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プロフィール |
コメント数 |
604 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/ |
自己紹介 |
2004年から映画専門サイトをたちあげました。 ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。 リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ ザフューチャーなどのアンブリンもの。 十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・ 自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ 思いも変わると思います。その中で、共感できる人が 多ければ売れるのでしょうね。 たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・> と、マニアックな映画にも手をつけますが、 できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、 子供時代に帰ってるみたいです・・ それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・
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1. アラビアのロレンス 完全版
《ネタバレ》
実際政治とはそんな簡単なものではなく、この時代の歴史背景も難解で、
特に2巻目はほとんどそのことで冒険的な面白さはありません。
正直たいくつだと感じていたあの長い長い砂漠の出会いや、
旅の場面が2巻目になると恋しくなるのに気づいた。
それはロレンスがイギリスに戻ると飼い猫のような変わりようで、
また砂漠にもどりたくないと言いつつ、
戻るのはアラブと決まっている。
主役の気持ちがなんだかわかるという、
最初の長いショットが忘れかけたころに生かされる映像の力。
1巻目にはこれでもかと大げさな音楽が雄大に流れる。
それがもっと戦いが大きくなった2巻目では、音楽はないに等しい。
もしかしてこれが現実なんだと知らされているような・・
誰しも自分の欲望はあるし志もある。国のため名誉のため自分のため。
一番自分に正直だったのは盗賊の頭だったのかもしれない。
政治の現実に嫌気がさし去っていくロレンスを、
最初に出逢ったアリが止めるがそれを諭した盗賊のアウダは、
こうなることも本能で知っていたのかもしれない。
アラブ人になろうとしてなれなかったイギリス人は、
どうみても滑稽だが笑えない苦悩がそこにはある。
助けた仲間を処刑し助けそこねた仲間を思い非情になっていく。
だが戦地から離れまたイギリスに帰れば称号はあれど雇われ兵だ。
アラブを独立させる神にもなれず、大英帝国の駒にされただけなのか。
ぶつ切りになったような終わり方も妙な余韻を残し、
さらにバイクとすれ違う幕切れはオープニングと繋がっているようで、
この主人公のその後にリンクさせているようで不気味な後味です。
気になって仕方なくなり、DVDを購入することにしました。
こういうタイムスリップ的な感覚の映画は気になるのです。
回想から繋げる手法が特にうまいですよね。
主役のピーター・オトゥールは昨年度のアカデミー賞の名誉賞を辞退、
最終的には周りの説得もあり授与されました。
[DVD(字幕)] 10点(2005-05-07 08:22:19)《改行有》
2. アラビアのロレンス
《ネタバレ》 スピルバーグ監督が監督を志すきっかけとなった作品であり、
新作映画に取り掛かる前に必ず見るという、「素晴らしき哉!人生」と、
本作「アラビアのロレンス」こちらがまだ未見でした。
まず主人公がバイク事故で亡くなること、
葬儀の席で話をする恐らくその後出てくる予定の過去の知人たち。
こんな始まりから一気に回想は第一次大戦中のアラブへ・・
自分の足元に字幕が出てしかも目線はほとんど下。
すごい映像の作りですね。真っ白、何もない砂漠・・
まるで「スターウォーズ」「インディジョーンズ3」のようだ・・と、
一人のイギリス人兵がアラブの独立に燃える、
正義の冒険物語を楽しみにしました。ところが・・
実際政治とはそんな簡単なものではなく、この時代の歴史背景も難解で、
特に2巻目はほとんどそのことで冒険的な面白さはありません。
正直たいくつだと感じていたあの長い長い砂漠の出会いや、
旅の場面が2巻目になると恋しくなるのに気づいた。
それはロレンスがイギリスに戻ると飼い猫のような変わりようで、
また砂漠にもどりたくないと言いつつ、
戻るのはアラブと決まっている。
主役の気持ちがなんだかわかるという、
最初の長いショットが忘れかけたころに生かされる映像の力。
1巻目にはこれでもかと大げさな音楽が雄大に流れる。
それがもっと戦いが大きくなった2巻目では、音楽はないに等しい。
もしかしてこれが現実なんだと知らされているような・・
誰しも自分の欲望はあるし志もある。国のため名誉のため自分のため。
一番自分に正直だったのは盗賊の頭だったのかもしれない。
政治の現実に嫌気がさし去っていくロレンスを、
最初に出逢ったアリが止めるがそれを諭した盗賊のアウダは、
こうなることも本能で知っていたのかもしれない。
アラブ人になろうとしてなれなかったイギリス人は、
どうみても滑稽だが笑えない苦悩がそこにはある。
助けた仲間を処刑し助けそこねた仲間を思い非情になっていく。
だが戦地から離れまたイギリスに帰れば称号はあれど雇われ兵だ。
アラブを独立させる神にもなれず、大英帝国の駒にされただけなのか。
ぶつ切りになったような終わり方も妙な余韻を残し、
さらにバイクとすれ違う幕切れはオープニングと繋がっているようで、
この主人公のその後にリンクさせているようで不気味な後味です。
[ビデオ(字幕)] 10点(2005-03-03 09:10:27)(良:1票) 《改行有》
3. アポロ13
DVDを持っていたので久々にまた見直しました。
忘れている・・・
そうか、これってサスペンスのようだけど、実話なんだって。
トム・ハンクスがまた若い!今かなり太ってるんですね。
というかもしかしたら宇宙飛行士役だったから痩せてたのかもね。
ひとつひっかかるのは、風疹って誰がかかってたのか解明されたかな?
もし船内にいるあの人だったならみんな感染してたり・・
ただの誤診なんだろうか??そのことばかり気になって。
あとはまあ、映画自体が長いのと画面があまり切り替わらず、
たいくつなところがあった。
ほとんどが船内と管制塔だから・・
大画面で見たので宇宙の景色が迫力あったのと、
ドッキング画面とかトラブル画面とか面白かった。
船内の寒さや緊迫した空気は伝わりましたが、
もっと多くの宇宙や飛んでいる映像が欲しかった。
みんなで助かる方法を考えるというのは、
生還への計画に距離はないんだと思いました。
マスコミも失敗したら即ニュースという、
人間の命を商売にするあたり現実が見えます。
特に居残り組となった、ゲイリー・シニーズが好きな演技をするので、
もっと出してほしかったなぁ・・
彼はトム・ハンクスとよく絡んでるんですよね。
グリーン・マイル、フォレストガンプ・・
いつも出番で負けてる。でもやっぱり脇役が光る俳優です6点(2005-03-01 05:42:03)《改行有》
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