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1. ファイティング・ダディ 怒りの除雪車
《ネタバレ》 先にリメイクのほうを観たんですが、オリジナルに忠実だったんですねぇ。
こっちは北欧ならではの会話が面白いの。バナナがあるから食うには困らないとか、会話の他にもタランティーノを彷彿とさせるところがありますね。
苦労知らずの二代目ボスの浅はかさで理不尽に息子を殺されてしまった二人の父親っていうのは辛いんですが、ボスを裏切るその理由が何か可笑し悲しいものがあり、ここがいちばん予想外の展開でした。うん、面白い映画です。
それにしても見事なノルウェーの雪景色、寒いし税金は高いらしいけどなかなか豊かな国のようだ。
セルビア人に言わせれば刑務所も居心地がいいらしい。[インターネット(字幕)] 7点(2020-05-05 01:27:39)(良:1票) 《改行有》
2. 特捜部Q Pからのメッセージ
《ネタバレ》 前二作と比べると映像も雰囲気からもグロさが和らいだ感じ、季節は夏?でも寒そうです。
犯人の動機をセリフではなく映像で語り、現在と過去が交互する。わりと好きです、こういうの。
犯人の異常性は際立ってるけど、そこまで知能犯で完璧とも思えないのに
あれだけの警察官を動員して監視してるにも関わらず、あそこまでドジるってどうなの?
そこにイライラしました、歯痒いのよね。「お父さんは医者に任せて早く追えよ」とアサドに叫びたくなりました。
犯人との直接対決とアジトへの持っていきかたにもっと工夫がほしいところです。
でも子供をいたぶるシーンは嫌ですよ、しっかり見せてるもん。国によっては完全にアウトなんじゃないですかね。
手は震えてるし、イマイチ掴みどころのないカールなんですが、捜索願も出されないまま犠牲となった
手紙の主のPの葬儀で賛美歌を「歌ってみる?歌おかな?」みたいになっても泣いちゃうんです。
前作の猫ちゃんお持ち帰りと同様、彼の人柄がわかるホッとできるシーンでした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-22 14:47:10)《改行有》
3. ダウンサイズ
前半はなかなか面白かったんです、テイクアウトの食事を買って帰る相手がいつの間にか母親から奥さんに変わってたり、さりげなく笑えるところが所々あったり、どういう展開でどんなラストなのかもちょっと予想がつかないという面白さがあったんですが、ノルウェーに行く前後から途端につまらなくなってしまいました。
あのコロニー、なんだかヒッピーのコミューンみたいだし。ちょっと考えの偏った人たちという感じで興味が薄れてしまいました。
まあ、風刺コメディなんだろうとは思うんですけど、これだっていうようなメッセージが感じられなくてラストも締まらなかったです。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-05-14 18:20:24)《改行有》
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