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プロフィール |
コメント数 |
827 |
性別 |
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メールアドレス |
sankei_o@olive.freemail.ne.jp |
自己紹介 |
あたしは見ている映画は数あれど、 思い出せずにREVIEWが出来ません(笑) 我が心の師である、淀川長治氏の”愛ある批評”を目指していますが ストレスが溜まってるのか、最近は毒舌が多くなりました(笑) そんな愉快な奴ですが、お見知り置きを
好きな映画ジャンル 戦争映画、コメディ映画、ドキュメンタリー映画 スポーツ映画、実話系映画、
苦手な映画 スプラッタ系ホラー映画 (子供の頃に失神して以来、トラウマなんです) 最近のハリウッド系映画
”特に”好きな映画監督 チャールズ・チャップリン、黒澤明 80年代前半までのスピルバーグ、ジョン・ランディス マイケル・ムーア、井筒和幸、大林宣彦
好きな役者 懐かしい名前しか出てこないので書きません(笑)
好きな映画評論家 淀川長治(本当に評論家の究極な方でした) 荻 昌弘(視点と分析力、好きな映画への熱弁が素敵な方でした)
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1. 戦場のピアニスト
ユダヤ人ネタとしては本当は比較してはいけないのだけれど、あたしは「シンドラーのリスト」よりはるかに上をいっているのではないかと思う。ユダヤ人の中の可哀想な面を見せるだけでなく、狡猾な面を見せる事で、戦争の狂気というのを見事に見せつける事に成功したのではないかなぁ。戦争映画好きとしては7.5cm歩兵砲(だと思うが)の射撃のシーンなんかはかなりしっかりと作られているようで感心したのだけど、自動拳銃の音が異様に大きかったりして、これって演出として音を大きくしたのかな、なんて思ってます。あと、これは映画への問題でなくて、邦題の問題なんですけど、ちょっと映画に合っていないような気がします。「戦場の~」という付け方で戦時下のユダヤ人ピアニストの生き様を見せつけようとしてるのだろうけど、実際のピアノを弾く場面はあのドイツ将校の前での1度で肩透かしを喰らったような感じが否めないです。8点(2003-05-23 18:44:12)
2. Avalon アヴァロン
押井守の世界感ってこんなのばっかりだな。彼が世界の有名監督に肩を並べられるほどの映像表現を持っているのは良くわかる。映像表現なんかハリウッド映画の真似なんか殆ど無いし、フレームワークなんかも独特で面白い。でも、ストーリーが判り易いかって言うと、これがはっきり言って判る人しか判らない。学生運動に参加してた人だから、まだその熱から冷めなくて、こんなの作っているんじゃないかと思いたくなる。これだけの腕をもっている人が押井ファンとマニアにしか受けないような映画しか作らないというのは残念だ。海外で受けるのも良いけど、その前に日本市場で大ヒットとばして欲しい。押井の作品を良くしている部分として川井憲二の音楽と伊藤和典の脚本は絶対に忘れてはいけない。6点(2001-07-29 17:16:35)(良:1票)
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