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1. チェ 39歳 別れの手紙
《ネタバレ》 前作に引き続き、ゲリラ部隊が主体の物語。
ゲバラもゲリラ部隊の一隊員としてしか描かれていません。
状況説明もなく、淡々とゲリラの行軍が描かれています。
重要なのはそこですか?
キューバ革命に成功した英雄ゲバラが、なぜ戦友のカストロとキューバを捨てて
ボリビアでの革命を目指したのか。重要なのはそこでは?
ゲバラを英雄に祭り上げたくないという思いがあったとしても、
ピントがずれているように思えてなりませんでした。[インターネット(字幕)] 3点(2017-10-16 08:35:08)《改行有》
2. チェ 28歳の革命
《ネタバレ》 主体として描かれるのは革命軍の一部隊。
ゲバラも部隊の中の一隊員という扱われ方の映画です。
極力個人的な物語を廃した作風なので、個人に思い入れをする余地がありません。
これではまるでサッカーの試合を遠景で見ているかの如し。
10番がゴールした、とか、9番がパスをした、とか、記号で人を見ている感覚。
状況説明まで省かれているので、彼らが一体何をしていて、どこに向かっているのか。
それすら解らず置いてきぼり。
ただただ革命軍の進軍を見せられるだけの2時間。
人間ゲバラに迫る映画にも出来ただろうに、なぜこのような作品にしてしまったのか
良く解らない映画でした。[インターネット(字幕)] 3点(2017-10-16 07:19:54)《改行有》
3. 複製された男
《ネタバレ》 難解な比喩や暗喩を込めても、本筋の物語が面白くなければ単なる思わせぶりな自己満足に終わってしまいます。この映画が良い見本でしょう。自分と同じ顔をした男を映画で見つけたので接触した。相手が自分の彼女を抱きたいと言いだし、自信満々で寝取ったその帰り道、事故死してしまう。本筋は本当にこれだけ。良いところ30分程度の内容を映画サイズに引き延ばしているので退屈で仕方がなかったです。[レーザーディスク(字幕)] 3点(2015-09-18 20:40:40)
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