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1. ブルース・リー/死亡遊戯
「各階に潜む強敵を倒しながら恐怖の塔を上っていく」って黄金パターンは,少年ジャンプなんかでおなじみですが,オリジナルはこの映画ですよね? 「ドラゴンボール」も,「リングにかけろ」も,「ブラックエンジェルズ」も,みんな使ってました.映画自体は,主演俳優が途中ですり替わるわ,つぎはぎだらけの話で支離滅裂だわで最低最悪ですが,後世の格闘創作モノに大きすぎるほどの影響を及ぼしたクライマックの15分間,そのたった15分間がこの駄作を名作に昇華させました.こんな映画は他に観たこと有りません.ブルース・リーというカリスマの突然の死が生み出した奇跡の映画だと思います.8点(2003-12-29 23:40:13)
2. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱
こういう映画には,特撮技術は使わない方が良いと思うんですよ.役者の武芸を楽しむ映画なんだから,特撮技術を使っちゃうと,どこまでが役者の本物の技か分からなくなってしまいます.特撮技術を使うべきは,いまNHKでやってる「武蔵」みたいなドラマでしょう.ああいう場合には,役者が武術の素人なんだから,ヘボい殺陣を特撮技術でカバーしてあげないと,剣豪の迫力を表現できなくなります.馬鹿とハサミと特撮技術は使いようです.6点(2003-09-06 23:38:47)
3. 男たちの挽歌
絶賛しているコメントが多いようですが,私は,この映画,全然ダメでした.「男の友情を描いた傑作」とか激賞されてたから期待して観たら,「西部警察」みたいな大味なドタバタ劇が展開されていて唖然としました.私は男ですが,こんな安っぽいドタバタ劇で「男の友情」云々を語られると極めて不愉快です.お金がかかっているであろう銃撃戦にだけ,1点献上します.1点(2003-08-24 23:37:25)
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