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プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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1.  シルビアのいる街で カフェの一見リアルな喧騒は、でもしかし主人公の視点と思われるカメラ、つまり我々の側をじっと見つめる女といういくつかのカットによってどこか虚構じみたものに変貌してゆく。音が格別に印象付けられた中で迷路のような街をさまよい歩くシーンもまた然り。カフェの女たちが街にもいることで決定的となる夢の世界。電車の窓がスクリーンと化すのはここが虚構の世界であることを強調しているのだろうか。ユーカラさんが書いておられるように演出が見えすぎているところが確かにあるんだけど、これもまた作られた世界、虚構性を明確にするためではなかろうか。なにせここに映っている風は大袈裟に自己主張していて、こんな風、現実の世界には絶対にないのだから。『シルビアのいる街で』は物語を膨らませなくとも演出でいくらでも映画が豊かになることを証明している。[映画館(字幕)] 7点(2010-11-09 11:26:21)

2.  女優マルキーズ ヨーロッパ絶対王政時代の性に対する価値観にはいつも呆気にとられるのだが、この作品のいいところはまずそのことを隠していないこと。そのうえで今の価値観を差し込んでいないところ。つまり夫以外の男と寝ることについて相手がためらったり自身が葛藤したりといったことがなく、実に普通のこととして描かれているということ。もちろんそれは意図的にされていて、時代考証にはそれなりに気を使っているように思った。いきなりストーリーとは関係の無いご婦人たちの排尿シーンがあったり、意味も無く太陽王の排便方法がなにげに映されたりするのも時代考証をちゃんとしてますよということなんだと思う。マルキーズがどう見てもつり合わない太った旦那を心底愛しているという描写が現代の観客に安心感を与えている。性に対する価値観と異なり愛に対する価値観は普遍ということでしょうか。ストーリーは伝記ものにありがちな大雑把なあらすじの連なりでしかないのだが、話題豊富なルイ14世の時代におけるアレコレを完全封印し、あくまでマルキーズ周辺の出来事に徹しているだけでも良しとしたい。ソフィー・マルソーも女優として最も輝いていた時期だったんじゃないだろうか。[ビデオ(字幕)] 6点(2009-12-04 15:48:23)

3.  神経衰弱ぎりぎりの女たち 吹き替えアフレコの声によってすでに家を出てしまった男との擬似掛け合いをしながら気持ちの高ぶりを抑えきれなくなる女。あるいはテレビから流れるその吹き替えられた声に正気を取り戻した元愛人。映画、演劇を作品内に潜り込ませるというアルモドバル的展開はこの初期作品でも存分に取り入れられている。現実と虚構の倒錯をコミカルに味付けしてゆく。男の身勝手さによって神経衰弱となり復讐心にとりつかれた元愛人の姿に自分を見る。そこから男に依存しない自分を見出してゆく。ドタバタ喜劇の様相のなかにはっきりと「女の自立」が描かれるのもまたアルモドバル映画の真髄と言えよう。ただこのドタバタの部分が人間関係のこんがらがり具合も相まって、頭の中で整理しながら見なくてはいけない(それほど大層なことでもないが)のに、意外とドタバタが本筋とかけ離れすぎているような気がする。[DVD(字幕)] 6点(2009-07-16 11:05:02)

4.  死ぬまでにしたい10のこと 人生まだまだこれからというときに突然、死を宣告されたら、そのときの、そして死ぬまでの行動って案外この映画のアンのようにジタバタしないものかもしれません。もちろん人それぞれだし、その人の今置かれている環境や立場、これまでどのような人生を送ってきたかによっても変わってくるだろう。でも少なくともアンはそうするだろう、と思わせてくれる。それはアンの家族との関係、生活ぶり、そして旦那以外の男を知らないだとか若くして結婚しているだとか普段は見せない不満だとかをきっちりと描いているから。しかも説明っぽくせずにさりげなく話の流れの中で描いているのがこの映画は素晴らしい。もう一つ大きいのはアンを演じたサラ・ポーリーの自然な演技。子供とじゃれあう姿、子供を嗜める姿がすごく自然で、けして感動を煽る過剰な愛情表現を見せない。だからこそアンならそうするだろうと。そしてだからこそ「死ぬまでにしたいこと」のリストの一番先に書かれた「娘達に毎日愛してると言う」が心に響くのです。7点(2004-11-19 10:59:33)(良:1票)

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