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【製作国 : スペイン 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 処女 《ネタバレ》 美人の姉と太った妹がいて、処女喪失をどうしようと考えている、という初期設定。姉の方は一線を越えるにはこだわりがあり、一方妹の方は誰でもいいと考えている、ということにはなっています。しかし、実際の描写は、延々と続く姉のベッドシーンか(あそこだけで15分以上あった?)、姉妹のそっけない会話か、あと終盤に母のヒステリーが入ってくるか、というくらいで、特に目新しいところはありません。そもそもこの設定なら、妹がいかに動くかの方が重要なはずなのですが、この妹が、存在自体は強力である反面、それほど意味ある行動をしていないので、設定の意味がないのですね。まあ、姉の長いHが、実は妹と同じ室内で目と鼻の先だった、という小オチは、漫画チックで面白かったのですが、そこくらいでした。ラストもひねってはいますが、単にひねりたくてそうしただけのように見えます。[DVD(字幕)] 4点(2023-09-05 00:45:24) 2. シルビアのいる街で 別に物語性がなくてもよいのですが、結局は映像の執拗な積み重ねが「語って」しまっているので、手法の意味がないのです。かえって、作為性が画面に滲み出る結果となっています。これだったら、30分くらいのショート・フィルムにして、あとは全部想像に委ねます、の方がまだ潔かったんじゃない?[DVD(字幕)] 3点(2019-07-16 03:50:47) 3. 17歳(1996) このペネロペ・クルスのださいヘアスタイル&メイク!そして脇毛ネタ!!あーもうこれだけで、真面目に見る価値がなくなってしまいました。彼女にとっては黒歴史なのではないだろうか・・・。[DVD(字幕)] 3点(2013-11-18 01:51:14) 4. 死ぬまでにしたい10のこと 《ネタバレ》 10のリストを考え始めて、いともあっさり10の「すること」が出てきてしまった時点で、すでにこの作品はまったくリアリティのない予定調和、設定のための作品でしかなくなってしまいました。本当にあんな状況に追い込まれたら、もっと時間をかけて一つ一つ考えたり、後からいろいろ思い出したりするんじゃないですか?輪をかけて最悪なのがその7番目で、ここで私は完全に冷めました。誰かと出会ってしまって、いろいろ葛藤を経ながら浮気に至っていくのと、はじめから浮気ありきで浮気をするのとでは、ドラマの構成として天と地ほど違います(それに、あの場で即座にそういう発想が出てくるということは、そもそもはじめからそのような潜在的願望を持っていたとしか思えない)。なので、もっともらしく子供宛のテープを吹き込むのも、制作者と主人公の双方の自己満足にしか見えませんでした。[CS・衛星(字幕)] 2点(2013-06-05 02:41:53) 5. 女優マルキーズ 《ネタバレ》 マルキーズをどういう人物として描くのかという焦点がはっきりせず、単に成功と凋落の筋を追っていっただけであるため、演ずる側もどう演じていいのか困っているような感じ。結局、ソフィー・マルソーも、最初に楽しそうに踊っている場面が一番輝いており、それ以外はさしたるインパクトがなくなっている。[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-05-11 23:57:32)
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