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プロフィール |
コメント数 |
1222 |
性別 |
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年齢 |
59歳 |
自己紹介 |
短くって、切れ味のいいレビューには「良」投票してしまいます。 |
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1. 異端の鳥
《ネタバレ》 《ネタバレかもしれないし、勘違いかもしれない》父親の腕の番号を見て、ホロコーストから逃がすために自分のことを捨てたと気づき、愛情とともに自分の名前を思いだしたという解釈でよろしいんでしょうか?(自信がない)。うーん。芸術的な雰囲気を漂わせつつ、結構グロい。感情の読み取りづらい少年の物語。とくれば、ワタシにとっては「ブリキの太鼓(1979)」。彼の作と同じ点数にしたいと思います。オラは、こういうのは好きではありません。小学校で見た「砂漠の冒険(1969)」っぽくもあったか。[DVD(字幕)] 3点(2021-04-14 20:35:05)
2. 太陽の下で ー真実の北朝鮮ー
《ネタバレ》 問題作。何点つけたらいいのか、皆目見当がつかない。■北朝鮮当局の監視下の中、彼の国の暮らしを紹介する映画として、ロシアの制作スタッフからの委託を受けた北朝鮮人スタッフにより撮影されたものというこじれた体(てい)で映画は進行する。しかも、そこに「普通の暮らしぶり」をスタッフにより演出(やらせ) するシーンも映像も時折挟み込まれるのだ。つまり、①演出され撮影された本編シーン、②その演出指導のシーンに加え、③おそらくホントに生活が記録されたシーンが渾然一体となっている映画なのだ。つまり、虚実入り交じった映像。だから常に、アレ今のシーン何?と、何がホントかわからないような状態で視聴していくのだ。私、これをきちんと視聴できたのだろうか?■ただ、街のたたずまいは真実なのだと思う(ホントか?)。音の割れたスピーカーに怒鳴られ続けるような日常。街の要所要所には、金日成(初代)のいろいろな巨大な肖像。商業主義的広告は一切ない(当たり前?)、それどころか文字らしきもののない通り。■怖い、気の毒なシーンが多いが、太陽節の子供たちの出し物のクオリティの高さ。アレ見たら、結構楽しそうだなあ。若い人たちの広場でのダンスも参加したら、きっと楽しいよ。ときおり、なんだか幸せそうなんだよ。■なんてことを考えていたら、最後の10分。ラスト近くの主人公的な少女の涙。好きなことやうれしいことはわからなくって答えられないんだけど、金日成大元帥をたたえることにはスラスラと躊躇がないシーン。巨大な金日成と金正日の像に手向けられた花束を、金属探知機で探ってからどんどん廃棄するシーン。何かが、ムキ出しなった瞬間。■良くこんな映画が公開までたどり着いたもんだと感心しましたよ。[インターネット(字幕)] 8点(2021-02-08 16:21:28)
3. ボーン・アイデンティティー
《ネタバレ》 派手な爆破シーンは一カ所だけ。地味な感じもするが、ワタシは好意的に、「硬派」なスパイ・アクション、と受け取りたい。年のいった麻生久美子にみえるマリー・クルーツもよかった。本シリーズ、あと2作未見かと思うとうれしいです。[DVD(字幕)] 7点(2011-04-09 11:44:29)
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