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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 78歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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【製作国 : スペイン 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ルシアとSEX 裸とかセックスシーンに気を取られていたらストーリーがわからなくなり、もう一度見直す羽目になった。何となく人物関係だけはつかめたけど、肝心の「穴に落ちて途中に戻る」という肝心な所がいまいち。さらに見直すと評価も上がるような気はするが・・・。題名にも描写にも日本では蔑視されそうだが、スペインなど欧州では普通の感覚らしい。[DVD(字幕)] 6点(2015-06-13 13:35:09)

2.  インティマシー/親密 前半はセックスシーンがやたら多いし長い。それだけ必要なのだろうか。また後半は後半で主人公男女の心理状態がどうもよくわからない。映画祭では評価されているようだが、私にはその価値が理解できない。[DVD(字幕)] 4点(2015-04-14 19:04:40)

3.  あなたになら言える秘密のこと 涙の海に二人とも溺れてしまうと言った彼女に、泳げなかった彼が泳ぎを覚えると誓うシーンに感動、重苦しい物語にようやく光が見えたと思った。最初見たときはぶった切られるシーンが多くよくわからないことだらけだったのだが、もう一度見直して見てようやく理解できたように思う。前作の「死ぬまで・・・」以上のとても良い映画だ。[DVD(字幕)] 8点(2015-02-28 23:59:30)

4.  星の旅人たち 人はなぜ旅をするのか。宗教的な深い理由がなければ巡礼の旅は自己発見か自己再生かそれとも・・・、もちろん人それぞれ違うはず。トムやジャックは何となくわかるような気がするが、他の二人はダイエットとか禁煙というような表面的なものとは違うだろう。その証拠にダイエットといいながら食べ物飲み物には目がないし、喫煙どころか常にスパスパとやっている。風景や景色がいいのは映画としては良いけれど、歩く側は本当はもっと大変なはず。年配で急遽歩き始めた主人公が4人の中で一番元気なのはちょっとまた不思議。[DVD(字幕)] 6点(2015-02-26 20:22:35)

5.  グロリアの憂鬱/セックスとドラッグと殺人 冒頭から何で剣道と思ったらいきなりセックス、初めから終わりまで変だ。変なストーリーなのか、変な人物ばかりなのか、どうもわからない。わからないからおもしろくないかというと、最後まで見てしまうようなおもしろさもある。いやこういう変なのをおもしろいと思うのが変なのか。[DVD(字幕)] 5点(2014-07-23 23:34:14)

6.  ある愛へと続く旅 ボスニア紛争を題材にしているが、それ自体の予備知識は必要ではなく、戦争が人間の運命を変えてしまうものだとつくづく感じさせてしまう。陽天気というかちゃらんぽらんに思えるディエゴに、ジェンマがどうして惹かれてしまったのか疑問に思えるが、恋とはそういうものだろう。80年代のサラエボは冬季五輪を前に活気に溢れているが、90年代に不穏に満ちたものとなる。そしてまた現在のサラエボは・・・。時代の違うサラエボを見ることができるが、ペネロペ・クルスは女学生から老け役までを熱演し驚くほどの違いを見せる。そしてまた代理妻を演じるサーデット・アクソイもまたエキゾチックで美しくペネロペと好勝負だ。映画の終盤は目が離せず、あっという展開は「灼熱の魂」という映画を思い出してしまった。主演と監督が同じ組み合わせの「赤いアモーレ」よりずっと良いように思う。[DVD(字幕)] 8点(2014-07-12 23:08:52)

7.  華麗なる対決 BBとCCの対決ともなれば、西部劇いまいちの私でも見ないわけにはいかない。馬に乗り銃をぶっ放す西部劇なのだが中身はフレンチコメディ。とぼけた保安官も登場して滑稽でおもしろい。当時は何も考えず見てしまったが、今見直してみると内容はどうも・・・、やはり薄っぺらく二大女優の顔合わせ映画にすぎなかったかも思う。それにバルドーにしてもカルディナーレにしてもそれまでのイメージと違ってしまい、西部劇には疑問。最後は殴り合いをするなど、およそ華麗とは縁遠い。[映画館(字幕)] 6点(2014-06-05 06:10:08)

8.  機械じかけの小児病棟 怖さよりもミステリーじみたホラー映画だった。いまいち謎が解明できてないけど、シャーロットは姿を見せないままがもっと怖かったかも、あれは醜い。[DVD(字幕)] 6点(2014-05-31 21:48:35)

9.  神経衰弱ぎりぎりの女たち ドタバタに思える展開にも伏線が利いていて結構おもしろい。脚本賞をとるだけの作品だと思う。イヴァンやカルロスの男たちも出てくるが、映画は女たちのドラマ、いろんな女性がそれぞれ持ち味を出して活躍する。ところで初めの方でジョーン・クロフォードが出てくるのは「大砂塵」という映画。男と女の別れのシーン吹き替えが、イヴァンとぺパの別れと重なり効果的。[映画館(字幕)] 7点(2014-05-18 06:04:46)

