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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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1. フォーエバー・フィーバー
《ネタバレ》 シンガポール映画は初めて見たような。
超ベタな青春映画だけど、悪くはない。
両親の期待を背負った弟の突然の性転換希望。
女になった弟を激しく拒絶した父のシーンはシリアスだった。
でも、全体の基調は、ディスコナンバーに乗ってごきげんでポップなコメディ。
ブルース・リーを真似た乱闘は、ここでくるぞと思わせてやっぱり来たかとニンマリ。
クライマックスのダンスはフィギュアのアイスダンスのようで、あまりカッコイイとは思えなかった。
今のストリートダンスに慣れてしまうと、当時のディスコダンスはかなり緩くて野暮ったく見えてしまう。
その野暮ったさを含めて狙いなのかもしれないが。[DVD(吹替)] 5点(2014-11-24 23:04:30)《改行有》
2. クラウド アトラス
《ネタバレ》 時代の異なる六つのストーリーが並行して描かれるが、輪廻転生をテーマにしながらそれぞれのストーリーに因果応報のような関連性をあまり感じない。
なので、見終ってすっきりした感じはなく、一人何役もやっていることもあって混乱してしまった。
解説サイトを参照して整理がついたが、見直さないと一度きりでは六つのストーリーを全部把握するのは難しい。
奴隷解放に尽力した夫婦が、違う時代でもクローン解放に関わって恋愛関係に。
かと思えば、メインキャストのトム・ハンクスの人生は、六つの時代の生まれ変わりに因果関係が認められない。
必ずしも前世の業が影響するわけでもないようで、作品を通しての規則性、法則のようなものが見出せず、「カルマ」がアバウトなものになっている。
ストーリーの整合性よりも、役者の特殊メイクによるアッと驚くような変化に力を入れたせいだろうか。
世界観はおもしろいんだけどやりきれていない感じで、時間も3時間近くあるので疲れる。
とは言え、もう一度見直していろいろ確認してみたくなる映画ではある。[DVD(吹替)] 5点(2014-02-08 17:59:39)《改行有》
3. インファナル・アフェア 無間序曲
《ネタバレ》 時系列がⅠより前になるが、Ⅰとの関連で考えれば、キャラ設定にブレを感じる。後付けでⅡの設定を考えたのだろうか、違和感を感じてしまうところが幾つもある。
ウォン警部がマフィアの大ボスであるクアンの暗殺教唆する設定には無理がある。暗殺したところで黒社会を潰せるわけでもなく、警部が殺人に踏み込むとは思えない。
サムの妻に迫るラウも韓流メロドラマのようでがっかり。
てっきりⅠで主役だった二人が今回も主役かと思ったが、ウォン警部が中心でその兄弟分である
Ⅰは潜入捜査官同士の息詰まるような心理戦があったが、Ⅱは普通のギャング映画になっている。Ⅰのほうがスリリングで面白いが、Ⅱもそれなりには楽しめる。4人のボスを同時襲撃する場面などはゴッドファーザーを彷彿させて面白い。
メロドラマ要素がなかったらと惜しまれる。[DVD(吹替)] 6点(2012-12-26 00:19:18)(良:1票) 《改行有》
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