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プロフィール |
コメント数 |
1893 |
性別 |
男性 |
年齢 |
48歳 |
自己紹介 |
自分なりの評価の基準は、 10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。 9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。 8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。 7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。 6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。 5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。 4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。 3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。 2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。 1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。 0・死霊の盆踊り。 |
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1. ロープ 戦場の生命線
《ネタバレ》 1995年、停戦直後のボスニア。まだ紛争の傷跡が生々しく残るこの地で「国境なき水と衛生監視団」の一員として活動しているマンブルゥは、ある困難な事態に直面していた。小さな村の唯一の水源である井戸に誰かが人間の死体を投げ入れたのだ。かなり腐乱したその死体はこのままでは井戸の水を腐らせ、村の生活を立ちいかなくさせるのは明白だった。車とロープでひとまず死体を引き上げようとするマンブルゥだったが、かなり大柄なその死体は重く、引き上げる直前にロープが切れてしまう。再び井戸の底へと落ちてしまう死体。あいにく予備のロープは持ち合わせていない。彼は仕方なく仲間とともにロープを求めて車を走らせるのだが、様々な事情が重なり一向に手に入れることが出来ない。そんな彼の道中に、サッカーボールを探してくれるならロープの場所を教えるという子供や国連職員でマンブルゥの元カノが加わり、事態はさらに複雑に。果たして彼は無事にロープを手に入れ、井戸から死体を引き上げることが出来るのか?危険な紛争地域で住民の水を守る活動を続けているNGO職員たちのそんなとある一日を描いたヒューマン・ドラマ。町の水道屋さんならぬ、〝戦場の水道屋さん〟の悪戦苦闘を描いた本作、水を巡る物語なのに映像もストーリーも全体の空気感も何処までもドライで乾いているのがいいですね~。紛争地の実態を描いているのですが、極端な残酷描写も派手な戦闘シーンもなく、あくまでも地味でリアル。でも、全体的に乾いたユーモアがあり、ストーリーテリングの手際よさもあって、最後まで惹き込まれて観ることが出来ました。一本のロープを手に入れるというだけのお話なのに、ここまで面白く描けるのは才能だと思います。登場人物もみな個性豊か。経験も長く機転も利くのに女には弱い主人公を演じたベニチオ・デル・トロ、長年の過酷な生活からかどこかイカレてしまったティム・ロビンス、こんな時なのに元彼への不平不満が止まらないオルガ・キュリレンコなど、誰もがいい味出しています。最後、ようやくロープを手に入れ死体を引き上げようとした瞬間に訪れる理不尽な展開などは、戦場の不条理を見事に突いている。ラストに振りだす大雨はどことなく希望を感じさせて(主人公たちにとっては悲劇だけど!笑)、爽快感抜群。同じようにボスニア紛争を描いた『ノーマンズ・ランド』を髣髴とさせる、戦争ドラマの秀作でありました。[DVD(字幕)] 8点(2019-04-29 02:11:36)
2. ロスト・チルドレン
《ネタバレ》 初期のジャン・ピエール・ジュネの、その独特の映像美といつかは醒めると分かっている悪夢のようなストーリーは、若干荒削りさが目立つけれど、それでも十分に魅力的。良いですね、この湿潤でありながらどこか乾いた世界観、特に毒を注入するように訓練されたノミと、少女の流した涙が流れ流れてその少女を救うというところはとてもわくわくさせられました。[DVD(字幕)] 7点(2012-08-12 17:15:41)
3. ロスト・アイズ
《ネタバレ》 なんとも奇怪な映画。あり得ない状況設定に、矛盾だらけのストーリー。観客置いてけぼりで、怒涛のようにラストまで突き進んでいくのだけど、取り敢えずアイデアを詰め込みすぎているのにそれをまったく消化しきれていないから、「なんじゃそりゃ!」という感想しか浮かんでこない。なんしか主人公の女、心変わりしすぎだろ!![DVD(字幕)] 4点(2012-05-27 22:21:13)
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