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年齢 43歳

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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  アバター(2009) 《ネタバレ》 <『特別篇』を見た上でのレビューです。3D上映で鑑賞しました> 映像の革新性は言うまでも無いと思いますが、その一方で物語には(偉そうな言い方になってしまいますが)悪い意味での「アメリカ娯楽映画的な安易さ」がちらついてしまう瞬間が少なからずあるのも事実だと思います。個人的には、そもそも「既に人間が資源を求めて異星を略奪している」という設定からして、「今の時代いい加減そういう『無批判に侵略を描く』という態度は無いだろう」という違和感を感じてしまいます。 しかしそれにも関わらず、この映画は魅力的だと感じました。僕自身はあまり熱心なキャメロン・ファンではありませんが、ただ折に触れて彼の作り出す「生々しい臨場感」はそれなりに楽しんできましたし、そういう「臨場感へのこだわり」が、「強い女性」というモチーフと並んでキャメロン監督の持ち味だと感じてきました。そして個人的にはこの「臨場感へのこだわり」という点に関して、この作品はある種の到達点にたどり着いたと思います(個人的には、あの「翼竜」を手なずける儀式のために訪れた高地の底知れなさが見事だと思いました)。 またキャメロン監督が、この作品に関して宮崎アニメ(特に『もののけ姫』)からの影響を公言してはばからないだけあって、ナヴィたちやパンドラの生物(つまり「自然」)とジェイク(人間)との「交流」の描き方も、かなり印象的だと感じました。例えば(アバターになっている)ジェイクが自分の翼竜を手なずけた直後の様子など、一宮崎アニメ好きとしてはニヤリとしてしまいます。ただし森や生物とナヴィ(そして当然人間)との関係に、どこか「人間の現世的な利害の一致の関係」の影を振り払いきれないところなど、深遠極まりない宮崎アニメをそれなりに見続けてきた一ジブリ・ファンとしては「もう一歩かな」という気持ちを拭い去れないのですが。 しかしそういう宮崎アニメを髣髴させるシーンばかりでなく、例えばラストの「人間のままのジェイクとネイティリとの始めての出会い」という、単なる宮崎アニメの模倣ではないこの映画独自の魅力を持ったシーンも存在すると思います。「大きく猛々しい女性」が「小さくか弱い男性」をやさしく労わる様子など、ある意味「究極のキャメロン節」ではないかとも思いますし、僕自身このシーンが大好きです。 そして僕にとって、何よりジェイクが「足を治す」という選択肢を蹴ってまで自分の意志を貫いたその様子が、強く印象に残りました。このジェイクの決断に関しては、「足も治そうと思えば治せた」という点が劇中できちんと示されているだけに、説得力があると感じました。 先にも書いたようにこの作品には「独自の魅力」と「ありきたり・安易な部分」が混在していると思いますし、僕自身、今後この作品を見返したときに、もしかしたら評価を下げることもあるかもしれません。しかしそういう「ありきたりな部分」の存在にもかかわらず、それ以外の「魅力」といったものがより大きな比重を占めていると僕は感じますし、また映画館の大画面でこの作品の迫力を感じることができた満足感が現時点では加わっていますので、 この点数ということにしたいと思います。[映画館(吹替)] 9点(2010-10-24 20:35:23)《改行有》

2.  アイズ ワイド シャット 《ネタバレ》 僕はこの映画は個人的に気に入っていて、この前も見返したのですが、どうもその時はネタの内容がわかっている点が少々退屈でした(例えばトム・クルーズを尾行する黒ずくめの男も、あとでちゃんとした説明がなされています。このような点は、ネタを知っている人がこの作品を再見する際にはちょっと退屈してしまうのではないかと思います)。この作品は過去のキューブリック作品と違ってその様な一回限りのネタが多く、他の作品と比べてやや繰り返しての鑑賞にはしんどいかなという感じがしますが、それでも、彼独特の美しい映像表現(この作品に関しては、妖艶な「きらびやかさ」が特に目立っている気がします)や、何より人間の欲望に意欲的に取り組んだ点(僕自身は、キューブリックがこの作品で出した結論は以外に倫理的だと感じています)など、遺作と呼ぶに相応しいという感想は今も変っていません。8点(2002-03-22 00:57:41)

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