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プロフィール
コメント数 2286
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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【製作国 : 香港 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明  クンフーを楽しむのだ。クンフーを。  え?話がとびとびになっている?  んなこたぁない。なんとなく雰囲気でわかるはずだ。  そんなことはどうでも良いから、クンフーを楽しむのだ、クンフーを。  えぇ?登場人物たちが何したいのかよくわからない?  わかる必要なんてない!クンフーを楽しめ。クンフーを。  突然出てきた道場破りは誰だって?  んなこたぁ知らん。あいつはクンフーが出来るから良いんだよ。  クンフーを楽しめ、クンフーを。  えぇ?フーってWHO?  ええい、くだらん。  いいか、クンフーを楽しめ、クンフーを。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-23 04:19:52)(笑:1票) 《改行有》

42.  プロジェクト・イーグル  ジャッキー映画のアクションは、たとえ序盤であっても、ひとつひとつのシーンに全力を投じて出し惜しみしない姿勢が好きです。  こちらも前半のカーチェイスからかなりのクオリティのアクションを楽しめます。  そのアクションのレベルの高さにおごることなく、ストーリや音楽、演出は軽めのコメディタッチなので、気楽に、楽しく鑑賞できるのがまた良いですね。  登場シーンではそれぞれ個性のあった女性3人組みが、ストーリーが進むに連れてだんだん個性がなくなっていったのはちょっと残念。みんな似たりよったりになっちゃいましたね。エイダとエルザはもうちょっとしっかり者キャラでいっても良かったんじゃないかな。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-18 12:05:17)(良:1票) 《改行有》

43.  サイクロンZ  全編を通してスピード感のあるアクションが最高に心地よいです。  ジャッキーの恋人役のメイ(ポーリン・ヤン)がとてもかわいいです。  ジャッキーの恋人役って「メイ」って名前が多いですね。  コメディ要素も十分に盛り込まれていますが、一番笑ったのは裁判です。  裁判官が愛について語りだします。  「法律で愛を裁くことはできない。愛に判決を下せるのは君だけだ。君が裁判官だ。」  裁判官、何言ってんのー[DVD(字幕)] 7点(2012-04-25 11:36:27)《改行有》

44.  セブンス・カース 《ネタバレ》  面白い!全然期待していなかったので良かったです。  序盤からアクション、スプラッタ、出し惜しみなしでがんがん攻めてくるので最高です。  見所はたくさんあるのですが、あえてひとつ挙げるとするなら、終盤の「小鬼」VS「ラスボス」ですね。クリーチャーどうしの対決って好きなんですよねー。  ラスボスは最初「ミイラ」なのに、変身するとがらった変わってほとんど「エイリアン」。ホラーっぽくなくなります。  唐突に「お前誰だよ」的な登場人物や敵キャラが出てくるのはB級ならではですね。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-11 13:01:21)《改行有》

45.  マジック・クリスタル 《ネタバレ》  ストーリーはともかく、アクションが爽快で気持ち良いです。欲を言うなら、皆が同じくらいの強さであまりキャラがたっていなかったので、もう少しキャラ付けしてほしかったとは思います。パンだけはどうでも良いくらい役立たずでしたけど。何故アンディがパンを連れてまわるのかも謎です(笑)  若干、ヒスイ君の歩行の仕方と食事が気持ち悪かった。[DVD(字幕)] 7点(2012-01-12 01:42:25)《改行有》

46.  恋するシェフの最強レシピ 《ネタバレ》  いや、まあ嫌いではないんです、こーゆーテイストのラブコメ。ラブコメは王道が一番と思っている私とは相性が良いはずなんです。  例えば、お互いの素性を知らないまま、料理で会話をしているところなんか最高に楽しい。  女性シェフのほうが、料理を出している相手の正体に先に気づきます。それから自分の正体を必死に隠そうとしている様子がなんともかわいくて面白くて好き。  ただそこから先、しだいに王道から外れていっている気がするのです。  特に突然ふたりでラリッちゃう展開が意味わからない。  更に、突然家に来なくなる社長。唐突に出てくるライバル女シェフ。突然クビにされるキッチンスタッフ。  なんだかこの辺から話の展開が急に速くなるうえに雑になって、気持ちがついていきません。  前半~中盤のノリでいってくれたら最高に良かったのに…  一番不可解なのは、自分を含めてキッチンの従業員をとつぜん全員解雇するような男をよく好きになれるもんだと。  そこがまったく共感できなかったので、終盤はずっと醒めた目で見ていました。  クビにされた従業員たちほったらかしでかわいそうじゃないですか?  お互い近づかないようにするためのアイテムだったはずが、最後はお互いを見つけるためのアイテムに…  こーゆーアイテムの使い方、伏線の張り方はすきなんですけどね~[DVD(字幕)] 6点(2022-12-14 04:10:15)《改行有》

