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1. オテサーネク 妄想の子供
子役の顔が邪悪で素敵。9、10歳であの邪悪さはなかなか出せない。目の上のでっぱりが凄い。「HUNTER×HUNTER」のフィンクスですか。たまにラース・フォン・トリアー監督にも見える。何かもう、逸材だ。ヤンの長編はコマ撮りが激減する上にちょっと中だるみするのは否めないけれど、ヤン自体が私の激・憧れ人なので、作品を撮ってくれればそれでいいです。それにしてもヤン夫妻、夫婦揃ってここまで感性と趣向と方向性が同じベクトルを向いているというのは凄い。奥さんの絵もキてますよ。ほんまもんのおしどり夫婦です。次の作品も期待しまくってます。140歳位まで生きて下さい。そして139歳位までは仕事して下さい。9点(2004-03-26 23:51:12)(良:1票)
2. 悦楽共犯者
私が「ヤン・シュヴァンクマイエル」の名前を知ったのはこの作品。雑誌で作中のワンカットの写真を観ただけでやばい位に心魅かれた。タイトルも私の心にクリーンヒットしてしまった。観れば分かるけれど、これ程適切なタイトルはない。大衆映画では絶対にお目にかかれない独自世界、“戦闘的シュールレアリスト”ヤン・シュヴァンクマイエルの描く深遠で哲学的な変態世界。好みは分かれるだろうけれど、他の何にも似ていないこの独自世界、1度観てみて損はないと思います。9点(2003-12-23 22:12:49)
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