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1. サルバドールの朝
《ネタバレ》 悲惨な現実を描いた実話物ではありますが、主人公のサルバドールが若さ故の暴走っぽい感じで色々やっちゃってるので、ちょっと感情移入とかはしにくいです。遺族の納得しきれない気持ちや、世の中の不条理なんかはわからなくは無いのですが・・・。いかにもな感動物でも無ければ、ドキュメンタリー風でもないし、もしかしたらこれは切ない青春映画的なアプローチで撮ったものなのかな?なんて風にも思いました。[映画館(字幕)] 6点(2008-05-19 23:10:03)
2. あなたに言えなかったこと
《ネタバレ》 不器用な人達の不器用な恋愛模様。「死ぬまでにしたい10のこと」「あなたになら言える秘密のこと」後々のイサベル・コイシェの重い作品と比べると、全然普通な感じではありますが、割と個性はある。ラストカットに集約するような作品ではあるので、少々タルい部分もありますけど。 個人的にはカプチーノ味アイスが食べたいおばさんがツボ。他人から見ればどうって事の無い事のように思えるけど、彼女は彼女なりに思う所があったのでしょう。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-12-10 22:31:02)
3. あなたになら言える秘密のこと
《ネタバレ》 「秘密のこと」が想像していた以上に重かった。ハンナの心と体を深く傷つけ笑顔を奪ったのも人間の所業ならば、その傷を癒してあげられるのもまた人なのではないか?というような作品だったかと。いいやつばかりじゃないけど、悪い奴ばかりでもない的な。彼女のような深い傷であるかどうかはともかく、人は大なり小なり何かを抱えて生きているもの。涙で溺れてしまうのならば泳ぐ練習をすると言ったジョゼフの言葉が心に沁みる。ゆっくりでいい、その人の歩調で一歩ずつでも歩んでいければ。[映画館(字幕)] 8点(2007-04-16 22:35:43)
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