47.  ドリーム・ホーム 《ネタバレ》  あるマンションで起きた連続殺人事件。まさかの動機に唖然とする戦慄のサスペンス。  物件の価値を落とすためだけにあれだけの事件を起こしちゃうとはぶっ飛んでいます。  主人公の女はなぜあれほどまでにあのマンションの海が見える部屋に固執したのでしょう。過去のエピソードにその答えがあるのでしょうか。  幼い頃に祖父に言われたから?  母を新しいマンションに住まわせてあげたかったから?  どれも決定打と言うには弱い気がします。  それに家族は弟以外全員他界。ある意味自由になれた今、もはやあのマンションに固執する理由はあまりないような気もしますが・・・。いや、理由なんてもはや無いのかもしれない。それが人生の目的になってしまっている感じです。  ストーリーだけを見てみれば普通のサスペンススリラー。ですが過激なグロ描写がこの映画を普通のサスペンスとは一線を画すものにしています。  これだけの犠牲者を出し、自身も大怪我をし、やっとマンションの価値を下げることに成功。  その翌年、サブプライムローンの不良債権化問題で勝手に下落する住宅価格。  恐ろしいほどに皮肉の効いたストーリーですが、むやみに時系列がいったりきたりするのと、悪趣味の粋を超えるスプラッタに多少辟易したので、やや減点。[DVD(字幕)] 6点(2021-03-29 14:24:15)《改行有》

48.  レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳 《ネタバレ》  ドニー・イェンのキレッキレのカンフーアクションが見られるのが良い。  マスクをつけて正体を隠すっていう一昔前のセンスが好き。こーゆーのを相変わらずかっこいいと思ってしまいます。  オープニングから圧倒的な強さを見せるドニー。もはやある種ヒーロー映画を見ているような高揚感があります。  ただ、そんなテイストを戒めるかのごとく、ストーリーは暗い。  戦友、盟友、同胞、ヒロイン、みーんな殺されます。妹はレイプされます。  日本軍は徹底的に悪役であり侵略者。中国は正義。そして中国は日本軍に敗け、どんどん侵略されるのでした。  もちろん私は日本人ですが、ここまではっきり日本人を極悪人に描かれるともはや清々しささえ感じます。それはもうドニーたちの応援をするわけです。  ですので、ドニーと刑事以外はみーんな不幸になっちゃうわけで、たとえ敵を殲滅しても、ハッピーエンドは望むべくもなく。アクション映画特有のカタルシスも弱ければ、ハッピーエンドで感じられる多幸感とは無縁の作品なのです。[DVD(吹替)] 6点(2021-02-18 05:55:11)《改行有》

49.  孫文の義士団 《ネタバレ》  ちょっと長いです。  かの有名な辛亥革命の前日譚。革命の指導者孫文来航。その目的は革命の打ち合わせ。清朝は孫文抹殺のため、暗殺部隊を送り込む。革命家達は孫文を守るため、影武者をたてる。ざっと言うとそんなストーリー。  未来の中国のため。父の無念を晴らすため。別れた妻と娘の生活を守るため。恩義を感じる者。ただ頼まれただけの者。それぞれの個人的な目的がちょっとリアル。  ただそこをリアルに描こうとしすぎて、前半が長く、重い雰囲気になってしまいました。  写真館の娘と婚約した青年をはじめとして、誰も彼も死亡フラグたちまくり。実際、そのほとんどが帰らぬ人となってしまう。  アクションは文句なしに素晴らしかったです。それぞれが抱える人間ドラマが、アクションの緊張感をより一層高めます。孫文が来てからのラスト40分の攻防は、手に汗握ります。有能で善良な人間が次々と命を散らしていきます。一般的なカンフーエンターテイメントとは、やっぱ違います。歴史ものや戦争ものは、内容が重くてちょっと苦手です。[DVD(字幕)] 6点(2020-05-21 00:21:11)《改行有》

