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プロフィール |
コメント数 |
2620 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
単なる鑑賞備忘録・感想文です。
※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。 |
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1. その女諜報員 アレックス
オルガ・キュリレンコには独特の魅力があるし、悪役も中々の存在感でよいのだが、脚本が雑というか難ありで勿体ない作品になってしまっている。[地上波(吹替)] 5点(2022-10-06 10:11:21)(良:1票)
2. チャッピー
《ネタバレ》 人工知能成長モノはこれまでにもあったので目新しさはない。よって、本作のキモは後半にでてくる「意識の転送」にある。が、そもそも「意識とは何か?」という事が明確には解明されていないので、意識と記憶が混同されてしまって(実際に行われたのは意識ではなく記憶の転送に思えるが)、話がグチャグチャになってしまった。ちなみに、意識の転送が可能であったとしてもそれは自覚不可能というのが哲学的な常識である(詳しくは永井均の書籍を参照)。というか、てっきり巨大ロボットにチャッピーの意識が転送されて、「自分対自分」の対決というカオスが展開されるのかと思ったが、イガイと平凡でありきたりな展開で終わってしまった印象。とはいえ、チャッピーの存在は所謂「哲学的ゾンビ」的でもあり、「意識とは何か?」という哲学的な問いをあらためて考えさせられるという点で興味深い作品になっているとは思う。[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-11-23 16:47:27)
3. 山猫は眠らない4 復活の銃弾<OV>
《ネタバレ》 アフリカ舞台で場所が限定されているし、話も単純で緊張感だけが継続するので、原点に返った印象。とは言っても、以前のようなシンプルに敵をやっつけるというよりは、味方による裏切り(見えない敵)への復讐というパターン。これも国際紛争の厄介さが原因なのだろうか。それにしても脚色とは言え、内戦による治安がここまでヒドイとなると、人権の観点からも国際的にもうちょっと介入してもよいのではないかと思うが、コンゴにも国家として自主独立の権利があるので、難しいところでもある。[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-11-19 11:32:49)
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