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【製作国 : チェコ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 007/カジノ・ロワイヤル(2006) 今までのハイテクスパイ兵器を駆使した、ある意味荒唐無稽な007とはきっぱり決別した硬派な作品。ボンドは超人的な能力で敵を追い詰めるのだが、ぎりぎり「もしかしたら世界に一人くらいこんな能力の奴もいるのかもしれない」というリアリティを残している。物語も最後の最後までハラハラドキドキさせるよう念入りに膨らませてあり、脚本段階から相当頭を絞ったと感じさせる。ただ、このようなキャラクターが「ボーン・アイデンティティ」などと若干かぶってしまうのが新鮮味を損なうところかもしれない。ダニエル・クレイグは予告編を見た限りではちょっと華が足りないかと感じたが、本編を観てみるとそれは杞憂だった。彼が全力で走る様は大変力強く美しい。[DVD(字幕)] 8点(2007-01-09 00:52:20) 2. オリバー・ツイスト(2005) 原作は知らないのですが、大いに楽しめました。古典であるためなのかどうか、人物設定がやや類型的な感はありますが、テンポも良く、ぐいぐいと物語に引き込まれました。それからこの映画、美術が大変素晴らしいです。19世紀の薄汚れたロンドンの貧民街が、下水や人々の体臭まで臭って来そうな位リアルに表現されています。「ALWAYS三丁目の夕日」もそうですが、僕は美術セットに現実感があると、それだけでスクリーンの向こう側に引き込まれてしまいます。[DVD(吹替)] 8点(2006-07-10 16:27:31) 3. ボーン・アイデンティティー マット・デイモンはこういう無敵キャラの主役を張るほどの華が無いと思うんだな・・・ 彼はもっと屈折してたり、人間くさい物語のキーになる脇役あたりで存在感を発揮して欲しい。6点(2004-08-14 10:36:41)《改行有》 4. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い うーん、アイデアは面白いし、キャラクターはいじりがいがあるのに上滑りしてる。陳腐なセリフにとほほなアクション。ILMのCGも宝の持ち腐れだ。4点(2004-03-20 04:27:08) 5. ダーク・ブルー 地味だけどいい。飛行機の戦闘シーンはCG使いまくりだけどセンスがよいので許す。8点(2003-12-12 13:03:46)
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