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1. ザ・バンク -堕ちた巨像-
《ネタバレ》 この手の外国映画で関心するのは、地名も国名も全て実名
が使われ、企業名も少しもじった程度なのでリアリティが感じられることです。
日本の映画もドラマもなぜそうならないのか、法的なルールがあるのでしょうか。
それはさておき、内容については怪しげな意味深な人物が次々に現れてサスペン
スが盛り上がり期待が膨らむのですが、その割には何となく尻すぼみで拍子抜け
な終わり方。黒幕の頭取も当初は冷酷無比な悪役ぶりなのですが、ラストはイス
タンブールの街を一人でよたよた逃げ回るのはなんともいただけません。
美術館の銃撃戦も相変わらずの過剰演出。入場者はさっさと逃げろよと言いたい
し、一体何人の殺し屋が投入されたのやら。刑事もコンサルタントも殺されて
それだけでもNY市警にとっては大事件だと思うのですが。[地上波(吹替)] 6点(2022-02-07 14:01:59)《改行有》
2. ザ・インタープリター
《ネタバレ》 みなさん意外と厳しい批評ですが、私は米国との往復の飛行機の中で見た8本の中ではこれが一番印象に残りました。アフリカの黒人国(差別ではありませんが)であんな美しい白人女性が育つものだろうか、という違和感はありますが、これまであまりアフリカを題材にした映画がなかったところも新鮮に感じた理由かもしれません。プロットが凝っていて、この手の映画にありがちな途中で先行きが分かってしまうようなこともなく、終盤まで展開が読めず最後まで飽きませんでした(内容が複雑過ぎて、終わった後も、「果たして最後の彼女の暗殺未遂は、最初から仕組まれたものなのか」、「彼女は陰謀に絡んでいたのか、巻きこまれただけなのか」、「一体どこまでが大統領側の陰謀なのか」など不明な点が多々残りましたけど)。[ビデオ(吹替)] 6点(2006-05-19 15:40:18)
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