|
1. SPIRIT スピリット(2006)
《ネタバレ》 ジェット・リーの格闘映画出演最後となる作品らしく、かなり気合が入った作品でした。
ストーリーは単純かつ明快なのだが、それがかえって好感が持てた。
その分主人公の気持ちに入り込めたし、また素直に行動を共にできる。
「お互いが戦い、高めあい、自らに打ち勝つ」この教えを、なるべくワイヤーアクションを使わず体一つで表現するリーの演技には感動。ヒーローやザ・ワンにハデさでは劣るものの、最後を飾るに素晴らしい演出と構成。ただ、何故そこで中村獅童なのか、イマイチ説得力に欠けますが、演出で補っているので余り気になりませんでした。格好良かったし。しかし、リーの功夫がもう見られないのかと思うと残念ですが、ワイヤーアクションやCGをフルに使って老体にムチ打つようにアクション映画を作られるよりかは、渋い大人の演技で、格闘の無いカッコイイ演技派俳優になっていく事を期待します。まだ42だし。[DVD(字幕)] 8点(2007-03-12 00:50:37)(良:2票) 《改行有》
2. the EYE 2
《ネタバレ》 完成度的には前作に及ばないが、新しい事に挑戦していて、面白い。
怖さよりもストーリー性の方が強く、その辺を気にしなければ一本のドラマとして普通に楽しめた。ただ、飛び降り親子だけは、軽いトラウマになるほどグロく、恐怖を感じた。あれは強烈。
ラストは、CGで処理した感じがちょっと冷めたし、強引な気もするのが、残念。ただ、3部作らしいので、続編はまた楽しみ。[DVD(字幕)] 6点(2007-03-12 00:30:22)《改行有》
3. メダリオン
《ネタバレ》 ワイヤーアクションは確かに多用されているが、他の韓・中国映画に比べて、使い方がましだと思う。質感、躍動感、重量感等々物理的にありえない使い方をしている映画が多すぎなので。それより超人となったジャッキーならではの自由な演出、縦横無尽に飛び回るあのアクションは見ていて気持ちが良かった。難を言えば、このごろのジャッキーはカンフー勝負にこだわっていないのか、最後の対決で勝負に負けて試合に勝つ、みたいなパターンが多いのは気のせいかな?あのへんだけスッキリしない。DVDメイキングで、もうひとつのエンディングがあるのでその辺も見所。本編自体カットしすぎているので疑問部分が解けるかも。[DVD(吹替)] 6点(2005-06-22 14:42:23)
|