50.  SPIRIT スピリット(2006) 《ネタバレ》  キレのあるカンフーアクションで始まるオープニング。爽やかな出だしのストーリー。痛快なカンフー活劇?いやいや。前半は重く暗い内容でした。カンフー映画を見るときは、どうしても勧善懲悪、爽快な活劇を期待してしまいます。実話だから仕方ありませんが、そんな期待とはかけ離れている内容なので、前半は見ていて気持ちの良いものではありませんでした。確かに主人公の考え振る舞いは良くない部分もありますが、どれも1対1の正当な決闘。それに対し、母親と娘を殺すのはいくらなんでも非道すぎると思い、とても均等な罰には思えませんでした。  まあ前半はともかく、中盤以降、辿りついた先での村人との交流パートは良いドラマだったと思います。傲慢だった主人公が悲劇・破滅を経て放浪した末に辿りついた村。村人との交流を通して再生する物語。ありきたりだけど好き。  『イップマン』シリーズを見ていると、後半はなんだか既視感満載のプロット。中国人の誇りを取り戻すため外国人と戦う決意をする主人公。そしてオープニングへとつながっていき、クライマックス。よく見るケースですが、この展開は見慣れていてもアツくなります。惜しむらくは、四戦のうち三戦をオープニングで見せてしまったため、ラストで見せるアクションが一戦しか残っていないことです。しかもその一戦は毒を盛られちゃうので、純粋なバトルで終わりません。オープニングで見せるバトルを一戦くらいにして、残り三戦をラストにもってきてくれたら、観終わった後の感想もまた違ったものになりそうです。[DVD(吹替)] 6点(2019-03-27 14:16:43)《改行有》

51.  エグザイル/絆 《ネタバレ》  ちょっと説明不足気味の作品。説明しすぎってのも確かに良くないんですけど、説明が全然足りないってのも困ったものです。  『5人は若い頃からの親友』『ウーがボスに何らかの理由で命を狙われている』の2つは、ストーリーの背景として教えといてもらわないと。突然3人が撃ち合って、その後5人で仲良く食事して。『ああ、5人は仲良しだったんだ』って背景は感じ取れるものの、それ以上の感情が湧きません。  どうやら組織を裏切ったらしいウー。粛清か友情か。その狭間でゆれるかつての仲間であり友人たち。それがどうもこの映画の肝らしいですが、それに気付き、そして共感を覚えるのに、結構時間がかかっちゃいます。だから思い入れも中途半端なまま、ウーが殺され4人はあてもなく逃亡。そこから復讐するわけでもなく金塊狙って逃亡資金稼ぎ。確かに5人の絆みたいなものは感じられますが、信念みたいなものは感じられず。だからストーリーが中途半端に感じるし、アクションに至るまでの動機付けも中途半端に感じるし、それがラストのカタルシスにつながらない一番の原因かもしれません。  5人の戦闘力が高いため、アクションは及第点。ウーが殺されるシーンなどは残酷でなかなかショッキング。よって演出面は悪くありません。4人で夢を語り合っていた夜のシーンがあるから、ラストの哀愁が本来であればグッとくるはずだったのに、なんだか惜しい作品です。  ついでに言うと、射撃の上手い警察官や、お金を盗っちゃう商売女にウーの嫁さんとその子供。この辺りの使い方もえらく中途半端だと感じます。[DVD(字幕)] 6点(2019-03-11 04:18:28)(良:1票) 《改行有》

