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【製作国 : チェコ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. スノーピアサー 《ネタバレ》 最初は単にアメリカのB級映画だと思いなんも考えずにパッケージのイメージだけで観始めたわけです。なにやら、地球は全部が氷河で埋め尽くされ、残された人類はひた走る近未来列車の中のみで、最後尾車両はスラム化していて先頭車両グループに虐げられていて、そこからの反乱で先頭車両に向けて戦闘を始めるってゆう設定。なるほど、マッドマックス的な雰囲気のB級かーと思い観てると、ちょ、なに?この残酷すぎる描写は?、なにこのヘンテコすぎる描写は?、ソン・ガンホもおるし、B級にしては、なんなのこのトンデモな感じは!?と、ある疑惑が巻き起こり、橋を渡るとき、誰かの号令で、急にみんなが戦闘をやめて、新年を祝うとこで、ちょっとまって、このシュールすぎる描写は、なんかアメリカ産じゃない、これはどっちかゆーとやっぱ韓国っぽいと思い、一時停止で監督を調べてみたら、あーた、ポン・ジュノ監督じゃあーりませんか。列車内水族館、で寿司、列車内学校、で変な先生と生徒、サウナもあるし、ディスコもあるし、美容院もあるし、よくわからん銃撃戦もある。ヘンテコ列車は地球を走るよどこまでも。やっべぇっぞ!一番味があったのは、やはり、あのPTA代表みたいなおばさん首相ですかねー。キモイぜ。キモすぎて魅力的だぜ。あんた。[DVD(吹替)] 7点(2016-01-09 03:38:35) 2. 007/カジノ・ロワイヤル(2006) 久しぶりに、007の映画を観た。昔は結構みていたけど、最近はご無沙汰。で、驚いた、007ってこんなマジな映画になってたのか。なんか、昔の、どっかすっとぼけた所がまったくないんですねー。Qやマニペニーとの冗談みたいな会話も全くなし。とことんハードボイルド。でも、おもしろい。これが本来の007映画なのかもと、ふと思った。時代に沿ったリニューアル悪くないです。[DVD(字幕)] 10点(2013-11-14 15:08:16) 3. 悪魔の発明 ストーリー的には、あまりおもしろくなく、悪の伯爵が世界を征服するのを阻止するとゆう話なのに淡々としてて、緊迫感とかワクワクとかテンションあがる部分もそんなになかったんですが、映像が ほんと素敵。絵と役者の融合、しかも単なる融合だけじゃなく、たまに立体的にカキワリも使用したりなんかして、それがまったくチャチくみえない。役者も絵に見えてくるし、絵もほんものに見えてくる。その絵も、彫刻画みたいな感じで、そして白黒効果もあり、実に不思議な世界観を構築。小道具もいい感じ。レトロだけど、おしゃれな乗り物が色々登場、海の中の表現もなんだかいい、古いんだけど新鮮な感覚。モンスターは大きなタコが一匹登場。しかもすぐ退場、潜水艦同士の戦いも実にあっさりで、やっぱり話的には全然盛り上がらないんだけどこの映像表現だけで、結構最後まで、退屈せずに観れました。まさに絵が動く感じです。[DVD(字幕)] 7点(2009-01-27 02:14:38) 4. ファウスト(1994) この監督さんの作品、初めて観ました。主役のおっさんが、部屋からニワトリが飛び出しても、タマゴを割ると中身が空で、突然、嵐がまきおこってもノンリアクションなので、意味がわかんなくて、そのうち、何がしたいのか、地図にある場所にいったら、ファウスト劇の主役になちゃってて、主役の心情が全くわからないので、結局、最後まで意味不明でしたが、でも、その混沌具合が、まさに悪魔との契約を描くファウストの映画って感じです。それにファウストの劇が始まってからは、映像表現がかなり独特で、なんかひきつけられるものがありました。人間と同じ大きさの操り人形、しかも頭上には誰のかわかんない巨大な手、主役も途中、操り人形になったり、操り人形も、舞台飛び出して、普通に街中に出て行くし、多分、こんな風に説明しても、なんじゃそりゃ?なんでしょうけど、知りたきゃ観るしかないです。ってゆう変テコな世界観でした。思わず自分にも糸があって操られてるのか?って気分になります。でも、もっとも変テコで気味が悪かったのは、悪魔のウルルルルルルル~ってうなり声。この発想はなかったです。てゆーかクセになりそー。