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1. 黒い太陽七三一/戦慄!石井七三一細菌部隊の全貌
《ネタバレ》 自分がグロシーンに対して麻痺してるのかな…。そんなに酷いとは思わなかった。というか自分的には物足りなかった…。まあグロシーンは扱ってるテーマがテーマだけにあって当然の感じがしますが。むしろないと入り込めないだろう。日本ではこういうのは無理なだけによくやったと思う。物語自体は意外とよくできていたと思う。日本人も特別悪く描いているわけではない。もちろんやってることが人間的にいけないことなので悪いといえば悪いのですが、まあよく香港映画などでありがちなただの鬼畜な日本人像といった感じではない。(日本人だから悪みたいな感じではない)むしろ一人一人の人格がしっかりしていたと思う。日本人の少年達はごくふつうですし(被害者的な印象を受けた)、この作品の悪さとは日本人ではなく研究者の怖さといった感じでしょうか。
この映画はもちろん見終わって爽快感等があるようなものではないですが、見る価値はあった。またこの映画を機に731部隊がしてきた真実へ興味が出てきた。あと日本人役は違和感ありますが見てるうちに慣れてきた。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-12 15:33:10)《改行有》
2. 南京1937
《ネタバレ》 史実はどうだったかはわかりませんがそこまで歪曲したような話でもないと思う。多くの南京での体験者の話をそのまま信じればこういう作品になる。特にグロいシーンがあったわけでもないですね。まあ思ったよりも日本人の残虐シーンはなかったかな。戦場下ではこういうことはあったでしょうね。日本軍は終始悪のような扱いですがまあ時代背景を考え南京の人たちから見た視点であれば当然のこと。一方で南京の人達にも戦時下独特の人間の必死さというか、怖さがある。確かに我々日本人の立場からすれば気持ちのいい作品ではないですね。ただこれが戦争でしょう。決して目をそむけてはいけないことだと思う。あと日本人役の人の日本語とか違和感はありますが自分は許容範囲でした。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-12 15:10:31)
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