52.  SPL/狼よ静かに死ね 《ネタバレ》  雰囲気はシリアスで重厚な感じなんですよねー。でも雰囲気だけな感じがします。内容は陰惨なわりに、薄っぺらくないかな。  そして序盤のストーリー展開が雑。証人夫妻の暗殺もそう。潜入操作の若い刑事の殉職もそう。こーゆーシリアス調でいくのであれば、もう少し丁寧に作ってほしいものです。  だから、チャンが『証人夫妻が殺されてしまったことに対する罪悪感』をどれくらい感じているのかが全然伝わってきません。証人夫妻の娘を養子に迎える描写くらい入れてくれれば、もっと感情移入できたかもしれません。これじゃあ可哀想な遺児を育てているだけの、ただのボランティアだよ。  潜入捜査の彼だって、無理矢理潜入させた挙句、『絶対守ってやる』とか言っといて、むざむざ殺されています。せめて、なぜ潜入捜査がばれちゃったのか、その経緯くらい見せてくれても良さそうなもの。  なんだか、全体通して、じっくり見せるところと、はしょるところの取捨選択が間違っているような気がします。  とまあ、素人ながら偉そうなことを述べさせてもらいましたが、確かにカンフーアクションは凄い。中盤以降、特に潜入捜査の彼が殺されちゃった辺りからは、ストーリー面白くなります。だから悪くはない。つまらなくもない。  ただ期待していたような映画ではなかったというだけです。  ラストもよく言えば余韻がある終わり方なんでしょうが、女の子可哀想すぎて、すっきりしないです。[DVD(吹替)] 6点(2018-05-18 03:20:34)《改行有》

53.  超酔拳 《ネタバレ》  タイトルは『猿拳』ですよね?  猿拳の達人であり人格者のワン・ビル。運送業。密輸をしている局長と弟の謀略にあい、瀕死の重傷を負って身を隠す。  一方『猿拳の指南書』作成を目指す若者2人。この若者二人とワンビル&娘が出会い、修行をし、局長と弟を倒すという、カンフー映画ではあるあるストーリー。昨今の映画では珍しいくらいのわかりやすいストーリーのため、純粋にカンフーアクションを楽しめる良さがあります。また、局長と弟は徹底的に悪い人間なので、ラストのバトルは否が応にも盛り上がります。  ただ、カンフー映画で必須の『復讐的カタルシス』に関しては、いかんせん弱い。それは、仲間の警察官の犠牲はあったものの、それ以外の犠牲はないからでしょう。  また、コメディパートのセンスの無さが痛い。特に前半。若者二人がワンビルに出会うまでのエピソードは長くて面白くなくて、たるい。しかもやる気がないのか、シーンとシーンがぶつ切りで、映画として非常に雑。まあ、香港映画ってそんな感じのが多いのですが。  こーやってみると、ジャッキー映画の笑いのセンスというのが、いかに秀でていたかがよくわかります。  『酔えば更に強くなる』という特性については、言葉での説明ばかりで、アクションではいまいちその強さが伝わりきれない印象です。酔う前とどう違うのか、よくわかりません。  とは言え、アクションそのものが悪いわけではなく、娯楽作品として水準以上のものであるのは間違いありません。ハッピーエンドのラストも明るくて良いですね。[DVD(吹替)] 6点(2017-07-10 14:40:22)《改行有》

54.  LOVERS 《ネタバレ》  はじめの1時間くらいが、ひたすら朝廷の追っ手との追いかけっこで、だるいです。  アクションは悪くないと思うのですが、演劇を見ているようで、映画を見ているという感じがあまりしません。つまり、ぱっとしない。  中盤以降が盛り上がります。  『実は・・・!』『実は・・・!!』のオンパレード。いったいいくつの真相があんねん、っていうくらい新事実が次々と発覚していきます。このストーリー展開が個人的にちょっと面白い。  それにしても、冒頭の切り出し方と、本編に多少の差がある気がするんですが、どうなんでしょ。  『唐の時代の朝廷。求心力が落ち、それに対する反抗勢力が各地で乱立。中でも一際勢力が強く民衆の支持も厚い【飛刀門】』  なんてスタートをするから、壮大な歴史スペクタクルを想像しちゃいました。  蓋を開けてみれば、3人の男女の愛憎劇に終始していて、全然世界が広がっていきません。  そこが期待はずれというか、拍子抜けした部分ですね。  『タイトルをちゃんと見なさい』と言われれば、何も反論できないんですけど・・・。  だとしても、こんな脚本でバッドエンドは嫌ですね。切ない気持ちより、不愉快な気持ちのほうが後に残るだけです。  『アンディ・ラウや飛刀門や朝廷軍が最後の殺し合いをして、お互いに次々と倒れていく中、主人公の二人だけ手をとりあって新天地を目指す』  それくらい明るいハッピーエンドにしてほしかった。  薄い脚本には、その薄さに相応しい軽いノリのハッピーエンドのほうが良いと思うんですけどね。   [DVD(吹替)] 6点(2017-01-10 13:29:10)(良:1票) 《改行有》

