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1. パンズ・ラビリンス
《ネタバレ》 『ラビリンス』という言葉の持つ「怪しさ」「不気味さ」「わくわく感」が非常に上手く表現されていました。美術のおかげでしょうね。でもCGはもうちょっとの印象。一つ腑に落ちなかったのは実際に魔法の国(だっけ?)はあったのかという事。ダンサーインザダークのようにすべて彼女の妄想なのか?確かにラストの方で大尉にはパンは見えてないしオリフィアが死んだあとのカメラの引きは現実であることを想像させる。でも魔法のチョークは現実世界で使えたし・・・。まぁオリフィアが幸せのうちに死ねたのだから良しとしますか。[DVD(字幕)] 7点(2008-05-03 15:18:16)
2. キングダム・オブ・ヘブン
《ネタバレ》 十分に楽しめました。ただ一つ言わせてもらうとこれだけおもしろいストーリーなのに主役のオーランド・ブルームばっかり目立っちゃってなんだか話全体がチープに感じました。女王様との禁断の恋とかそんなもんはいいからエルサレムをめぐるそれぞれの立場をもう少し濃く描いてほしかったです。でも映像はピカイチ。戦闘シーンはもちろんそれ以外のシーンもとても美しかった。全体的にテンポが早めだったので美しいカットがすぐ切り替わっちゃうのは少し残念な気がした。[DVD(字幕)] 8点(2008-02-20 04:18:32)
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