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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. インセプション 《ネタバレ》 夢の中で情報を盗むというアイデアは面白かった。 時間の流れるスピードが違ったり、起きる方法とか、いろいろとルールがあって、設定はちゃんとしてる。 夢だからなんでもありというわけではなく、夢だと悟られないようにリアリティを持たせないといけないというのも良かった。 でも、終盤はちょっとくどくて、映像の派手さと反比例するようにつまらなくなったように感じる。 銃撃戦とかやってしまうとよくあるアクション映画と変わらなくなってしまう。[インターネット(吹替)] 6点(2021-10-30 07:12:19)《改行有》 2. イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 これは人類が知っておくべき歴史的な事実の映像化という意味では意義のある作品だと思う。 1つの戦争に影響を与えただけでなく、その後の人類に大いなる貢献をした英雄が、これほどまでに不遇な人生を送らざるを得なかったとは知りませんでした。 そういう時代だったとは言え、悲し過ぎますね。 というわけで、戦争における正義とか、人それぞれの愛の形とか、奥深いテーマをいろいろと内包した重厚感のある作品ではありますけど、そんなの関係ねぇ!ってくらいの勢いで、エニグマ解読ゲームが面白過ぎます。 最終的には解読しちゃうんでしょ?とか思いながらも、余りにも無理ゲー過ぎて、エニグマに勝てる気がしませんでした。 どうやって解読するんだろう???って興味を煽りつつ、どうせ僕ら常人には理解できないような天才的な方法なんだろうなぁって思ってたら、意外な方向性の閃きで突破してしまうというシナリオが上手いね。 この展開を考え付いた脚本家は天才だわ。 愛ゆえに戦争に負けたとか、ちょっと羨ましい敗戦理由じゃありませんか。 どこからどこまでが史実で、どこからが脚色なのかよくわからないけど、この作品は賞賛に値する名作だと思います。[DVD(吹替)] 9点(2015-12-22 14:14:18)《改行有》 3. インターステラー 何の予備知識もないままに見始めたので、この世界の設定を把握するのに時間が掛かったけど、ある程度理解したら急に面白くなった。 こういった数々の伏線が綺麗に回収されていく作品は大好物です。 登場人物が嘘吐きだらけで、誰を信じたらいいのかよくわからなくなるけど、最後の正直レベル90%で泣きそうになった。 でも、そこがクライマックスじゃなくて、まだまだ延長戦があるというのが凄い。 流石にちょっと疲れたけど、再会シーンでは感涙しました。 それと、もう一方の再会シーンは描かないという構成も良いね。 後味の良い余韻に浸れる作品でした。 あと、ロボットの設定が非常に興味深い。 最初は余りにもデザインが斬新過ぎて妙に怖かったんだけど、人間らしい思考や献身的な行動を見てるうちに愛着すら湧いてくる。 人間は外見じゃなくて中身が大切とよく言うけど、ロボットも外見より中身が大切だなって納得しました。[DVD(吹替)] 8点(2015-09-14 12:58:56)《改行有》 4. イリュージョニスト(2010) 《ネタバレ》 アニメで手品をやるという発想が斬新過ぎる。 何の驚きも不思議さも感じないんだけど、田舎娘にとってはそれが魔法に見えるというギャップが哀愁を漂わせる。 映像も味わい深くて、眺めてるだけでしみじみさせられるし、うさぎとか腹話術の人形の使い方も上手くて、涙腺が何度も決壊しそうになった。 コメディタッチの演出が随所に散りばめられているけど、喜劇ではない。 かと言って、悲劇というわけでもなさそうな何とも言えない後味が残ります。 終焉に向かいつつある手品師の人生と娘の人生の始まりが交差する瞬間を切り取った絵画のような作品でした。 [DVD(字幕)] 8点(2015-01-07 13:51:58)《改行有》 5. いつか晴れた日に 紳士の国のメロドラマ。 登場人物たちが個性豊かで、人間関係のしがらみなどもあって非常に面白かった。 当時の風習だとか、考え方のようなものもよく表現されていて興味深い。 基本的にはいい人ばかりではあるけど、それぞれの事情や立場なんかもあって、なかなか物事が良い方向には進まない。 でも、そういうもやもやした感じもこの作品の魅力のような気がする。 ラストの晴れ晴れとしたハッピーエンドも心地好かった。 役者の良さや風景の美しさも手伝って、名作と呼べる作品に仕上がっていると思う。[DVD(吹替)] 8点(2008-01-25 12:18:29)《改行有》
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