55.  ターンレフト ターンライト 《ネタバレ》  すれ違ってすれ違ってすれ違って・・・最後にようやく出会うお話。  その出会い方も、さんざんすれ違っておきながら最後は大地震で部屋の壁が崩れて出会うというミラクル。もはやコント。感動というより吹き出してしまいました。  この作品は様々なすれ違いを演出しているのが面白いですね。  『二人は隣に住んでいるのにお互い気付いていない』とか。  『肺炎で二人並んで担架で運ばれているのに気づいていない』とか。  〝赤ちゃん〟と〝犬〟の使いかたは斬新で良い。映画を面白くするために、細部まで演出やストーリーに気を配っているのがよくわかります。  それに主人公二人の周囲の人間は簡単に出会って、次々と恋が成就するんですよね。なのに二人は全然出会うことさえできない。この対比構造がわかりやすくて面白いです。  主人公二人はあまりにも優等生。すれ違いオンリーのストーリーは多少の飽きもくる。  よって発想は面白いのですが、思いのほかストーリーの起伏は少ないかもしれません。  定食屋の娘と、あほ丸出しの医者が良い味出しています。  ただこの二人の存在がコメディ色を強くし、主人公二人のピエロ感を強め、切なさを奪ってしまったのも事実でしょう。  よって、総評。『まあまあ面白い作品』。以上です。[DVD(吹替)] 6点(2016-11-05 15:32:28)《改行有》

56.  東京攻略 《ネタバレ》  中村トオル、阿部寛、遠藤久美子、柴崎コウ、小沢真珠の名前にひかれて鑑賞。  でも香港映画でした。メインはトニー・レオン、イーキン・チェン、ケリー・チャンの3人ですね。日本人キャストなんて脇も良いとこ、というよりただのお手伝いみたいなものでした。  アジア系の作品は吹き替えで見ることが多いのでついこの作品も吹き替えで観ましたが、全員日本語でわけがわからなくなるので、吹き替えは要注意。この作品は吹き替え版作っちゃだめでしょう。とゆーことで、最初から字幕で再鑑賞。  本作はトニー・レオン、イーキン・チェンのカンフーアクションがメイン。それに、ケリー・チャンを中心として謎めいたストーリー展開が見所です。ところが、二人のジャッキーばりのカンフーは多彩で見所があるのに、スローモーションがやたらと多用されるために、スピード感とテンポを犠牲にする結果に。これは残念。  また、こーゆー作品であればストーリーはシンプルでも良いのに、『実はこの人は○○・・・!』みたいな意外と凝ったストーリー。更には『おお!こんなところでエンクミ!おお!小沢真珠!おお!柴崎コウ!超チョイ役やん!』と次々出てくる顔なじみのキャストにいちいち驚いてしまうので、あんまりストーリーが頭に入ってきません。  カンフーアクション、ストーリー、キャスト、それぞれ良かったのに、それがうまく結びつかないままごった煮の状態でエンディングを迎えてしまった印象です。  それにしても一部の日本人キャストまでカタコトの日本語に聞こえるのはいったい・・・。特にエンクミ。『お前は日本人だろ』と思わずツッコミます。[DVD(字幕)] 6点(2015-12-07 02:16:59)《改行有》

57.  WHO AM I? 《ネタバレ》  前半、アフリカ部族とのからみ、結構な尺をとっているため、いきなり少々だれます。  しかも言葉がわからないからイライラします。  あとはいつもどおりのジャッキー映画で、良くも悪くもお決まりのエンターテイメントを約束してくれます。ジャッキーらしいアクション、コメディがいっぱいです。  今作では魅力的な女性キャラが二人出てくるんですが、一人はただ巻き込まれただけで、ラストステージの直前で離脱。もう一人の白人のおねーさんも、正体がばれてからは傍観者に徹しちゃうので、ラストはほとんど出てきません。ラストのラストでちょっとだけアクションしてくれるんですけど、本当にちょっとしかしてくれません。  なんかこの女性キャラ二人の使い方が中途半端でもったいない感じがしました。それくらい良いキャラしてたってことなんですが。  中盤のカーチェイス、車を使ったアクションシーンはなかなか独特で奇抜。ラスト直前の、二人の手練れとのタイマンアクションも、ジャッキー映画ならではで凄く良い。この二箇所が、個人的に本作の見所ポイントです。  最後がいくらなんでもの大所帯だったので減点。と、頻繁に出てくるスローモーションでの再現があまり好きではないので、そこも減点です。でも多分誰が観ても楽しめる良作ですね。  [DVD(吹替)] 6点(2015-11-19 04:14:10)《改行有》

