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プロフィール |
コメント数 |
842 |
性別 |
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自己紹介 |
※基本的に脚本の技巧に対しての評価をしています。 ※コメント内容は評価基準に即したものとは限りません。 ※娯楽作品は物語の方向性を示し、観客の予測を利用する仕組みのものを指す。 文芸作品はある状況にあるものをぶつけた時の変化を捉えるものを指す。 という解釈(少年漫画は娯楽、少女漫画は文芸といった感じ)。 |
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1. パフューム/ある人殺しの物語
《ネタバレ》 幻想小説なんて銘打たれているものにありがちな世界観を披露しただけの作品。
何とか意味を見出そうとするならば、自己実現によって愛情の獲得が成せるなんてのは若造の幻想だって主張ぐらい。
しかし、それにしたって彼はどこからそんな発想を持ったのか描写されてないし、愛を欲していたなんてのも描写されてないわけで・・・(彼の境遇から察して脳内補完できるものの、同時に超人的な扱いもしているのでそれも難しい。やっぱりちゃんと描写しないと)。
個人的には主人公はどこかで「愛」という観念を知って、その「愛」という言葉を利用して自身の性的趣向による行為に言い訳しているような人物であったという方向に持っていった方がテーマとして魅力的だったと思う(こうするなら最中に勃起しているような描写が欲しい)。
それにナレーション頼りなんてのもどうしようもない感じ。[DVD(吹替)] 0点(2008-01-18 09:41:09)《改行有》
2. パンズ・ラビリンス
《ネタバレ》 非情な現実は逃避手段であった空想をも侵し、終いにはその中ですら裏切られてしまう救いのない悲劇。
そんな顛末にも拘わらず、気高い心を失わなかった彼女に拍手。
自分を恥じるような生き方をしなければ人は皆「天国」に行ける(自爆テロやってるような人にも言えることでしょうから、一概に肯定できませんが)。
宣伝ではファンタジーと謳われているものの、空想内容が幻想的なものだったということでしかないのでジャンル分けとして「ファンタジー」を用いるのは適切でないのでは?
あの世界観は脈略がないので、すぐに空想なんだろうと察しはつくものの、ファンタジーという言葉に惑わさせて、この曖昧な世界も現実でしたなんて処理にしないでくれよと冷や冷やしながらの鑑賞になってしまった。[映画館(字幕)] 7点(2008-01-14 14:08:35)《改行有》
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