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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. アバウト・タイム 愛おしい時間について 《ネタバレ》 映画館から出た私の顔はきっと『アメリ』の主人公アメリが、世界と調和して晴れやかな気分で街行く障害者の方を満面の笑顔で道案内をした時の表情に似ていたかもしれない。本当にいい映画に出会うと笑うしかないのだ。帰ってきて暫く経ってもニヤニヤが止まらない。 まず、タイムトラベルものでありながら、決してチープにならない世界観と設定の妙。脚本のうまさは元より何より主人公が素晴らしく魅力的!そして彼を取り巻く人々も皆いい人。タイムトラベルに頼らなくても彼の周りには幸せが満ち満ちているではないか! 彼にとっては平凡な幸せが1番であり、能力はそれを得るための手段であり、決して楽して人生を送ろうとしない所が良い。こんな能力の使い方もあるんだなと感心した。 もし、これが『BTTF』のビフみたいな主人公だったら大変でぃす。父親の言うことなんて聞かずに金儲けに走ったり、やりたい放題でしょう。ラブストーリー所ではありません。そんな事になったら、それを阻止しに新たなタイムリーパーがあらわれたりしなきゃならないんで、もうジャンルが変わってしまいます。逆にこんなSF要素を持ちながら基本的にはラブストーリーを貫いている所が気に入った。とにかく、観終わって人生って素晴らしいと思える作品だった。 もし、自分にタイムトラベル能力があったらどうするか? この映画の主人公みたいに平凡な幸せを手に入れ、毎日を2回づつ体験して、人生の素晴らしさに気付くだろうか。 いや、絶対馬券とか買っちゃう(笑)[映画館(字幕)] 10点(2014-11-01 18:46:52)(良:3票) 《改行有》 2. アンノウン(2011) なかなか楽しめたんだけど、あまりに荒唐無稽な内容で、リアリティは感じなかった。リーアム・ニーソンはこういう巻き込まれ型のヒーローを演じさせたらハマりますねぇ。 全体的にB級なノリと、そこそこのアクションもあるので、初見は楽しめると思う。[インターネット(吹替)] 6点(2018-04-01 18:52:35)《改行有》 3. アナと世界の終わり そんなに期待していなかったが、まあ期待しないで良かったなというのが正直な感想。 取り敢えずゾンビにミュージカルを組み合わせれば面白いんじゃね?というユルいコンセプトのもと作られている(おそらく)ので、ストーリーは有って無いようなもの。ノリと勢いだけで突っ走っている。 もう少しコメディに振ってくれていればもしかしたらもっと面白くなったかも。[映画館(字幕)] 4点(2019-06-03 21:57:31)《改行有》 4. アナイアレイション -全滅領域- ネトフリ限定だったが、TSUTAYAでもレンタル開始していたので鑑賞。 もっとクリーチャーと戦いまくるようなのを期待していただけにこれは肩透かし。 何が起こっているのかよくわからないけども、何か物凄い事が起こっているぞ!と思わせる系のSFホラーだった。 映像もなかなか美しいし、じわじわと来る怖さはあるのだけれども、あまりにもスローなテンポと説明不足により結局なんだったのか?と思っちゃって、それほど熱中は出来なかった。 主演のナタリー・ポートマンにしても、喜怒哀楽が薄く終始同じ表情である為、何処か他人事のようであまり感情移入も出来なかった。[DVD(字幕)] 4点(2019-05-15 18:25:52)《改行有》 5. アガサ・クリスティー ねじれた家 探偵がただのジゴロだった…。 大富豪の豪邸で家長が殺されて、犯人はその家族の中に居て、遺産を巡る争いが巻き起こって、そこへ颯爽と現れた探偵が鮮やかに事件を解決する。そんな内容を期待していましたよ。アガサクリスティだし。 ところがどっこい! 謎解き要素はほぼ皆無だし、探偵は捜査よりも色恋に夢中。家を抜け出して富豪の娘さんと恋に落ちたりするんですね。しかも、家の中に居る女達から次々に色仕掛けされたりして、イケメンなもんだからさあ大変。というグダグダした内容だった。 しかも、この探偵結局何もしてないまま結末を迎えるんですね。その幕引きがあまりにも雑なもので、( ゚д゚)ポカーンとしてしまいましたよ。余韻も何もないままTHE ENDって…。[DVD(字幕)] 1点(2020-02-07 19:43:25)《改行有》
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