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1. いつも心に太陽を
《ネタバレ》 劣等生クラスを熱血先生が生徒との葛藤を通して更正させるという古典的なストーリーなのですが、やっぱりLuluの歌をバックにしたラストシーンでは胸が熱くなりました。暴力教室では劣等生の親分役をやっていたポワチエが、月日がたって今度は教師側をやることになるのはめぐり合わせなのでしょうか。8点(2003-11-25 17:17:03)(良:1票)
2. イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
《ネタバレ》 アラン・チューリングの情報は別のドキュメンタリー
番組で概要は知ってはいましたが、改めて映画で血の通った物語として
鑑賞して非常に感銘を受けました。
物語の展開に無理がなく、過剰な演出もなく孤独な天才の活躍と苦悩が
うまく描かれていたと思います。後味も悪いものではありませんでした。
ホームズ先生がこんなに名優だとは知りませんでした。
それにしても戦争というものは、悪と善、敵と味方、黒と白と単純に分
けることのできない複雑で残酷なものですね。
チューリングが夢想したAI技術が花開こうとしている昨今の状況を彼が
見たらどう思うのでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-04-04 15:50:38)《改行有》
3. インセプション
《ネタバレ》 マトリクスに比べると、こちらの方がなんとかストーリーについて行くことができました。本番の記憶の埋め込みに至るまでの前半のやり取りがちょっと間延びしていて正直見るのをやめようかと思いましたが、後半は一気に引き込まれて面白かったです。ただどうも何かがピンとこない違和感を最後まで感じていたのですが、それはサイトーの存在感ではないでしょうか。コブの情報を電話一本で全て消去して、全てが無かったことにしてしまう、超大物にはどうしても見えませんでした。おそらくこの映画が90年代初め頃の、ライジングサンと同じ頃に作られていたら、違和感もなかったでしょうけど、以来、日本はGNPで中国に抜かれ円高や高齢化で国力は低下の一途をたどっています。時代は変わってしまったものです。[地上波(吹替)] 6点(2012-06-19 20:19:19)
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