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1. ワレサ 連帯の男
《ネタバレ》 ポーランドの解放と民主化の中心人物、レフ・ワレサの伝記作品です。何かすごく派手な演出があるわけではなく、どちらかといえば地道に淡々と進行するのですが、その中でも、一貫してぶれないワレサの意志の強さはびしびし伝わってきます。これは、ワイダ監督の演出の腕もさることながら、やはり主演俳優の役作りの丁寧さを讃えるべきでしょう。一方で、若い頃には官憲に抵抗できずサインをして釈放される描写もあったりして、決して超人ではなかったことも伝わってきます。ソ連の圧政を跳ね返して民族の独立を保った歴史を後世に残すという点でも、意義ある作品です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-29 20:59:26)
2. ワルシャワ・ゲットー ~ユダヤ人強制隔離居住区~
《ネタバレ》 インタビューとドキュメント・フィルムと俳優の演技部分を交互に挟む構成で、最初は違和感がありますが、そのうち気にならなくなります。これまで見たホロコースト関係の作品に比べ、特定の部分を集中的に盛り上げたりはせず、むしろニーナ(実在の人物)のたどった道筋を素朴に追っているのですが、それだけにその内容は事実の重みをもって迫ってきます。[DVD(字幕)] 6点(2010-01-20 04:52:20)
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