首が転がり悪魔と天使が登場、人形とエッチ、足を奪う老人、あー、言葉じゃ表現できない、やっぱ観るしかないです。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-08 17:16:18)(笑:1票) 5. アキュムレーター1 リモコンは拳銃、敵はテレビ。戦う理由は、テレビにエネルギーを吸いとられるから。そんなバカバカしい世界を描いたドタバタコメディー。話もバカなら描き方もバカ。本筋となんの関係もないシーンに異常にお金と労力を使ってるところが特に。虫歯の治療シーンを巨大セットを使ってみせたり、注射のシーンも、血管の中をセットで表現。そんなこんなでストーリーがちょっと散漫。いったいなにをしたいのか、よくわかんなくなる事もシバシバ。でもまー、エンディングを迎えたら、これはこれでいーのかも知れないと妙に納得。一人の男が幸せになるまでのファンタジー。最近ちょっとエネルギーを喪失気味かな~って思う人は観たらえーのかどーかは知らない。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-19 22:40:15) 6. ラビナス カニバリズムを一風変わった切り口で描いたホラー。でも人肉食を描いてるわりにはそんなにオドロオドロしたホラーではなく、ちょっと変わった感じに表現してました。特に音楽。追いかける所にひょうきんな音楽かけたりして、ちょっと「2000人の狂人」っぽくしたみたりしてるけど、あっちはその音楽とのミスマッチが逆に怖かったけど、こっちは怖いとゆーより、変やな~って感じで、まー、怖い感じのホラーではなかったです。エグイシーンも抑え目でした。それでも所々不気味なシーンもあり退屈ではなかったです。[DVD(字幕)] 5点(2007-09-25 00:21:00)(良:1票) 7. サウンド・オブ・サンダー わあー、評価ひく~~い。ども。最近、平均評価の低い作品に高評価をつけてしまってヒンシュクをかってる、世間と自分の感性の違いに落ち込み気味の俺です。そして、これも、ごめん、高評価です。だって、そこそこおもしろかったです。でも、評価低いのもわかるねん。もしこれを、映画館で高いお金払って観てたら、俺も絶対評価低いわ。これは未公開B級SF映画になってもーてる。ほら、レンタルビデオ屋で毎月でる大作をだいたい観た後に、なんか、ショボイけどB級でも観てやるか~ってノリで観る映画。ほんだら意外と楽しい時間過ごせたみたいな。映画のクオリティーもあきらかに場面によって違うし。特に前半はひどいわ。予算なくなってから、撮り直して付け足したって感じがめっちゃする。始まってしばらくは80年代映画かと思ったわ。それでも、B級未公開映画をそれなりに楽しめるテンションなら時間の波が押し寄せてからは、普通のサバイバル映画として結構おもろい。危機また危機の連続、集団で襲ってくる恐ろしい新生物、廃墟とかした都市、世界がすごい事になってるのに展開や世界観が小さいってのも制作費の関係やと思うけど、あんま不自然に感じなかった。むしろ逆に身近な緊迫感を感じてしまった。それに、前半はなんやってんやろ?って思えるくらい前半より映画としてちゃんと撮ってるように見えるクオリティー。なになに?製作中止の波が実際にあったって?ボロボロになりながらなんとか世界を元通りに修復したい主人公、なんとか劇場公開までに到達したい製作陣。多分、この映画の製作陣は映画の主人公と同じ思いをしたに違いない。[DVD(字幕)] 7点(2006-07-31 09:31:40) 8. ブラザーズ・グリム ペテン師のグリムブラザーズが、ある村で起こっている女の子の失踪事件調査を無理やりやらされ、実はその村では本当の魔女による不思議な事件が起こっていて、それをドタバタしながら解決するとゆう、ノリ的には非常に「スリーピー・ホロウ」に近い映画やった。あんまりヒネリとかなくて、グリム童話のネタをちょろちょろいれながら、グリムの二人のドタバタアクションをふまえつつ、時にはコミカルに、時にはダークに、物語は展開していきます。ただ、事件の核心に迫っても、モタモタしてるグリムにはちょっとイラってくるかも。事件もちょっとコジンマリしてるし。すっげ~おもしろ~いって感じではなかってん。でもテンポいいし、映像は綺麗し、なにより、俺、スリーピー・ホロウみたいな雰囲気の映画好きやし。子供がさらわれるシーンが何回かあるけど、結構それぞれのシーンは不気味でよかったし、グリム二人のヘタレっぷりも嫌いじゃないし。