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プロフィール |
コメント数 |
827 |
性別 |
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メールアドレス |
sankei_o@olive.freemail.ne.jp |
自己紹介 |
あたしは見ている映画は数あれど、 思い出せずにREVIEWが出来ません(笑) 我が心の師である、淀川長治氏の”愛ある批評”を目指していますが ストレスが溜まってるのか、最近は毒舌が多くなりました(笑) そんな愉快な奴ですが、お見知り置きを
好きな映画ジャンル 戦争映画、コメディ映画、ドキュメンタリー映画 スポーツ映画、実話系映画、
苦手な映画 スプラッタ系ホラー映画 (子供の頃に失神して以来、トラウマなんです) 最近のハリウッド系映画
”特に”好きな映画監督 チャールズ・チャップリン、黒澤明 80年代前半までのスピルバーグ、ジョン・ランディス マイケル・ムーア、井筒和幸、大林宣彦
好きな役者 懐かしい名前しか出てこないので書きません(笑)
好きな映画評論家 淀川長治(本当に評論家の究極な方でした) 荻 昌弘(視点と分析力、好きな映画への熱弁が素敵な方でした)
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1. アイルトン・セナ ~音速の彼方へ
《ネタバレ》 あたしは当時、セナに偏ったフジテレビのF1中継に嫌気が差し、F1を離れた身なので、セナの功績は認めるものの、それほどセナに思い入れが無く、この映画に対しても達観して観ることが出来たと思っています。
映像としては予想以上にFIAの公式記録映像以外の映像があって、面白いと思います。
かなりセナ寄りのドキュメントになっていて、特にセナに熱狂的だった母国ブラジルの放送局と日本のフジテレビの映像を象徴的に扱っている部分は大変に興味深いです。セナのファン、セナを知らない人はこうした映像を見せ付けられたら、間違いなく引き込まれるでしょうね。
同時に、編集操作がとにかく上手くて、プロストのセナに対する発言、セナに批判的であったピケの発言や、ジャッキー・スチュワートとの有名なインタビューを入れる事で、セナの考え方の危うさや、精神性なんていうものも皮肉的に見せる所は面白く、さらにセナの死に至るまでの経緯についても、その前段として車の電子化に対する苦言を入れるなど、半ば皮肉にも取れるような映像の重ね方をして、この辺のバランスは上手いな、と思いました。
反面、分かりにくい部分も沢山あって、その典型がプロストとの確執の部分でしょう。
ここに関して言えば明らかにプロスト非難と取れる映像しか使用していなくて、特に90年の日本GPでのリタイヤ劇では一見するとセナには全く過失が無いどころか、ある意味悲劇の勝者という様な扱い方をして、さらにプロストの攻撃的な発言を重ねて悪者に印象付けています。
そうした編集をしておきながら、ラストにセナ財団の管財人としてプロストの名を出すのは、見ている側に不自然さを残す結果となっています。申し訳ない程度にこうしたフォローを見せるぐらいなら、あと数分尺を伸ばして、セナとプロストの最後の公式的な会話やセナへの追悼コメント(これらはマスコミの情報として残っている)を加えるだけで、もっと大きな意味を見出したと思うのだけど、そうしなかった理由がさっぱり分かりません。
あたしみたいに多くの情報を集めた上で分析的に映画を見る人は稀有だと思いますが、セナの実像を捉えるという意味でのドキュメンタリーを期待してたあたしとしては、よく出来たドキュメントではあるけど、十分では無かったと言わざるを得ないので、少々厳しく採点させていただきました。[映画館(字幕)] 6点(2011-01-12 13:04:34)(良:1票) 《改行有》
2. アポロ13
これ、実話だけに結末は判っているんだけど、最後に通信が回復した瞬間、感動的でした。実話がネタにされてるといやがうえにも感動させられますね。この手の映画が出来ると押し付けがましくなるもんだけど、それも少なかったかな。時代背景がもうちょっと判るように撮られてたら良かった様にも思うけど、多分その辺を取ると無用な尺が出来て、間延びするんだろうなぁ。そういう意味で、後にトム・ハンクスが監修したTVシリーズでアポロ計画を補完した格好になったようで、物足りないと思った部分が多少解消されたカナ。8点(2001-07-16 18:11:59)
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