58.  ブラック・マスク 《ネタバレ》  チョイ役のジェット・リーのアクションは、いつもながらの切れ味で、純粋にアクションだけでもかなり楽しめる本作。更には、相棒役のシェク刑事(ラウ・チンワン)も武術に精通しているのが嬉しい。  さて、ストーリーにつきましては、元最強兵士部隊の教官VS隊長+その他大勢という極めてわかりやすいストーリーなのが個人的には良かったです。そこに多少の人間ドラマが絡んではきますが、アクセントになっているかどうかもわからないくらいの付け足しなので、ドラマ性は薄いですね。むしろせっかくのスピード感やテンポの良さを損なっている可能性があるかもしれません。だから必要以上の女の子とのからみとかは要らなかったです。  その分アクション部門は完璧なくらいの品揃え。電撃、ガンアクション、爆弾、毒ガス、CD、レーザー、と、できることは全部やりましたくらいの勢いで、短時間でこれだけ畳み掛けてくれるとさすがに見応えがあるもんです。  ただ脚本及び各演出におけるデティールの粗さのせいか、ものすごく面白いかと問われると、いや~、それほどでもない・・・。かといってつまらない作品ではないですし。言ってしまえばまさにそこそこの娯楽映画という感じです。[DVD(字幕)] 6点(2014-04-25 03:53:04)《改行有》

59.  上海グランド 《ネタバレ》  香港映画はディテールが粗く、テンポも速い作品が多いので途中で状況把握がしづらいものがありますが、今作もそのタイプでございました。一つ一つの状況や人物を把握しきれないまま、ストーリーが加速するうえ、現在と過去が行ったりきたりするのでやや大変です。  その一方で、物語はサクセスストーリーに友情、恋、サスペンス、悲劇をブレンドしているため、大変見応えがあります。前半のディン・リク(アンディ・ラウ)とファン・ティンティン(ニン・チン)のお気楽モードは、終盤のシリアスなドラマとのコントラストが効いていて、ストーリー構成は満点に近いかもしれません。  ラストは主役級の3名がそれぞれ悲劇に近い形で幕を閉じてしまいます。ですが、おそらくこの作品のメインテーマであるリクとホイ・マンキョン(レスリー・チャン)の友情という絆を最後に確認することができて本当に良かったです。3人の中ではリクが一番可哀想かもしれないですね。 [DVD(字幕)] 6点(2014-04-23 00:53:42)《改行有》

60.  裏街の聖者 《ネタバレ》  トニーレオン演じるラウは、いい加減そうな雰囲気を漂わせながら、実は凄腕の医者であり、尚且つ人格者というスーパーマン。劇中同時進行で継続する様々な人間ドラマと医療ドラマを、スーパードクターラウがさりげなく解決していくという、所謂ヒーローものに近いジャンルだと思われます。  医者志望の金持ち少女(このヒトめっちゃ可愛いです。)や、研修医の若者といった次々出てくるラウのファン達が、より一層物語を盛り上げてくれますしね。  更にはラウの学生時代の教授の研究をめぐるちょっとしたサスペンスや、ちょっと腹黒い感じのするライバルの存在、余命いくばくもない女の子とのエピソードなど、コメディ調の作風の中に、絶妙なバランスでシリアスなストーリーが放り込まれているのが素晴らしい。  ただ、一つ一つのエピソードは悪くないのに、さすがに90分くらいの映画にここまで盛り込みまくると、一つの作品としてはやや散漫な印象になってしまいましたね。もうラウがあきれるくらいのスーパーマンでまったく動じない人物なので清々しいことこの上ないのですが、欲張りすぎたエピソードの数々が、一つの作品としての統一感を失わせてしまった感がもったいないです。それでもやはり、気軽に見れる娯楽作品としては、及第点ではないでしょうか。[DVD(吹替)] 6点(2014-04-01 02:35:17)《改行有》

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