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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  キック・アス 《ネタバレ》 素直に面白いと思える映画。 他のヒーローモノの世界とも異なり、もちろん現実的な世界とも異なるが、“現実”をベースにした独特な世界観が非常にユニークと感じられる。 あまり見たことのないタイプの作品だけに、評価をしたいところ。 世界観だけではなくて、ストーリーに関しても観客を裏切るような展開が多く、飽きることが全くない。 ゲイネタを盛り込んだり、他のヒーローモノのパロディネタを盛り込んだり、いきなり大量虐殺が始まったり、主人公がとんでもないところから登場したり、バズーカの使いどころといったように、自由自在さが観客を驚かせる。 さらにオタク系の恋愛モノや親子愛モノなども盛り込まれており、“現実感”を取り込み続けることで、映画が非常に豊かな仕上りとなっている。 瀕死のビッグダディがヒットガールに対して、指示を送り続けるシーンには親子の長年の訓練による“絆”のようなものも感じられる良いシーン。 「悪者はただぶっ殺せばよいのか」「女児童による殺人は許されるのか」という問題もあるが、リアリティや倫理性を重視している作品ではなくて、正義感やエンターテイメント性を重視しているのであり、それほど問題はない(現実感がある作品にリアリティがないというのも面白い)。 主人公のガールフレンドがきちんと悲しんでいたので、この点に関しても一応はフォローされている。 ビッグダディの友達の警官もフォロー役として機能している。 最後にキックアスとヒットガールが本名を交し合っており、ヒーロー(殺し屋)ではなくて、生身の人間であるという確認する行為を行うことでこれらの問題に対する提起もなされているように思えた。 また、声高々に「ヒーローとは何か」「正義とは何か」といったテーマを叫ぶようなことはしていない点に好感がもてる。 そのようなことをしなくても、他のヒーローモノとは異なり、生身の人間だからこそ、心に訴えてくるようなものがあったように思える。 ヒーローを見て「カッコいい」と思うようなことはあっても、ヒーローと同じことをしようとは思わないが、キックアスを見ると「自分は何をすべきなのだろうか」と思うようなことはある。 日本は幸いなことに暴力や強奪が横行しているわけではないが、少なくとも傍観者ではいられないのではないだろうか。[映画館(字幕)] 8点(2011-01-07 00:55:25)(良:2票) 《改行有》

2.  銀河ヒッチハイク・ガイド(2005) 《ネタバレ》 巷では評判がよい本作ですが、有名らしい伝説のカルト小説の存在すら知らない自分にはちょっと向かない映画でした。一言でいえば、つまらなくはないけど、面白さを感じない。微妙にツボがずれている気がする(自分は宇宙船レッドドワーフ号の笑いは理解しているつもり)。 他の観客もそれほど大笑いしているという感じでもない。もっとも、本作は大笑いするというよりもクスッとくる映画ではあるが。 この映画のツボがたまたま自分に合わないのか、それとも他の多くの日本人にも合うのかどうか知りたいので、レビューが増えることを期待するけど、東京では六本木でしかやっていないのが問題。個人的には、よほどの原作マニアでない限り、六本木まで足を運ぶ必要はないのではないかという気がする。DVDを待っても良いのではないかと思える映画。 【以下ネタばれ含み】 原作を知らないのに語るのには抵抗があるが、なぜハマれなかったのか理由を考えてみたい。 ①「意外と真面目な映画に仕上がっていないか」 ユルイ笑いとナンセンスさが中心になっているかと思いきや、やや哲学的な内容を含み、どうでもいいはずのストーリーなのに真面目くさいのが肌に合わない。 「42」に対する質問や展開もユルくてもよいはずであり、白ネズミの存在や、地球再建なども明確的に描いて欲しかった。 ドアの音、ゼイフォードとフォードが飲む酒、無限不可能性ドライブ後の副作用などにはセンスや興味を惹いたが、やはり笑いと真面目さのバランス感覚が悪い。タオルとかイルカも使い道があったのではないか。肝心のガイドが大切なときに役に立たないというオチでもよい。 ②「せっかくのキャラクターが活きていない」 ゼイフォードを演じたロックウェルや、ハーマを演じたマルコビッチはそれなりの存在感を示したが、アーサー、フォード、トリシアが揃ってイマイチ。もうちょい個性的なキャラになり得たはず。いい味を出しているがマービンももっと笑いが取れるはずだ(緊迫感のある場で場違いな発言をしたり、皆から全く無視されるなど)。 アーサーはもっとマヌケ、悲観的役。フォードは逆に如何なる場面でも「don't panic」で究極の楽観的。トリシアはもっと不思議系でよかったのではないか。 ③この映画をみて「どこかに旅行にでも行きたいな」と思ったりもしたが、そういうテーマに対して上手くストーリーをまとめていない気がした。[映画館(字幕)] 5点(2005-09-11 19:35:18)《改行有》

