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【製作国 : 香港 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. LOVERS 《ネタバレ》 映画とは”画”を”映す”と書き「映画」と読む。 まさに絵画のよう、一つ一つの場面が息を呑むほど美しい。 一年のたそがれ、秋。 大空の下、草原で抱き合う二人の場面のなんと美しいことか。 風も、雲も、草木も、花も、すべてが二人のためだけに存在するよう。 降り積もる雪は愛を冷ますどころか、むしろその熱さと紅さを際立たせるだけ。 黄金色の大陸を舞台に繰り広げられる複雑な物語、しかしその本質は意外にも真っ直ぐなラブストーリー。 刀を投げつけ敵を討ち、命を投げ捨て愛に散る。 数多の危機も華麗な剣さばきで切り抜ける剣士たち、だが恋の’しがらみ’だけはどんな剣でも断ち切れぬのだ。7点(2004-08-28 16:53:23)《改行有》 2. フル・ブラッド 香港映画のヤミ鍋。ゲームボーイを入れたのは誰だ?7点(2004-04-14 20:51:53) 3. ソルジャー・ドッグス ジョン・ウーの真の意味での原点と言える作品。とにかく人肉ステーキが頭にこびりついて、他はあんま覚えていない。5点(2004-03-23 14:53:23) 4. ツインズ・エフェクト 『インファナル・アフェア』を観た時は香港映画もスタイリッシュになったもんだと思ったりしたが、本作はザ・ホンコンな感じのあか抜けなさ。それはダサ×2のタイトルロール、エンディングテーマからも明らかで、織り交ぜられるサブ×2のギャグには思いっきりヒいてしまう。久々に心からつまらねぇと言える映画である。大してやりたくないのになんとなくやっていた、中学生の頃のマスターベーションみたいにグダグダだ。香港のトップアイドルだというTwinsは可愛いのか可愛くないのか微妙だし、アクションは速くても新鮮味は無い。友達の家のホームビデオを見せられている様などうでもよさ。4000円で買ったDVDが1500円で売られていたときの損した感。友情出演のジャッキー・チェンが出ていたシーンが一番楽しい、というのはいくらアイドル映画だとしても退屈すぎる。2点(2004-03-05 22:17:37)(笑:1票) 5. 春の日は過ぎゆく 春の日は過ぎゆく。だけど、春が好き。3点(2004-01-20 21:42:39) 6. スウォーズマン/女神伝説の章 香港のロード・オブ・ザ・リング7点(2003-12-11 22:37:09) 7. マスター・オブ・リアル・カンフー/大地無限 リー・リンチェイの武侠映画といえば「ワン・チャイ」シリーズだが、本作も捨てがたい。香港のアクション映画というとストーリーが破天荒なものが多い印象を受けてしまうのだが、この映画はまず物語がしっかりしていて面白い。そして、アクションは毎度の事ながら流石。ウォン・フェイフォンの髪型が苦手だというリンチェイファンの方はこちらを7点(2003-12-08 17:03:03) 8. 愛と復讐の挽歌 香港の「ゴッドファーザー」といった感じ。チョウ・ユンファの風格がこの映画の肝。6点(2003-11-08 16:51:21) 9. ザ・ミッション 非情の掟 それまでの香港ノワールに多く見られた銃撃戦や爆発の激しさは影を潜め、それよりも静けさ、水の反射の青いゆらめき、銃撃の間の沈黙が映画を満たしている。最初はチンピラの集まりにしか見えなかった男たちがどんどんカッコ良くなっていく87分。銃撃戦評論家のロンメル元帥さんが絶賛してるってことからも凄さが分かるってもんで。8点(2003-10-31 16:18:52) 10. フィスト・オブ・レジェンド/怒りの鉄拳 角刈りキーック6点(2003-10-17 20:59:00) 11. 少林寺 ハッ、ハッ、ハッハッって家で練習した。7点(2003-10-17 20:56:26) 12. ゴッド・ギャンブラー チョウ・ユンファの風格。まさにゴッド・ギャンブラー6点(2003-10-14 21:23:58) 13. 誰かがあなたを愛してる やはりチョウ・ユンファが走るシーンでしょう。思い出すとジーンときます8点(2003-10-14 21:23:02)(良:1票) 14. ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌 ジョン・ウー監督、最後の香港映画。アクション映画としては「狼」で到達点を迎えているため、真新しさは薄い。しかし冒頭の”階段手すり滑り降りアクション”や敵の殺し屋のダンディズムなど、タイトル通りハードボイルドな世界を存分に魅せてくれる。サックスの音がまた切ねぇんだよ。8点(2003-10-14 21:17:00) 15. 狼たちの絆 面白い映画だけど、フランスの洒落た雰囲気が香港映画の空気に合わないような気がする。ただ元気なチョウ・ユンファが見れて、とてつもないカーチェイスが見れて、お正月映画的な娯楽映画。車イスのダンスは素敵だぜ。7点(2003-10-14 21:14:59) 16. ワイルド・ブリット どんな映画にも緩急というものがある。静の場面、動の場面、その連続により我々を映画に魅入らせてくれるもの。だがこの映画はどうだ?オープニングのダンスシーンからエンドロールまで、131分間の劇中全てが異常なまでのハイテンションで、エンジン全開。全球150キロのストレートVS一か八かのフルスイングだ。休む暇のない展開は猛烈に体力を消耗させるが、濃密なドラマは時間を忘れさせる。友情、戦争、闘争、思想、銃撃、恋。至極のカオスの中で極限まで際立つ友情と本性。激動の時代をハイスピードで通過、流れ時間、流れる血、流れる音楽の切なさは涙を誘う。俳優たちの鬼気迫る演技が手伝い、すべてのシーンが超名場面という、ジョン・ウー監督の奇跡のような最強傑作。8点(2003-10-14 21:13:20) 17. 男たちの挽歌II 台詞やアクションは素晴らしいが、映画の中から溢れ出てくるパワーとしては前作の方が上。8点(2003-10-14 21:11:54) 18. 男たちの挽歌 血が煮え滾るほど熱い、男達の男達による男達の為の世界。「恥ずかしい」と言って一歩ヒいてしまうか、それともこの友情に、この仁義に心を震わせ涙するか。自分は俄然涙する!! 9点(2003-10-14 21:11:40) 19. 狼/男たちの挽歌・最終章 人間も映画も完璧なんてものは存在しないと思う。ただ、もしも完璧というものが存在するのならば、その言葉はこの映画にこそ相応しい。香港ノワールの頂点にしてジョン・ウーの最高傑作。どの1秒を切り取ったとしても、完璧なまでに満たされる美。音楽が流れ、スローモーションでユンファが飛び、弾丸の雨中ハトが飛ぶ。ただそれだけで、ああ、涙が出てくる。消え行く男の誇りへの鎮魂歌。9点(2003-10-14 21:11:21)(良:1票) 20. インファナル・アフェア 派手な銃撃戦や爆発は無く、映画を支配するのは沈黙と緊張。青き新世代香港ノワール。6点(2003-10-13 21:43:51)
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