みんなのシネマレビュー
ぽん太さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 196
性別 男性
自己紹介 映画を見てなにか感じたこと、考えたことを記録に残しておきたいときに、レビューを書いています。見た/見直した直後に書くようにしてます。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : スペイン 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  トーク・トゥ・ハー 《ネタバレ》 これは、すごい映画だ。そりゃあベニグノの行為を責めることは簡単だけれど、そんなことに意味はない。だって、彼は知らないのだから。アリシアとの結婚の考えをマルコにとがめられた時のベニグノの顔を見れば、彼が望み作り上げたアリシアとの関係が社会的には許されないものだということを、彼が本当に知らないのだということに僕らは気付かざるを得ないわけで、それは良いとか悪いとかいうことではなく、要するに客観的な「悲劇」でしかない。でもこの映画がすごいのは、単にそういう悲劇を描いていることではない。むしろこの映画のすごさは、たとえば「リア王」のようなシェイクスピアの悲劇ならば主人公は必ず最後に知らなかったということを知るわけで、その意味で悲劇は主人公に訪れるのに対し、この映画では主人公のベニグノが結局知らなかったということをことを知らずに死んでしまうということ、そのことにある。悲劇は主人公にとっての悲劇ではなく、残されたマルコやアリシア、そして観客に押し付けられるのだ。それはなんとも不快な出来事ではあるが、考えてみれば必ずしも人生にはカタルシスが用意されているわけもなく、押し付けられた悲劇とモヤモヤとした不快感は、僕らのリアルな世界をきわめて直接的に表現していると感じた。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-27 17:52:55)(良:2票)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS