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プロフィール |
コメント数 |
1893 |
性別 |
男性 |
年齢 |
48歳 |
自己紹介 |
自分なりの評価の基準は、 10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。 9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。 8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。 7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。 6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。 5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。 4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。 3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。 2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。 1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。 0・死霊の盆踊り。 |
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1. インサイド(2016)(レイチェル・ニコルズ主演)
《ネタバレ》 私が手伝ってあげるわ、あなたが赤ちゃんを産むのを――。不幸な事故により、聴力と最愛の夫を失ってしまった妊娠中の女性サラ。高性能の補聴器を頼りに、遺された一軒家で独り暮らす彼女にとって、何とか無事に育ってくれたお腹の赤ちゃんだけが希望の光だった。だが、辛い思い出が残るこの家を手放し新たな地で再起を図ろうとした矢先、その“女”がやってくる――。雨が降り続く人通りの少ない夜、サラは突然家に押し入ってきた見知らぬ女によって恐怖のどん底へと叩き落されてしまうことに。何とかバスルームへと逃げ込んだものの、頼みの綱である補聴器は壊れて役に立たなくなってしまう。しかも、サラは女によって出産を促す薬を投薬され今にも陣痛が始まりそうになっていた。果たしてこの女は何者なのか?女の真の目的とは?そして、サラは女の魔の手から抜け出し、無事に赤ちゃんを出産することが出来るのか?謎の女に追い詰められ、恐怖の一夜を過ごすことになった女性を描いた不条理系サスペンス・スリラー。明らかに低予算で撮られたであろう、そんなよくあるワンアイデア・ワンシュチュエーションのB級作品なのですが、これがまあ設定に無理がありまくりで僕は全く物語に入り込めませんでした。だいたい一軒家に自分一人しか居ないのに、家のポストに鍵を入れて寝るというこの妻の神経がおかしすぎます。百歩譲ってそういう詰めの甘い女性だったとしても、一度不審者が現れて警察まで呼んだのなら、さすがに鍵は回収しましょうよ。また、途中で何度も警察が現れるのですが、こいつら揃いも揃って無能すぎ!女一人に簡単に騙され、しかもわざわざ殺されるために一人になるというぼんくら具合。無線で助けを呼んだのに、警察の応援がいつまで経っても一向に駆けつけてこないというのもおかしすぎます。途中、主人公が間違って自分の親を殺してしまうというシーンも胸糞悪いだけで物語上何の意味もないですし。そして、最後は無事に赤ちゃんを産んでめでたしめでたし……。何?この取って付けたような薄っぺらいハッピー・エンド。うーん、正直観る価値はなかったですね。[DVD(字幕)] 4点(2019-12-17 21:51:43)(良:1票)
2. インポッシブル
《ネタバレ》 2004年12月、スマトラ島沖を震源とする大地震が発生、ほどなく猛烈な勢いの津波が東南アジア各国を襲い、約20万もの命が失われた――。クリスマスのバカンスとしてタイのリゾート地を訪れていたベネット家族も、そんな自然の猛威へと容赦なく翻弄されることに。巨大な津波に巻き込まれ胸と脚に深い傷を負いながらも、命からがら長男のルーカスと共に生き延びた母マリアは、決死の思いで引き離された夫と子供たちの行方を追い始める。そんな母親を心底気遣う息子ルーカスと共に、二人は地獄のような光景へと変貌を遂げた被災地を無力感に打ちひしがれながらそれでも希望を捨てず彷徨い続けるのだった。ギレルモ・デル・トロが製作を務めたダークファンタジーの傑作「永遠のこどもたち」でデビューを果たしたJ・A・バヨナ監督の第二作目にしてハリウッドデビュー作となる今作、その前作があまりにもデルトロ・テイストの作風だったために、あれはもしかしたら彼がほとんど監督した作品だったんじゃないかとの疑念を確認する意味も込め、この度鑑賞してみました。ところがところが、今作も理不尽で残酷な現実という試練に試される親と子の絆という「永遠のこどもたち」に通じる重厚なテーマを真正面から取り上げたヒューマンドラマの佳品へと仕上がっており、そんな僕の疑念は杞憂に過ぎなかったと改めて再確認することが出来ました。ナオミ・ワッツのボロボロになりながらも常に子供たちのことを気遣う真に迫った熱演、胸を打たずにはいられないユアン・マクレガーの携帯電話を巡るエピソード、何より圧倒的な力で押し寄せてくる無慈悲で残酷な津波描写も(311を経験した我々日本人には直視しがたい部分もあるとはいえ)素直に圧倒されました。ただ、真実を基にしたと言いながら、主人公家族をちょっぴり美化しすぎているっぽいところがなきにしもあらずだけど、デルトロ風のアクの強さも抜け、ストレートな人間ドラマとしてなかなかの秀作だと僕は思いました。J・A・バヨナ監督の次回作も期待して待ちたいと思います。[DVD(字幕)] 7点(2014-02-17 00:14:37)
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