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【製作国 : シンガポール 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ホテル・ムンバイ 《ネタバレ》 テロリストについては、背景も目的も説明一切なし。作戦らしい作戦もなし。単純に、目の前で動くものをひたすら撃っていくだけ。奪われたものを取り返すとかもっともらしいことを言いつつ、どう見ても関係なさそうな老人や従業員まで当たり前に撃っていく。だからこそ、終わらない恐怖感が迫ってくる。●従業員や客側には、救世主もいなければ技術も武器もない。ただ隠れ、様子を窺い、隙を見て移動し、可能なら逃げる、というだけ。そこがさらに生々しさを感じさせるし、それゆえに「諦めないこと」の重要性を普遍性をもって伝えている。「ひたすらテレビを見守るしかない主人公の妻」にすら、その立ち位置が考えられている。●そして周到なのがそれらを支える脚本であり、導入部では、様々な登場人物を一気に手際よくストーリーに組み込み、またその後も出し入れのタイミングが絶妙で、作品を一気に最後まで見せ切ることに成功している。またよく考えられているのは、客側の代表を、そこはかとなく鼻持ちならない存在に描写していることで、そうであるからこそ、「そういう客でも守る」従業員の職業理念の崇高さが際立っている。●そして、実は一番強烈だったのは、すべてが終わってまだ現場では騒ぎが続いている中、誰からも構われず誰も構わず、いつものようにスクーターで帰っていく主人公の姿なのです。[DVD(字幕)] 7点(2021-11-18 01:35:41)(良:1票) 2. 雨の味 さして特筆すべきこともない生活を送っている主人公が、ある日女の子と不思議な出会いをして、だんだん気になっていくわけですが・・・主人公は何かを考えているわけでもなく最初から最後までボソボソ喋っているだけだし、目新しい展開があるわけでもありません。結果、特に印象に残る部分もなく終わってしまいました。シンガポールの映画なんて見る機会があまりないので甘い点をつけたいところなのですが、これは無理でした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-10-30 01:33:53) 3. インファナル・アフェア 無間序曲 この作品でもラウとヤンが主人公だと勝手に思いながら見てしまったため、大きく違和感が残ってしまいました。ここでは主役はウォンとサムだったんですね。ただ、単なる前置きを2時間も見せ続けてどうするの?ということは、やっぱり思ってしまいました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-02 02:58:42) 4. フォーエバー・フィーバー 《ネタバレ》 見る前から、ダンス!ダンス!ダンス!の単純一直線路線を勝手に頭の中で期待していたので、あれもこれものつまみ食い的進行にはちょっとついていけませんでした(変身後の弟の美しさが、ダンスよりも印象に残っちゃいかんでしょ・・・)。映画の中からインチキトラボルタが出てくるなんていう無茶なアイディアは面白かったので、そういうのがもっと見たかった。あと、主人公が宮川一朗太に似ているのも気になりました。[DVD(字幕)] 5点(2007-03-19 02:57:50)(良:1票)
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