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プロフィール |
コメント数 |
233 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
映画は栄養源。 |
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1. ミッドナイト・イン・パリ
人が陥りがちな懐古主義を皮肉り、いまを生きる大切を説く。
……みたいなわかりやすい結論に落ち着くわけでもなく、なんとなく曖昧な感じで終わるのがいいんですよね。
こういう設定だとつい観念的な映画になりがちだけど、ちゃんと人間を描いている。設定はそのための道具に過ぎない。
素晴らしい映画だと思いました。[CS・衛星(字幕)] 9点(2013-02-08 18:09:46)(良:1票) 《改行有》
2. パンズ・ラビリンス
登場人物それぞれをきちんと描いているように見えるのに、意外にも誰にも感情移入できない。主人公の描き方が一見ダンサー・イン・ザ・ダークに似ているようでいて、ダンサー・イン・ザ・ダークのようなカタルシスを全く得ることは出来ない。ファンタジー映画に徹したほうがよかったのではないだろうか。撮影や美術が非常に美しかっただけに残念です。[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-01-24 08:42:31)
3. パフューム/ある人殺しの物語
クライマックスのあのシーンに説得力を感じるかどうかが評価の分かれ目となるんでしょうね。
あのシーンは表現自体はとても面白かったのだが、一方で、ああしてこうして作った香水がどうして人々をこういうふうにしてしまうんだ?という疑問を冷めた頭の中から消すことが出来ず、結局そのまま終わってしまった。そこに至るまでの語り口がぞくぞくするほどよかっただけに、あんなふうにファンタジーにして終わらしてしまったのは非常に残念。[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-08-21 15:39:45)《改行有》
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