|
1. リズム・セクション
《ネタバレ》 何日か前の夜中に観たんですが、一晩寝たら観たことも今日まで忘れてた。
すみません、「なんじゃ、こりゃ」が感想です。
CIAにMI6とか言ってるけどプロフェッショナルを感じる登場人物はひとりもいません。
ジュード・ロウがなんのためにいるのかもよくわかりませんでした。無理があるし雑過ぎ浅過ぎで呆気にとられてしまった。
爆発で不必要に人が死ぬ映画はそこらじゅうにあるけど、本作でのそれは持っていきかた、経緯も結果も凄くいやです。
「しょぼ映画」てことでこの点数にしました[CS・衛星(字幕)] 3点(2021-01-22 18:13:26)(良:1票) 《改行有》
2. リグレッション
《ネタバレ》 気づけばイーサン・ホークって若いころから途切れることなく映画に出てるのね、
ジャンルもわりとバラエティに富んでる。
そして本作ではくっきりとした眉間の縦ジワがやたら気になったのでした、悪い意味じゃないけど。
とにかくよく雨が降ってまして、寒そうだけど湿った空気感が嫌な感じなんです。
なんだか前置きが無さすぎだし、発端がよくわからないといいますか、
何を追っかけてるのか、イーサン・ホーク演じる刑事がなぜあんなにイライラしているのか、
なぜあそこまでのめり込んじゃったのか少々説得力に欠けるかな。
後半になって、牧師か娘か心理学の先生か3人のうち誰だ?とは思いました。
終わってみれば「はぁ~~そうなんですね」て感じで見応えも満足感もあんまりなかったのが残念です。
寝付けない夜中に観るといいかも。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-11-13 22:33:10)《改行有》
3. 理想の女
《ネタバレ》 まずなんといってもウィットに富むセリフが良いです、特に男たちの男同士の会話が粋ですね、サラリと嫌味を感じさせず悪態を言ってのける、全てを知っているのは彼らじゃないかな、達人たちだ(笑)
スカーレットの衣装がこれまた良いです、私の好み。スカート丈がひざ丈なら夏の外出着に揃えたいわね。
内容ですが、ロバートがアーリン夫人にあれほどの大金を頻繁に与える根拠とかアーリン夫人があの夫婦に近づいたその本心のところがすっきりしない、はっきりとしないけれど、その分ロバートとアーリン夫人のちょっとしたしぐさが「あ?あれ?!」というところが随所にあって想像力を掻き立てられる。
特にメグとアーリン夫人が偶然遭遇するシーン、メグを追うあの目は愛人が何も知らない正妻を見る目じゃありません。
でもねあんな目の演技ができるヘレン・ハントは凄い女優なんですが、この役はやっぱりちょっとね。老けたからじゃなく昔から水分不足、油分不足といいますか艶っぽさがないんですよ、真っ赤なルージュが見事に似合わない、ほんとに厚化粧が痛々しい。まさかそれを狙ってのキャスティングでしょうか?でもできればシャロン・ストーンまではいかないにしてもアネット・ベニングとかダイアン・レインあたりに出てきていただきたかったです。
収まるところへ収まったラスト、ひとまず一件落着っていう感じ?扇よりもあのドレスですね、意味ありげなのは。ドレスを見てメグが言うセリフがいちばん印象的でした。男女って、例え夫婦といえども何もかも全てを明白に見せる、見たがる、知りたがる、追求するって破たんを招くことですね。なかなか勉強になる映画でした。
[DVD(字幕)] 8点(2009-12-03 11:41:03)《改行有》
|