|
1. ボーン・アイデンティティー
マルセイユ、チューリッヒ、パリの風景が良いですね。ただし、肝心のストーリーが面白くありませんでした。そもそも、殺されそうになったショックが原因で記憶喪失になったという設定が古臭いです。「ボーン・アイデンティティー」という邦題も何のことがさっぱりわかりません。ジュリア・スタイルスもあんな端役はもったいないですね。[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2021-12-02 06:59:40)
2. コーリャ 愛のプラハ
《ネタバレ》 時代設定はソ連(ロシア)がチェコを侵攻していた1980年代後半。ソ連の5歳の男の子コーリャの面倒を見ることになってしまった中年ロウカ。コーリャはロシア語、ロウカはチェコ語しか話せない仲でしたが、しだい二人の間には愛情が芽生えてきます。このまま二人には幸せになってほしい、と思いかけますが、そんなロシアとチェコの二人を当時の世間が認めるわけがありません。それでも、最後ソ連は崩壊し、チェコはソ連から解放され自由の身となります。しかしその結果、二人は離れ離れになってしまいます。コーリャは育ての母親の西ドイツへ、ロウカはチェコに残り演奏家としての生きがいを見つけます。エンディングを悲劇とみるかハッピーエンドとみるか、、、は人によって違うでしょう。当時の時代背景をうまく使った心温まるストーリーだと思いました。[DVD(字幕)] 8点(2019-09-13 10:51:08)
|