寺』シリーズのコワモテスキンへッド計春華(なんと主役級!)といった”あの人は今?”的な人が出ているのは涙モノで、『少林サッカー』でブルース・リーそっくりのゴールキーパーを演じたのチャン・クォックワンが主役の一人で出演しているのが妙に嬉しかったり。(但し、ブルース・リーの物真似はやりません。)[DVD(字幕)] 5点(2005-10-08 09:36:34)《改行有》

55.  拳精 フム。今にも「アイ~ン!」とか「だっふんだぁ」とか言い出しそうなおっさんの精霊と戯れてれば、それだけで拳法習得出来るのか。 製作側が意図したと思われる“ファンタスティックカンフー”という狙いは、「肝心の精霊が気持ち悪い」ということで見事に失敗に終わっておりますが、五獣拳の精霊というアイディアはなかなか秀逸ですね。 それだけに惜しいのは、根幹を成す物語がえらくシリアスタッチなところ。 ゆえに土台喜劇向きの風貌をした精霊が入り込む余地は無く、出番は必然的に少なくなってしまっております。 これが非常に勿体無い。 精霊中心にストーリーを構成したらもっと面白くなったと思う。 ということで個人的には惜しくも5点。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-20 12:57:09)《改行有》

56.  超アブない激辛刑事(デカ) カリー&ペッパー 話は軽いノリの刑事モノにありがちなパターン。 「どこが激辛やねん。」と突っ込みを入れたくなる、ベタで大甘なギャグの連続でコメディとしては「しょうもない」という評価が妥当です。 しかしどうしたことかこの映画、アクションシーンになると急にテンションが上がる。 カーアクションや銃撃戦はどれも本格的で比較的丁寧作られているし迫力満点。 特筆すべきは密輸団のボスを演じたブラッキー・コー(本作の監督・アクション指導兼)の凄まじい威圧感で、カリー&ペッパーを見つけると些かの躊躇も無しにショットガンをブッ放す様はマジで恐いです。 クライマックスの船上を舞台にしてのカリー&ペッパーVSコーの一騎打ちは“痛さ”がストレートに伝わってくる壮絶さで見ごたえあり。 しょーもない刑事コメディものだと舐めてかかると痛い目見るかもしれんです。(結局どっち?)[DVD(字幕)] 5点(2005-09-20 12:55:33)《改行有》

57.  香港魔界大戦 “元彪製作有限公司”と自分の名を冠したプロダクションを立ち上げた上に初監督にして超能力を題材に扱うとは、なかなか思い切ったことしますなぁ。 作品の質としては「まあ、初監督なんてこんなもんだろ」という監督自身の声が聞こえるかのようにそれなりに面白く作ってありますし、現・ジェット・リー婦人のおっぱいに挟まれたり、ヒロインのミッシェル・リーに牛糞踏ませたりとユン・ピョウが好き放題やっております。 ジャッキー・チェンがカメオ出演しているらしいけれど、どこに出ているのか全くわからんかった。(涙) <追記> いたいた、空港でジャッキー発見!! ずいぶん地味~に出演していたんですね。(笑) 【Monochrome Set】さん、ありがとうございます。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-13 11:56:57)《改行有》

58.  ドラゴン危機一発 《ネタバレ》 そもそも麻薬組織の諸君。お前らがバカだ。凄まじくバカだ。 チェンの不手際によって危うくバレそうになった麻薬売買の事実をそのまま黙っていれば良いものを…わざわざ工場員二人を呼び出し「アレは麻薬だ」と暴露した挙句、二人を組織に勧誘するという不条理さ。 断られるやいなや(当然だ)、手下を使い惨殺するというこの「もうちっと後の事考えんかい!」的な傍若無人さ。 結局この理不尽な殺人が引き金となり、リーの怒りが爆発し組織は壊滅の道をたどるわけだから世話無いわ。 ボロ出しすぎで犯罪組織として…いや映画の悪役として失格。てか、かなりアタマ悪い。 そして「喧嘩はするな」という母との約束を「戦うな」と取り違えるチェンもものすごーくアタマ悪い。 結局のところリーのアクションが凄い!!…という作品です。 リーに対するあらぬ誤解を受けかねることになってしまうと思うので、本作をリーのファンになろうという方に鑑賞させるのはあまりお勧めできません。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-23 03:19:42)《改行有》

59.  カンニング・モンキー/天中拳 他の拳シリーズと違って主人公が最後まで半人前のままというのがポイント。 実はこれジャッキー初のコメディ映画に当たる作品です。 今となっては空回りしてサブく感じるギャグも多々ありますが、全編に渡って何とかコメディ初挑戦の彼が笑わそうと四苦八苦している姿が目に浮かぶじゃないですか。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-11 03:01:14)《改行有》

60.  ドランクマスター 酒仙拳 この映画のビデオは『酔拳』『蛇拳』の師匠でお馴染みのユエン・シャオティエン師匠(実は実在した蘇化子という結構有名な武術家)がパッケージにでかでかと載っていて、いかにもユエン・シャオティエン主演映画のように仕立てているんですけど、実はシャオティエンは冒頭一分程度ゲスト出演するだけという「なんじゃそりゃ!」な映画。 詐欺じゃないかって? いや違うんだな。 だってパッケージには「実在の武術の達人蘇化子の若き日の姿を描いた作品」ってしっかりかいてあるんですから、これはもう勘違いしたヤツが悪いってこと。…とはいえ物語は蘇化子とその友人の范大杯が若い頃を振り返るという回想形式なので、爺さん蘇化子が登場する場面が多く用意されています。にも関わらず、シャオティエンではなく別の俳優が演じているというのはどうにかならなかったのかな。 で、本作の武術指導はユエン・チュンヤンですから、アクションシーンは結構なものに仕上がっています。 ですけど、同じシチュエーションばっかで飽きてしまうのが玉に傷。 そもそもストーリーは悪さばっかりしているしがない青年が師匠にカンフー習って悪い奴と対決する、というありきたりのパターンなので、この話の一体どこにわざわざ描くべき伝記的な事実があるのさ? もうそこからしてからっきし駄目な感じですね。[DVD(字幕)] 5点(2005-07-11 02:55:03)《改行有》

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