3.  キングダム・オブ・ヘブン 《ネタバレ》 第一印象としては非常に勿体無い作品だなと思う。本来ならば、グラディエーター並に素晴らしい傑作になり得たのではないか。映像はリドリースコットだけあって文句の付けようがない素晴らしさ。そして描かれた舞台やその背景にも興味が引かれ、また深いテーマも描けそうである。さらに登場人物も各々それなりの思想を持ち、クセのある人達である。 それがあまり心に響かない凡作となってしまったのには、あまりにも時間が短すぎるのではないかと思う。2時間30分程度ならば、確かにグラディエーターと同様ではあるが、個人的には2部もしくは3部に分けて描いても納まるかどうか分からないほど描くべきことが多かったように思われる。 それがあまりにも、かっ飛ばして描かれていくので少しおかしな話になる。バリアンに惹かれないのも、主人公の心情を描くだけの時間を割いていないからだと思われる。 とは言っても、個人的にはバリアンはただの「ラッキーマン」としか思えなかった。 いきなり父の前に現れたと思ったら、皆を戦いに巻き込み、一人だけ無傷にいる。 いきなり船が転覆したと思ったら、何故か一人(他に馬)だけ無傷で助かる。 いきなり因縁つけられたと思ったら、父に数分教えられただけの技で、腕の立つ剣使いを倒してしまう。 何を考えてよく分からないが、いきなり数十人で百倍以上の敵に立ち向かっていき「さすがにこいつのラッキーもここまでだろう」と観ていたら、切り刻まれたのに、あの結果…。 最後には何故か一人木陰でたたずむところを数名の刺客に襲われても素手(石)で倒してしまうというストーリーには、はしょっているためかメチャクチャな展開が目立ってしまった。 また、父に託された「キングダムヘブン」の使命を全く理解していないところがバリアンに惹かれない部分であろう。 「(ギーを殺して、シビラと結婚するのは)私の良心が傷みます。私の魂は私のもの。」と言って、シビラとやっちまった揚句に拒否して、戦禍を拡大させる要因を作ったのには、誰も共感しないところだろう。 シビラとの結婚こそ、「キングダムオブヘブン」への道だと何故気付かん。 エルサレムに魂を引かれた人々を救ってやれよと思う。 最後に、エンドクレジット後に、ハンセン氏病に対する理解が示されていたのは好感的だ。観ている間に、この訳を使っていいのか、ちょっと引っかかっていたがやむを得ないところだろう。[映画館(字幕)] 6点(2005-05-15 02:11:45)《改行有》

4.  ギャング・オブ・ニューヨーク あまり自分は好きではないスコセッシ作品の中で意外と好きな作品。 どう感じていいか難しいラスト以外は面白いと思うし、モノ凄い情熱を込めた映画だと感じる。ビルとアムステルダムの関係が様々な想いが重なり面白いと感じる。 アムステルダムにとって、ビルは父の仇であるのと同時に、父の理解者であり、尊敬や畏敬の念を抱くに値する男である。ビルの下で働くのを楽しんでいるかのようであった。ビルの暗殺を食い止めたのは、自分の手で殺したかったのではなく、やはり尊敬から自然とああいう行動に出てしまったのだろう。 一方、ビルにとって、アムステルダムはある意味「息子」のような存在だったのではないかと思う。ビルは息子を望んでいたし、知恵も勇気もあるアムステルダムのことを買っていたのは間違い無い。 アムステルダムによるビル暗殺が失敗に終わってもアムステルダムのことを殺さずに焼印を押しただけにとどめたのも納得ができる。 以前、ビルはヴァロン神父に殺されそうになった時に、恐怖で目をそむけたことがあり、「恥を背負って生きろ」とヴァロンに殺されなかったエピソードが思い出される。それによりビルは目をくり貫いて一回り成長してヴァロンを殺すことができた。自分がされたことを全く同様のことをしたのである。ここでもビルのヴァロンに対する尊敬の気持ちが感じられる。 これにより、アムステルダムは一層、一皮剥けたと思う。父と同様に信念を持ち、同胞をまとめあげるリーダーシップを得れたような気がする。始めてビルと対等の立場にたつことができたのではないか。 恋愛を交えるのは別に悪いとは思わないが、もう少しちゃんとジョニーとの友情なり、ジェニーに対する想いをきっちりと描いておけば効果的なものとなったであろう。ダンスシーンだけで充分とは思えない。 ジェニーは突然ではないがカルフォルニアに行きたいとかトンチンカンなことを言い出すのが不明だ。アムステルダムを止めたいのか何なのか、ボコられて戻ってくるのも中途半端だ。 ラストは軍隊という大きなチカラについて自分なりに感じたものはあったが、スコセッシはどのような意味を込めたんだろうか。[DVD(字幕)] 7点(2005-04-10 02:25:34)(良:1票) 《改行有》

5.  キング・アーサー(2004) 《ネタバレ》 テーマが「自由」のための戦いなら、「ブレイブハート」の足元にも及ばないけど、戦いの虚しさを根底にして何のために戦うかをテーマに、それぞれ自由のため、仲間のため、その地で暮らすために戦う姿を描いている。 あれほど欲しがった自由を得た後でも、仲間のためにその自由を捨てて戦う姿は良く出来ているが、ただ、何て言うか全編を通して悲壮感が漂いすぎている感じがする、「オレの子だよな?」とかいう会話も確かにあったけど遊びがないというか余裕がないんだよね。思いっきり真面目な作りでガチなんだよ。とてもブラッカイマープロデュースとは思えん。 作りにも問題がある、最後に誰かが死ぬけど、その部分で感動を誘いたいなら、そいつをもっとクローズアップすべきで、人物描写がまるでなってない。 「ティアーズオブザサン」でもそうだったように主人公、脇役、悪役も含め人物を描くこと、キャラクターに深みをつけることが必要だったと思われる。5点(2004-07-18 01:49:55)《改行有》

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