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コメント数 914
性別 女性
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自己紹介 After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to.

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【製作国 : ノルウェー 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  厄介な男…からっぽな世界の生き方 《ネタバレ》 なんといっても見どころは、淡々として色彩にとぼしいあっちの世界に突如として挿入されるグロシーンです。非日常は日常のあいだに提供されてこそ光るのであり、そのバランスが重要なのだとあらためて悟ります。こういう手法で、似たようなのは確か「スリープレス」というのを思い出す。 私たちは死んだらどうなるのでしょう。もしかすると、このボーダーサムマンの世界に行くのかもしれない。この世界観はとても説得力があります。また、ひょっとしてこの世界は自殺者だけが行くところなのかもしれない、という疑惑もあります。子供がいませんし。 誰もが自分の欲求だけを満たして満足して暮らしているこの街は、自殺者が行くところだとしてもおかしくない。そして、現世に絶望した人が来るところだから、誰も「再生」への希望を持っていないのです。たぶん。 けれど、アンドレアはそうそう絶望して自殺したわけではなくふとした気の迷いであったので、「生の音や匂い」を嗅ぎつけ、再生への道を辿るのです。ラスト近くのバスの貨物室シーンは、そのまんま「誕生」のプロセスであり(ヘソの尾を模したチューブさえある)、「誕生」は「苦痛」であると言っているのです。 そしてアンドレアはまた誰かの赤ん坊として生まれたのです。ということは、私たちは生まれた後はすっかり忘れているけれど、「快適安楽」を捨てても再生したいという自らの意思によって生まれてきたのだということになります。ならば、自殺などすることは、あの時の自分を裏切ることになりますね。…私たちが死んだ後はどうなるのでしょうか。この映画は人類共通の問いへの答えの一種ともいえる。 さてあなたや私があの世界に行ったならば、果たしてアンドレアのように〝戻ってくる〟気になるでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-06-06 16:07:25)《改行有》

2.  酔いどれ詩人になるまえに 《ネタバレ》 運よくブコウスキーのドキュメンタリーと続けて見ることができたために、作り手の意図もよくわかったし、ディロンが良く勉強して役作りしたこともわかった。 ブコウスキーオールドパンクとセットで見て初めて良さを感じる作品ですたぶん。 とにかく似ている!ディロンが似ています。肩をすくめたような姿勢といい、穏やかで人を食った物言いといい。 この映画だけを見ると、「ここに至るまでのブコウスキー」と「この先長い人生を生きたブコウスキー」が無いために、社会不適応者でアル中の30男の日常、というだけなのであんまり面白くはない。 が、「6歳から11歳まで父親にムチで殴られた少年」が、「天才詩人としてカルト的人気を集めて74歳で白血病で死ぬことになる」までの「中間」の風景をそのまま切り取ったものであるとして見てみて初めて価値を持つのだと思う。被虐待児の成長後の姿ともいえるし、また天才の不遇時代の姿でもある。その意味では映画としては未完成、ブコウスキーファンにしか消費されない…ともいえる。 「まだ何者にもなっていない時代のある男性」として見ることで、ブコウスキー本人が言っていたように「種火を消さないことこそが重要」という人生訓として見ることができなくもないが(本人は成功訓とか人生訓とか垂れるわけはないが)。実際、滅茶苦茶な生活をしていてもチナスキーが作品を出版社に送り続ける(ポストに入れる)場面は一貫して挿入されている。 さて現実のブコウスキーのしゃべり方は「ブルー・イン・ザ・フェイス」で見たルー・リードにそっくりであった。これは逆で、ルー・リードが真似たというのが正しいのだろうたぶん。出身地も生息地も全然違うのに、話の内容も似ているし、目をつぶっていたら間違えそうなほど似ていた。ルー・リードが故意に真似ていないとしたらとても不思議だけど、共通しているのは「諦観」のようなものだ。 ミッキー・ローク主演作のあまりの不出来ぶりに腹を立てていたブコウスキーに見せたかったディロンのそっくりさんぶり。おっさん喜びすぎてあの世で心臓発作でも起こしかねないな。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-03-09 14:44:15)(良:1票) 《改行有》

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