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1. ジェイソン・ボーン
《ネタバレ》 正直なところ「ボーン・アルティメイタム」で終了の方がよかったかも。
今作はCIA側の方が目立っちゃって、ボーンの描写が薄くなっちゃった気がする。
前3作とはコンセプトがずれちゃってるみたいなね。大好きなシリーズだけにちょっと残念。
しかしながら雑踏の中の追跡、攻防、カーチェイスシーンは緊張感とスピード感があって
やっぱり見応えあるのです、ボーンシリーズといったらコレだなあ。
ただ、ベガスの装甲車は派手なだけって感じであんまり好きじゃない。
CIAに復帰?もういい加減、彼を放っておいてほしいわね。
1作目から変わらないエンディングの曲も大好き、あの曲が流れだすとビビビと脇腹あたりがシビれます。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-14 16:06:36)(良:1票) 《改行有》
2. 死ぬまでにしたい10のこと
《ネタバレ》 出演俳優はサラ・ポーリーしか知らなかったし彼女の作品を見るのも初めて。どことなくスーザン・サランドンに似ている気がするサラ、母親はブロンディのあのデボラ・ハリーではないの、マリア・デ・メディロスが美容師になって登場するは、ダイエットおたくの友人はアマンダ・プラマーと驚きの連続という見始めでした。
とにかく設定の全てがなんと悲しいのか。アンの若さに泣けた。娘たちの幼さに泣けた。若い夫婦が貧しいけれど愛情いっぱいに暮らしているのに泣けた。そして死ぬまでにしておこうと書き出したことのほとんどがなんら特別なことではなく、日常普通にしていることなのが泣けた。告知されてからラストまでうるうるしながら見ていました。ラスト、残された人たちが新たな人生をスタートさせている様を見たとたん号泣。
若くして母親になり、夫しか知らず、貧しいトレーラー暮らしをグチらなくとも満足しているわけがない、彼女はまだ23才だもの。自分がこうなりたい、ああもしたいと望んでいたことを皆に託し、自分がそこにいない家族の光景を眺めながらひとり死んでいったアン、浮気に対して厳しいご意見もありますが、私的にはこの映画に関しては死を宣告された彼女の選択は完全に「有り」です。
語り継がれるようなことを成し得て死ぬ人もいますよ、それはそれで凄い。けれど変わり映えのしない平凡で退屈な日常もまた、どれほどの幸福であるかを思い知らされる映画でした。[CS・衛星(字幕)] 10点(2004-09-01 09:49:25)(良:1票) 《改行有》
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