|
プロフィール |
コメント数 |
2254 |
性別 |
男性 |
年齢 |
78歳 |
自己紹介 |
団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?
1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。
ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。 |
|
1. マンデラの名もなき看守
恰幅の良い堂々としたマンデラだ。私としてはモーガン・フリーマンの方がイメージに近いと思うのだが・・・。だから大柄なマンデラに対して、看守のグレゴリーがいかにも小男に見え、囚人と看守の立場が逆転しているかのようだ。
グレゴリーの細君のダイアン・クルーガーは、もったいないほどの美しさ、しかしアパルトヘイトに関してはごく普通の世間と同じ考え。グレゴリーがマンデラの影響を受け少しずつ変わっていったのに対して、終盤の変わり様は唐突にも思える。
さて邦題の「名もなき看守」だが、何か卑屈すぎはしないだろうか。マンデラはグレゴリーを母国語(コーサ語)を話す友人として扱っていたはずだ。それゆえ「グッバイ、バファナ」という題になっていた。
アパルトヘイトについては、予備知識があったのですんなり見れたが、描き方は不十分ではなかろうか。しかしながら良い映画である。もっとレビューがあってほしい。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-05 17:07:24)《改行有》
|