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1. グロリアの青春
人生の年季を経た登場人物が展開するロマンスとなれば、若者の場合とは違った円熟の魅力が発揮されるものと期待してしまうのですが、これは大きく外れでした。何よりも、肝心の主人公の思考や行動が、直情的で反射的で、およそ見識や落ち着きというものが感じられないのが良くない。むしろそれなら、あなたはそれだけ年食ってる間何やってたの、という気分になってしまいます。残念でした。[DVD(字幕)] 4点(2014-09-24 21:21:20)
2. 靴に恋して
《ネタバレ》 環境はそれぞれ違うが、5人の主役の描写はみんな似たような感じ。つまり、日常生活にストレスを抱えていて、内面に新しい変化が起こっても(その多くは男性関係なのだが)上手く対応することができず、もやもやしたまま停留してしまう。そんな風に基調のトーンが全部似通ってしまっているため、趣向を凝らして5人の登場人物を設けても、それがしかるべく絡み合っても、訴えるものがないのです。結果、ラストも都合良くまとまってしまっただけという感じでした。筋立てとしては悪くないので、一応この点数。[DVD(字幕)] 5点(2007-08-14 03:08:30)
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