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1. カティンの森
《ネタバレ》 重い映画なので、軽い気持ちでは見られません。最後の虐殺シーンの、音もなく、色もあまりないシーンは、衝撃的で、悪夢のようです。主人公がどんな窮地に立っても必ず生き延びる映画を見なれた目には、なすすべもなく射殺されていく人々の姿に、現実の怖ろしさを実感させられます。女主人公と、大将夫人との区別がつかず漫然と見ていると、話がわけわからなくなります。後半から新たな登場人物が出てきて、新たな挿話が始まりますが、校長と大将夫人も似ているので、混乱します。[DVD(字幕)] 7点(2010-09-25 17:35:19)(良:1票)
2. アンナと過ごした4日間
《ネタバレ》 恐ろしいほど静まり返った東欧の田舎町の風景が、絵画を切り取ったかのように美しく、かつ不気味。ほとんど夢の中の風景のようにも見える。ぼろ家に寝たきりのばあちゃんと二人で住む貧乏で惨めで哀れな男の、倒錯的な愛情を描く。部屋に忍び込むシーンでは、いつアンナの目が覚めるかと、主人公以上にどきどきさせられる。が、展開の早い最近の映画を見なれた目には、ゆったりとした映像の流れと、ストーリー展開のシンプルさには、やや退屈かも。[DVD(字幕)] 6点(2010-09-25 10:23:23)
3. 戦場のピアニスト
ある時代を生きたある人の半生ということでなら、十分おもしろく見れるが、結局何を扱いたかったのか、いまいちぴんとこない。戦争の悲惨さや人間の狂気を描きたいならば、この程度じゃとても伝わらない。将校の前でピアノ弾くシーンでなかなくちゃいけないの? いやー泣く理由はありません。6点(2004-01-16 01:03:45)
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