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プロフィール |
コメント数 |
3276 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
監督別鑑賞作品数
成瀨巳喜男 69 溝口健二 34 川島雄三 41 小津安二郎 37 石井輝男 24 豊田四郎 19 石井岳龍 18 矢崎仁司 12 西川美和 8 山下敦弘 15 今泉力哉 22 フェデリコ・フェリーニ 24 ミケランジェロ・アントニオーニ 14 ピエル・パオロ・パゾリーニ 16 ルキノ・ヴィスコンティ 17 ジャン=リュック・ゴダール 36 フランソワ・トリュフォー 24 ルイ・マル 17 ジャン・ルノワール 15 ジャック・ベッケル 13 ジャン=ピエール・メルヴィル 11 ロベール・ブレッソン 12 イングマール・ベルイマン 27 アルフレッド・ヒッチコック 53 ジム・ジャームッシュ 15 ホウ・シャオシェン 19 ウォン・カーウァイ 14 ジャ・ジャンクー 9 |
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1. ビリディアナ
《ネタバレ》 カンヌ映画祭パルムドール作品。
生理的に気分の悪いシーンが何度も出てくるが、カンヌが好みそうな濃い演出と負のパワー漲る内容に圧倒された。
ビリディアナを演じたシルヴィア・ピナルという女優さんは、ブロンドが映えとにかく美しく、それとは対照的に下賎の民たちは、色々な意味で恐ろしく醜い。
この対照的な二つの存在が交錯し、やがてはビリディアナを汚染していくという流れに、変態と名高いルイス・ブニュエルの変態たる所以をみた気がする。
終盤の“最後の晩餐”は圧倒的にやかましく不快。
しかし、それを呼び寄せたのは、美しきビリディアナ。
軽はずみな施しが、やがては惨劇を生むという流れは、まさしく「反宗教的」だ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-06-15 01:45:01)《改行有》
2. BIUTIFUL ビューティフル(2010)
《ネタバレ》 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の個性的な映像は堪能できたが、余命2か月という設定が個人的には合わなかった。
自分がもし末期がんで、あと余命2か月と宣告されたら、素直に諦めて身辺整理するだろう。
だがだが、子供の行く末を案じるのは同じかも・・・
いつ死んでも怖くないと思ってはいるが、確かに子供の将来は心配だ。
子供を持つ親が、死に臨んでの現実的な描写が多く、実際に自分が主人公の立場に立たされた時、健康な時には思ってもいなかった心情が発生するかもしれないと思うと、どうにも居たたまれない気持ちになる映画であった。
イニャリトゥ作品はどれも好きだが、この作品は自分にとっては微妙だった。
しかし、映像美と主人公の演技は素晴らしく、イニャリトゥの次回作に期待したい。[DVD(字幕)] 6点(2012-08-15 19:28:53)《改行有》
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