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プロフィール |
コメント数 |
2127 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
2022/3/26に以下のような自己紹介文をアップしました。 ロシアのウクライナ侵攻が始まってひと月経過。 映画は観ていますが、侵略戦争のせいでレビューする気になれません。 私の映画レビューと戦争は直接関係しませんが、 楽しく文章を考える気分じゃない、ってことですね。 ロシアが撤退するか、プーチンがいなくなったら再開します。
そして、 侵略戦争が膠着状態に入り、 いつ終わるか識者にも判断できない状況になりました。 まぁ正直、痺れを切らしたので、レビューを再開します。 ウクライナ、頑張れ!
2024年3月17日更新 |
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1. ミッドナイト・イン・パリ
《ネタバレ》 タイムトラベル的な要素があるけど、SFではなくファンタジーです。全体がマイルドに、温かくまとめられています。その雰囲気に包まれ、とても楽しい時間を過ごしました。
パリが最も輝いていた(と主人公が思っている)時代の芸術家たちがゾロゾロと出てきます。美術的知識が乏しい私でさえ、名前くらいは知っている人ばかり。そして、みなさんとても個性的。彼らのアクの強さが可愛いく思えるのは過去の人として評価が定着しているからでしょう。本作は、そんな芸術家たちが集った街としてパリを捉えています。時間を越えてそこを訪れる主人公と、パリの空気感の中に息づく芸術家たちとの交流が愉快で刺激的。「芸術の都」の美術品めぐりではなく芸術家めぐり。その構成が秀逸です。
懐古に対する皮肉もチクリと効かせます。芸術は常に現在進行形の葛藤の中から生まれて来たということです。でも、そんなお題目がテーマということでは無く、単純にパリを魅力的に見せたい映画だったという印象が残りました。冒頭のパリのスナップが情緒に満ちています。特に演出されなくても絵になるところに、改めて感心した次第です。
NY以外は認めない人だと思っていたウデイ・アレンは、その反動なのか、このところは〝世界いい街発見〞で楽しんでいるようです。日本も撮って欲しいです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-02-21 13:11:38)(良:2票) 《改行有》
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