普通におもろかった。できれば魔女との対決をもうちょいメインにしてくれて、もちょっと不思議な映像を増やして欲しかったかな~。[映画館(字幕)] 7点(2005-10-31 12:19:23)(良:1票) 9. エイリアンVS. プレデター 今からこれを観る人は、多分、家で観ることになると思うねんけど、とにかく、その前にエイリアン1~4とプレデター1・2を連続で観てその後にこれを続けざまに見れば、この映画の世界にどっぷり浸かれると思う。どっぷり浸かれるてゆーか、ごめん、たっぷり疲れる。多分。でも、この映画自体はそんなに、肩に力が入るほどの出来じゃないんで、鼻くそほじりながら、気楽に楽しめばいーんちゃうかな。エイリアンの世界観とプレデターの世界観、略してエイプリルな世界観を楽しめばいーんちゃうかな。前半エイリアンな展開、後半プレデターな展開、略してエイプリルな展開楽しめばいーんちゃうかな。俺がこれ観た時期はエイプリルでいーんちゃうかな。ところでプレデターの口元のカニの足みたいなの、キスするとき引っかかるんちゃうかな?引っかかるってゆーか、邪魔。[DVD(字幕)] 5点(2005-04-17 02:08:14)(笑:1票) 10. ヴァン・ヘルシング やっとこれ観れました。これ楽しむために、フランケンだの狼男だのドラキュラだのの古いやつを先に観ましたから。んで、冒頭のシーンから、「お、いきなりフランケンな雰囲気、古典観ててよかった~、風車だよ~」ってテンション高くなったんですが、その後は、あんまり古典とか関係なくて(あったかもしれんけど、わかんない)普通のよくあるヒーロー対悪の娯楽映画でした。でも、びっくりしたんは、全編クライマックスって感じなところです。一番盛り上がらなあかん悪の親玉がやられるシーンがわかんなくなるくらい、ずーっとクライマックスです。で、ストーリーが全然たいしたことないんで、ゆうなれば全編CGのアクションで埋め尽くしたのが見所のハリウッド版「マッハ!!!!!!!!」(ごめんなさい)。二時間以上あるんで、最後の方はさすがにちょっと飽きてきます。もうちょっと短くしてくれたらな~。でも、娯楽大作なんでCGアクション好きなら、普通に楽しめるクオリティーはあるんじゃないでしょうか?しかしヴァンヘルシングって昔はおじんやったのに、時代とともに若返るとは、ドラキュラなみになかなかやりおる。7点(2005-01-08 02:26:35) 11. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い 最近は貴重な二時間を無駄にはできないのと、全ての映画を観ることは不可能なので、自分が観たいモノしか観んとこという意思のもとで(あたりまえか)、映画を観るようにしてるんだけど、これは、予告観て、超人的な伝説のヒーロー達が、それぞれの能力をいかし悪と戦う、ド派手なCGと単純明快なストーリーの極めて子供っぽい、俺の好きな部類の映画やろーなーと期待して観た。結論は期待通りおもしろかった(逆に言えば、それ以外の物をこの映画に求めてる人にはつまんない)。テンポもそれなりにいけてるし、各キャラの見せ場もちゃんと用意されてるし、それぞれの原作知ってれば、一粒で七度おいしいんちゃう。いや八度か。まー、迫力ある見せ場を作らなあかんから、各キャラ達がアクション(戦闘)に特化したデフォルメされてるのは仕方ないと思うし、映画なんて全ての人のニーズに答えるのは不可能やから、特にそれぞれ原作ファンがいるキャラでまくりのこの映画、観るとき多少の思い込みは必要やと思うけど。だってトム・ソーヤーなんて、自己紹介しなきゃ、普通の人間やから、なんのキャラかわからんもんね(つねに、こいつはトム・ソーヤーなんだと自己暗示が必要かも)。だから、映画観る前に多少のキャラ達の知識はいるかもしれん。「トム・ソーヤー」や「ジキルとハイド」、「透明人間」、ネモ船長の「海底二万里」は有名なんでいいとしても、「ソロモン王の洞窟」と「吸血鬼ドラキュラ」と「ドリアン・グレイの肖像」「シャーロックホームズ」の短編くらいは知ってたほうがいいかな。原作知らずに単純に超人達が戦うヒーロー物として観ても普通に楽しめるとは思うが、それ以上の複雑なものは期待しないように。7点(2004-07-15 20:24:12)
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