10.  キカ コメディのようでもあり、サスペンスのようでもあり、エロ映画のようでもある。強烈な色彩と奇妙な格好、変人が揃った変態映画、でもロマンスあるような・・・。奇妙なようでもおもしろい映画だ。これが後でペドロ・アルモドバルと知って大いに納得、さすがだ。[DVD(字幕)] 6点(2014-05-15 20:28:37)

11.  おっぱいとお月さま 男の子とおっぱい、ファンタジックでほほえましくも思えるがちょっと品のなさも感じる。おなら男のせいもあるけど、幼い子どもが出てくる映画にしてはハッとするシーンがある。[DVD(字幕)] 5点(2014-05-12 21:03:48)

12.  美しき虜 ナチスの宣伝相ゲッベルスが出てくるで、ホロコースト面を持つ政治的戦争映画かと思ったらそうではない。映画好き女好きのとんだ食わせ物のゲッベルスである。戦時下にもかかわらずスペインとの共同製作映画にも力を入れたり、主演女優をわがものにしようたり・・・ ドタバタ喜劇の要素さえ見られる。しかしやっぱり見所はスペインが誇るペネロペ・クルス、ここでは歌い踊るロマ族の女性を演じてくれる。[DVD(字幕)] 6点(2014-05-05 07:11:21)

13.  ブランカニエベス アーティスト以来のモノクロ・サイレント、モノトーンの美しい映像美と音楽はすばらしい。舞台は1920年代のスペイン、その中で繰り広げられる闘牛、設定の変化はあるもののやはり白雪姫、ストーリーは知ってるからと油断すると結末は・・・。女性陣は美人ぞろいだが、若いカルメンシータのソフィア・オリアがとてもかわいい。[映画館(字幕)] 6点(2014-03-01 17:36:55)

14.  哀しみのトリスターナ トリスターナの変容ぶりがすごいというか、ドヌーヴの悪女ぶりがすさまじく、終盤のロペが痛ましく辛い。ドヌーヴのスペイン語というのも珍しいと思ったが、合作映画だからなのか。[DVD(字幕)] 6点(2013-12-05 19:43:07)

15.  アザーズ 何かよくわからない映画だった。ネタバレもたくさん読んだけどそれでもよくわからないというか、納得できるものがない。だからといってつまらない映画だとは思わないが・・・。[地上波(吹替)] 5点(2013-10-14 21:43:52)

16.  インポッシブル 2004年に起きたスマトラ島沖大地震で大津波に遭遇した家族の物語だが、我が国でも近年東日本大震災が起こっただけに深刻さは一入。映画は実在の家族の体験談をもとに、リアルさを徹底的に追求したもの。特に津波がおそってくるシーンや母と長男が流されるシーンは息をのむ。ハリウッドに負けないスケールとナオミ・ワッツの演技は見もの。[映画館(字幕)] 6点(2013-07-23 10:46:29)

17.  今のままでいて 《ネタバレ》 いつのまにか女はいなくなっていた。残された男、切なく流れる音楽、これぞまさしくラブストーリーなのだが、この映画の終わり方は何度も予感させるものがあった。母親との別れもたぶんこうだったのだろう。実の父娘かもしれないという不安や疑問は残ったまま、年の差の離れた恋は進行し、最高潮に達したところで突然終わる。何ともロマンティックな映画であり、男と女、年代の相違かもしれなかった。ナスターシャ・キンスキーの美しさは際だっていて、裸体まで拝めるとは・・・。[映画館(字幕)] 6点(2013-07-21 06:50:41)

18.  海を飛ぶ夢 安楽死とか尊厳死とかいろいろ議論されるけど、私たちが日本人でしかも健常者の感覚で物言えることなのだろうかと考えてしまう。スペインはカトリックの国だし、離婚すらママならぬと聞くし、自殺はなおさらのことだろう。それでなくても30年近くも人の手を借りずに生きてこれなかったとなれば・・・。だからといって諸手をあげて賛成というわけではない。やはり難しい問題だとしか言い切れない。[DVD(字幕)] 7点(2013-07-06 21:31:26)

19.  セブン・デイズ・イン・ハバナ 第1話の「月曜日」とラストの2つ「土曜日」「日曜日」がおもしろい。「木曜日」「金曜日」あたりは芸術的かもしれないけど、私にはちょっと意味不明。キューバ(スペイン)の雰囲気は良い。[DVD(字幕)] 5点(2013-07-03 06:34:38)

20.  carmen.カルメン 地元スペインの映画だけあって、オペラやリタ・ヘイワースのカルメンよりも原作メリメの小説に近い。その分ドラマティックな派手さがなくなり、物語的だ。カルメンも自由奔放な女から男を惑わす悪女の傾向が強くなり、パズ・ヴェガの身体を張った演技が光る。[DVD(字幕)] 6点(2013-06-11 19:29:25)

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